Kyon Days

日常の出来事をweb上にメモしていきます☆

【覚え書き】帝王切開のしんどさを乗り切るために、しておくこと

2019-05-19 10:23:31 | Weblog
今回の帝王切開を踏まえ、色々と個人的なメモ。

***

・ハジーストロー(ペットボトルストロー)は、手術前からセッティングしておく。

・手術が終わった日の夜用に、500mlペットボトルを2本ほどストックしておく&ベッドに寝た状態でも手の届くところに置いておく。

・スマホで動画を見られるように、ポケットWIFIは必須。夜中に電源がきれないよう充電もセッティングしてもらう。

・夜中、赤ちゃんの写真を見ると癒されるので、夫氏に撮ってもらった写真はすぐに送ってもらうべし。

・翌日も、フットマッサージャーや尿道カテーテルが取れるまではベッドからほぼ動けないので、翌日の昼食で使うお箸とかもすぐに手が届く場所に置いておく。

・熱が出たときのために冷えピタを取り出せる位置に置いておく。(今回はあまり熱が上がらなかったから使わなかった)

・授乳中は下を向くことが多くて、髪の毛が落ちてくると赤ちゃんの顔がよく見えないので、髪型は結べる長さの方が楽。(今回は、お風呂あがってから乾かしやすいようにと、短めのボブにしてみたけど、結構邪魔…。)

・産後、母乳を開通させるためには赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれるのがベストなのだけれど、吸えなければ搾乳機で刺激するのでも大丈夫らしい。今回は、手術後4日目に電動の搾乳機を借りて刺激したところ、翌日胸がパンパンになってた。

・私の場合、授乳はカネソンの乳頭保護器を使うと楽に母乳を飲ませることができたから、次回も持参すべし。

・傷の痛みには、俄然、坐薬。ロキソニンは効いてるのか効いてないのかわからない…

・上の子がいるなら、個室希望を出した方がよさそう。大部屋だと、自分の子どもが泣くのが周りに迷惑なんじゃないかと思っちゃうし、傷が痛いのに、他の赤ちゃんの泣き声で起こされて眠りが浅くなっちゃう。

・自分の枕は必須。病院の枕は眠れない…。

・メディキュットも持参する。産後はあまり歩けないし、ベッドに横になることが多いので、むくみがひどくなる。朝晩は冷えることもあるので、靴下も必要。寝るときはバスタオルの上に足を上げて寝る。

・病院のベッドは柔らかすぎて腰が痛くなる(傷が痛くて寝返りも打ちづらいので余計)。バスタオルで少し腰を浮かせるようにして寝ると緩和される。

・帝王切開だと、手術後にパジャマを着替えさせてくれるし、10日間も入院なので、病院のパジャマセットを借りる方が楽。

・母乳パッドはプレミアムがかぶれなくて良いので、買って持っていく(病院の売店にはない)。

***

とりあえず、今のところは以上^^

帝王切開:縦切りか横切りか

2019-05-08 23:14:15 | Weblog
私は予定帝王切開だったので、

お腹をどう切るか選べたのだけれど、

病院で聞いたメリット・デメリットを書いておこうかと思います。

★縦切り★

<メリット>
・赤ちゃんを取り出しやすいので、時間が早く済む。

・お腹を開けてみて、何かトラブル(前回手術時の傷と腸が癒着してるとか)があって、視野を広く取りたい場合に、傷を延長できる。

・将来的に、もし何か内臓の手術をするとなった場合、縦切りの傷痕をもう一回切ることができるので、傷が少なくて済む。

・腹筋は縦に繊維が走ってるので、傷の治りがやや早い。

<デメリット>
・縦に切ってる傷の見た目が、美容的によろしくない。


★横切り★

<メリット>
・傷が下着の中に隠れるので、気にならないし、水着も着られる。

<デメリット>
・赤ちゃんを取り出すのに少し時間がかかる。

・横切りの場合は、胴体の幅がきまっているので、傷を延長できない。手術中に何かトラブルがあれば、視野を取るために縦切りに切り替えることもあり、そうすると傷が十字になる。

・将来的にお腹の手術をすることがあれば、その際は縦切りなので、傷が十字になる。

・筋肉の神経線維を横にぶった切るので、傷周りが麻痺することがある。(傷が治りにくい)


***

要は、横切りには美容的なメリットしかなくて、、

お医者さん的には縦切りの方が嬉しいなあ…体にも優しいんだけどなあ…という感じなのだと思います。


私は、もはや、子宮筋腫の内視鏡手術痕があるし、

水着とかは着ないけど、

自分の身体にある傷をみると、なんだか「自分、可哀そう…」的に思ってしまったりするので

縦に傷があって、着替える度に目にするよりも、

普段は下着に隠れてて、自分でもあまり見えない場所に傷があった方がいいかなあ…

なんて思って横切りにしました。


ただ、確かに傷の周りはブヨブヨ(触っても感覚がありません)してて

妊娠中はなかったのに、気がついたら新たに妊娠線もできちゃってる次第。


最近の手術だと、傷はかなり綺麗に治るらしく(薄い線があるなあ、くらいだそう)

縦でも良かったのかなあ…と思いつつ、

傷の経過を観察していきたいと思います。


ちなみに、傷の手入れは、病院で「アトファイン(Lサイズ)」を勧められて貼ってます。

子宮筋腫の時は、特に勧められるものがなかったから

自己判断で傷パワーパッドを貼ってたんだけど、

痒くて痒くて、それで若干、ケロイド状になっちゃったんじゃないかと思ってるんだよね。


今回のアトファインは、お高いけど、痒みがあまり出ないので助かってます。

綺麗に治りますように。

初めての授乳:「らくちん授乳BOOK」に助けられた話

2019-05-06 23:26:07 | Weblog
いやー、入院中、授乳について助産師の言う事が

人によって色々と違うもんで困った困った。

妊婦の時に、

「助産師も色々な考えの人いるから、適当に流して、自分に合ったスタイルを選べばいいよ」って

教えてもらっておけば混乱しなかっただろうに、

誰も教えてくれなかったなあ…


まあ、助産師さんへの不信感を募らせる出来事は色々とあったんだけれども、

一つは、

出生4日目くらいに、赤ちゃんの体重が、前日より100グラムくらい減ってしまったとき。


それまでは新生児特有の、一時的な体重減少だから大丈夫、とされてたんだけど

さすがにそろそろ増えてくるだろうと思われてた矢先に

ぐっと100gも減ったもんで、

ある助産師さんからは「これはやばいかも、病気じゃないといいんだけどねー」と不安をあおられ

他の助産師さんからは「明日から増えるかもしれないし、大丈夫よ」と慰められ


同時に、「ミルク増やしすぎると母乳飲まなくなるのよねー」とか、

「夜、ママが寝たいならミルク増やせばいいけど、赤ちゃんに吸わせないと母乳でないしねー」とか

「母乳育児をしたいなら、あまりミルクは飲ませちゃダメ」というプレッシャーもあり、、


体重を増やすためにミルクを飲ませた方がいいの?!

母乳で頑張った方が良いの?

ってか、そもそも、うちの子はおちょぼ口すぎて私の乳首を口に含むことができず

吸わせたくても吸わせられないので、もはや、どう母乳を出せばいいんだい…?という感じで


それなのに、助産師は「お口小さくても、練習すればできるようになるよ!」とか、「もっと泣かせても大丈夫だから、練習あるのみよ!」とか根性論的なことを言ってくるし

練習するったって、物理的に、このお口には入らないでしょう…という状況。


そんな中でも、赤ちゃんがおっぱいを吸いやすくなる保護器を貸してくれた助産師さんがいて、

使ってみたら、中々、うちの子の吸引が良かったもんで、「これぞ救世主だ!」と思って、amazonで即買いしたんだよね。


だけど、いくらAmazonプライムでも、届くまでは24時間くらいあるわけで

その間の授乳で「保護器って貸してもらえますか?」とナースステーションに言ってみたら

「え、なんで?病院のはあまり貸せないんだけど。自分の買ってもらわないと」と強めに言われ、

「今、注文はしてて…」とは言ったものの、

渋々貸してくれる様子を見てしまったらもう、

その後の授乳時間には、「貸してください」と言い出す勇気もなく…、

何か言われるのも嫌だから、ちゃちゃっとミルクをあげて、授乳室を後にしてました。


***

なんか、「ぎゃんぎゃん泣かせてもいいから、母乳を直接飲める練習して!」と言われるのも嫌だし、

2~3時間おきにやってくる授乳の時間が、正直しんどくなってきて、



子どもがおっぱいをうまく吸えない場合、ミルクを飲ませちゃっていいものか…?とか、

ミルクをたくさん飲ませたら、母乳を飲まなくなっちゃったりしないのか…?とか

ある程度は母乳で育てようと思ってたけど、このままずっと吸えないままなのか…?とか

胸がパンパンに腫れてきたけど、子どもが飲まなければ乳腺炎になっちゃうんじゃないのか…?とか

私の乳首サイズのせいで、うちの子が母乳を飲めないとなったら、申し訳ない…とか、


あまりに悶々として、夜中、眠れなくなって、、


本来は助産師さんに質問すればよかったんだろうけど、

高圧的な助産師さんに質問するのが嫌で、とりあえず、夜な夜なネットで検索をしてました。



だけど、授乳に関しては個人の経験談ばかりが出てきちゃって

「何が正しいの?」というのがわからず、余計に混乱するという…



ただ、ラッキーなことに、この本にたどり着いて



★新装版 産婦人科医ママと小児科医ママのらくちん授乳BOOK (専門家ママ・パパの本)
宋美玄 森戸やすみ
https://www.amazon.co.jp/dp/4862573649/ref=cm_sw_r_li_dp_U_Hbd0Cb8KT9EZX


ざわついてた心が、ようやく落ち着きました。


授乳で悶々としている人がいたら、絶対にオススメしたい、かなりの良本。


というか、初産の人は、妊娠中にぜひ読んでおくことをオススメしたいし、

むしろ、母親学級で紹介してほしい本。


育児をする上で、やっぱり切っても切れないのが授乳だと思うし、

市とかは、産後うつとかを防ぎたくて、マタニティブルーというものがありますよ!っていう啓蒙活動を頑張ってるみたいだけど、

産後うつを防ぎたいなら、授乳が順調だってことはとても大切だと思うので

母親学級でやっぱり授乳について勉強をするべきだと思うんだよね。


あまり自分の周りにはいないんだけど、友達で初産の妊婦がいたら、買ってあげたい、というくらいの本なので、

ほんと、

ぜひ、読んで。



***

んでね、ネットで検索してたら、

「助産師の言ってることが、人によって違う」というのは、あるあるらしいんだよね。


そして、このブログ記事がかなり参考になった。

★助産院ばおばぶ

「助産師さんみんないうことが違う」

https://blog.babu-babu.org/uncategorized/midwifery-mr-everyones-different/



一番しっくりいったのは、

助産師がみんな、母乳育児に詳しいわけではない、ということ。


これって、確かに保育園でも「保育士がみんな、子どもの発達心理学に詳しいわけではない」ということと同じだなと思ったんだよね。


例えば、何か子どもが困った行動をとったとき、

その子の「心」にとってはどういう対応がいいのか、というのを

理論だてて説明できる保育士さんなんてあまりいなくて


未だに「しつけのためなら体罰だってよし」、と考えてる先生だっていれば、

「暗い部屋に一人にさせて、本人が反省するまで待つのがいい」って考える先生もいる。


きっと、そんな感じで、助産師さん達も、それぞれの「何を優先するのか」が違うんだと思う。


母体の回復を優先する人、

赤ちゃんに吸い方の癖がつかないことを優先する人

赤ちゃんの体重の増え方を優先する人

母乳の出を優先する人



病院としての統一方針はなんとなくはあるんだろうけど、

それぞれの助産師が、なんとなく、持論を展開してるんだろうね。


そう考えてたら、あー、車の教習所とかもそうだなあ…とか思えて

教習所では色々言われたし、先生によって言う事も結構違うけど、

免許さえ取ってしまえば

あとは、「危険なことは絶対にしちゃダメ」というルールのもとで、ある程度、自己流で運転したっていいわけで


授乳トレーニングも、そんな感じで、

とりあえず入院中に助産師さんから言われることは、「ご参考」程度に聞いておこう…と思ったのでした。



現在、出産から約1か月経って、

乳頭保護器を使いつつ、まあまあ、うまいこと授乳できてます。

体重も増えてる感じ。


おっぱいを直接吸えるようになるには、

もうちょっと口が大きくならないと無理そうで、

今、無理やり練習するよりも、あと数週間してからの方が、すんなり移行できそうなんだよね。

なので、

「保護器も良いけど、乳頭混乱(保護器乳首の食感になれちゃって、保護器を使ってじゃないと母乳を飲まなくなる)を起こすかもしれないから、1か月健診までには練習して、直接吸えるようにしないとね」的に言ってきた助産師の言葉は無視して、

当分は保護器を使い続けようと思ってます。


授乳に関して、自分の考えはこれでいいんだ!と思えるようにしてくれた「らくちん授乳BOOK」には、

本当に感謝。