骨密度

骨密度を測ってもらいました。治療が必要だと言われました。今度脚でも骨折すると寝たきりになる恐れがあるそうです。確かに身長が若いときより１センチ縮んでいたのでショックでしたが。牛乳を飲むように言われても聞き流していたのですが、真剣に考えなくてはと思いました。
２週間ぶりに、ギプスを代え、手も洗ってもらいましたが、気持ちがよかったこと！指が動くようになったし、後２週間の辛抱です。
みんなにお世話になっています。人はとても一人では生きていかれないと思いました。

「さいはての島へ」

ゲド戦記3「さいはての島へ」を読みました。大賢人ゲドと１７歳の王子アレンが黄泉の国まで苦しい旅をして行き、「クモ」によってあけられていた、この世とあの世の扉をゲドが何とか閉ざすが、そのためにゲドは持っていた魔法の力をすべて使い果たしてしまうのです。魔法使いではなくなってしまいます。アレンはゲドを手伝いますが、竜も助けてくれます。
１０年ほど前に読んだことがあったのに、今回ほどは感動しませんでした。年をとったからでしょうか。
「ゲドの目でもって世界を見れば、もの言わぬ荒涼とした土地にも、息づく生命の輝きはいたるところに見える」・・・なんとすばらしい言葉でしょう。

母のその後２

母が退院してもう２ヶ月半を過ぎました。いつもおかゆなのに、すっかり元気になったようです。
先日久しぶりに行ったところ、おはぎとコロッケを作って持たせてくれました。
今年の夏には、もう作れないと言っていたのです！母の作ってくれるものは、何でもおいしいのです。これで自信がついたのか、今度は餅をつこうと言っています。
私たちは、仕事があって手伝いに行けないので大丈夫かなと少し心配しています。
そもそも母が餅を食べれるかどうかまだわからないのですが。

財布が・・・

昨日、Ｍクリニックへ行って診察券を出そうとしたところ、財布がありません。Ｋ歯科ではあったのにと思って、急いで歩いて取りに行きました。途中、ないかもしれないとはいちども思いませんでした。確かに、Ｋ歯科で、受付のかたが『靴箱の上に置いてありました』と言って財布を渡してくださったときのうれしかったこと！我が家に電話をしてくださったそうです。あいにく誰もでなかったそうですが。その後、Ｍクリニックへ行ったら、「おかえりなさい」と言ってくれました！

1週間経ちました。

１週間経ちました。まだタオルは絞れないし、紐も結べないし、野菜の皮もむけませんが、左手で字は書けるし、掃除もできる、洗濯物も干せる、お皿やなべだって工夫次第で洗えることに気づきました。今まで全部してもらっていて、おかげでなべなどピカピカになっていたのですが。いつまでも甘えてはいられません。できないことを数えるより、できることを数えるほうが楽しいですね。

思いがけない出来事

思いがけないことが起こりました。
朝、出かける前にごみを出しに行ったりしてバタバタしていたとき、玄関前ですべって転び、思わず手を突いてしまいました。
それから手首が痛むので、お休みにして、お医者へいきました。
すると、骨折していて治るまでは４週間かかると言われました。あいにく右手なので、字が書けず、包丁ももてません。お皿も洗えません。本当に困ります。
年末の忙しいときにみんなに迷惑をかけることになってしまいました。主人も娘も忙しいのに家事をしてくれ、感謝しています。
パソコンのキーは片手でも打てるので助かります。字は左手ではなかなかうまく書けないのに。

大根島の牡丹

大根島から女の人が大きなかごを背負って牡丹を売りに来ました。
今年の春、お隣のボタンがきれいだったので、我が家でもほしいなと思っていたところでした。
その牡丹は、今は棒だけのように見えますが、よく見ると花芽がついているし元気そうでした。結局、「花王」という赤と、「八千代椿」といううすいピンク、「新鏡」といううす紫の３本を５千円で買いました。ちょっと高かったかなと思いましたが、その女の人は大根島からわざわざ来たのだし、ずっと歩いているそうだしで、奮発しました。来年も来てくれるように頼みました。
今年一年がんばった自分への褒美を、いろいろ考えていましたが、私は牡丹に決めました。

さすがプロ！

先日、ＣＤの入れ方が悪かったのかどこかにひっかかって出てこず、カリカリからまわりばかりしていました。小さな穴に針金を突っ込んでも、誰がどうやってもだめなので、とうとうデオデオに持って行きました。すると、修理係の人は、針金のようなものを手にして、５秒から１０秒ぐらいでぱっとあけてくれました。まるで手品のような見事さで、思わず拍手をしたくなりました。道具を見せてもらいましたが、少し太くて一部が曲がった針金のようなものでした。さすがプロです！
これからは用心してＣＤや、ＤＶＤを取り扱おうと思いました。

あさきゆめみし

今、「あさきゆめみし」という源氏物語を漫画にしたものを読んでいます。今まで図書館で漫画は見たことがありませんでしたが、これは別格で、国語の先生が是非若い人々に読んでほしくて、図書館に入れたそうです。
与謝野晶子訳や谷崎訳、橋本訳、円地訳、瀬戸内訳があるのだから、大和和紀（漫画の著者）訳の源氏があってもいいと思います。
光源氏は当時の美男子だから今風の美形に描いても無理はありません。納得です。
彼をめぐる女性を見事に描き分けているのがすごいところです。それぞれの個性が絵に表れているし、それなりに年を取っていくのも表現しているので、脱帽です。
きれいな日本語をみんな話すので、なかなか読み進めず、時間がかかっています。
７巻まであるのに、まだ２巻の途中です。