庭のバラが咲き始めました
写真のバラはイングリッシュローズという品種の
「アブラハム・ダービー」です
・・・誰?
きっと本国イギリスでは有名な方なのかもしれませんね
バラの名前は人物の名前が付いている事が多く
特にイングリッシュローズはイギリスの人物の名前がついています
そうそう「モニカ」というバラもあるのですよ
イングリッシュローズではなくHTという品種ですが
オレンジ色の背の高いバラです
バラが好きなのでバラの話をするときりがないのでこの辺で・・・
本題の句会のご報告を
今月からは正式の句会方式になり席題がなくなりました
そして主宰も私達と同じように3句出句される事に・・・!
わたくし
主宰の3句、全てをいただいていました
嬉しいやら悔しい!やら・・・
しかもその内の1句を特選に選んでおりました
嬉しいやら悔しい!やら・・・
花残り人残り雨残りけり 聰
(「残り」のリフレインが心地よく、ここでは効いていると思いました。
桜も終わりの頃、雨も小降りになってきて、花見の人達もちらほら。
そんな情景が浮かびました。少し肌寒いかも。
なんともいえない情緒を感じました。
「雨」を最後にもってきたところが上手いな~と思います)
※( )内は、私の講評(笑)
では主宰の特選句をご紹介します
懸崖に水のひとずじほととぎす 正隆
(「きりいしに光のひとすじほととぎす」と添削。「ほととぎす」がいい)
チャイコフスキー軽鳬の親子が光る湖 直子
(「光る湖」を「光いて」と添削)
春灯おかあちゃんと呼んでいる 敦子
(「おかあちゃーん」と添削)
※( )内は主宰の講評
主宰の言葉より
・俳句は引き算。大事なことだけを残す
・俳句はだまっていれば自分のこと
・俳句はムードではない。「春愁」「秋思」は実態のないムード季語 ← (主宰はお嫌いみたい)
・「薫風」は昼。夜吹く風は薫風とは言わない
今回は時間がたっぷりとあったので
質疑応答タイムができました
そこで「作句のきっかけは?」という質問がありました
「俳句歴が長ければ長い程、引き出しにだくさん蓄積がある
映画・音楽・絵画・書物など、俳句意外にもこれまでに触れた事がたまっている
触角を張り巡らせながらも
句のきっかけは自分が求めないと」
と、いう事でした(多分)
私が俳句をはじめたばかりの頃
どうにもこうにも作り方すらわからず
大先輩の森村文子さんにある日
「どうやって俳句を作ったらいいの?俳句はフィクション?ノンフィクション?」
と伺った時に
「俳句のタネをみつけたら一度それを引き出しにしまうのよ
そしてそれをコラージュするのよ」
と、教えてもらいました
目から鱗が落ちた瞬間です
俳句は総合文芸だと主宰に聞いた気もします・・・(あやふや)
日々の生活の中で得た琴線に触れるようなこと
泣くほど感動した映画とか
うっとりした景色とか
色彩が強烈だった絵画とか
踊りたくなるような音楽だとか・・・
それらはみんな俳句のタネになるのもしれません
そっと心の引き出しにしまっておきましょう
いつか詩として昇華する時が来るかもしれませんね
毎回、皆さんの句をこのブロブに掲載するときに苦労するが漢字の変換
俳句で使う漢字ってなんでこんなに難しいの~~~
今回も泣きそうになりました
「軽鳬」なんて簡単に出てこないもの~
「懸崖」もこれで合っているのかしら~
私の知らない漢字ばかり・・・
ふ~
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