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帝王切開レポ:手術当日&術後の様子(1日目)

2019-04-29 23:30:17 | Weblog
<手術当日>

朝は7時くらいに起こされて、「みんなが朝食食べてる8時からシャワーに入っちゃってくださいね!」とのこと(※私には朝食は出ない)。

帝王切開後は、手術日含めて3日間お風呂に入れないので、サッパリさせて頂きました。


私の手術は、その日の2件目らしく、1件目の手術が終わり次第、

おおよそで15時とか16時スタートになったので

午前中は、NSTやって、浣腸でお腹の中をきれいにして

お昼頃から点滴を入れて、あとは待機。


暇だったもんで、またAmazonプライムで海外ドラマを見ておりました。


15時くらいから手術になった時のことを考えて

実家の母にも義母にも14時半には来てもらって待機してたものの

中々1件目の手術が終わらず、、

「もうすぐ前の手術終わりますので、トイレ行っておいてくださいね」と言われたのが16時半。

この2時間は結構長かったです…。。


そして、16時半に歩いて手術室の前まで行って、

「よし、行ってきます!」と夫氏に言って意気込んで手術室の中まで入ったところ、


円陣を組んで打ち合わせ中だったらしき先生から…

「あーー、来ちゃったよね…、今さ、急患きちゃって、、ちょっと一旦戻って待ってて…」とのお言葉。


せっかく覚悟を決めたのに(さほど緊張はしてなかったけど)、

もう一度ロビーに戻り、、仕切り直しをしました。。


けど、急患の人、手術にはならなかったのか、

「17時から手術できることになりましたー!」

ということで、再度、手術室前までお見送りをしてもらい、ようやく手術台に上ったのでした。


***


手術室は、思いのほか、コンパクトな感じ。

建物は古い、という感は否めないけど、設備は最新なのでしょう。


看護師さんがテキパキと準備してくれて、

ちゃっちゃと物事が進んでいくもんで、あれよあれよという間に麻酔も入り、

痛みも我慢できないほどでもなく、「あれ、こんなもんか」という感じでした。


麻酔科医の先生に「氷で触りますので、感覚あるか、冷たいかどうか教えてください」って言われて

ここで、きちんと麻酔が効いてないのに、私が「冷たくない」とか言っちゃったら、

手術がスタートした時に超絶痛いことになるよな…と思って、

何気に、ここが一番緊張しました。。


けどまあ、麻酔は無事に効いているらしい、ということがわかり

早速手術がスタート。


執刀医の先生が名前とか術式を読んで、手術が始まったんだけど

「あ、ドラマっぽい!」と、完全にミーハー気分でした。


本当はお腹を切ってる場面とかも少し見たくて、

バースプランにも「手術中の自分のお腹が見たい」と書いておいたんですが

「さすがにそれは無理です」と言われ、、

せめて、今なにしてるとこなのか?を細かく教えて欲しい、と伝えておいたら


「今から切ります~」とか

「ズズズって音は、羊水を吸ってる音ですよ」とか、

「これから赤ちゃんを押し出して、取り出しますよ~」とか、


結構色々教えてくれました。


お医者さんの会話も聞いてると面白くて、

「くるくるガーゼちょうだい!」と言ってたり、

かかってる曲を「なんでクリスマス?」って突っ込んでたり

(前日に、なんかかけてほしい曲ありますか?って看護師さんに聞かれたから、「洋楽でボーカル入ってる曲があれば」ってリクエストしてたんだけど、クリスマスソングしかなかったらしい…)

後輩らしき先生が、先輩の先生に「こういうところは、こうやって縫うといいよ」ってアドバイスもらってたりとか、

下半身麻酔、中々面白かったです。


***


赤ちゃんを取り出す感動のシーンは、残念ながらカーテンで見えず…。

声だけ聞こえて「おー、元気に泣いてる泣いてる」という感じでした。


へその緒を切って、30秒くらいで近くに連れてきてくれたので、そこからご対面。


一番はじめの感想としては、

「うわあ、こんなちゃんとした人間がお腹に中にいたんだ!」ということ。


顔もシワがあんまりないし、髪の毛フサフサで、赤子っぽくない、というのが第一印象でした。


そして、お顔が、検診の時に見てたエコー写真(4D)そのまますぎて、思わずにやり…。


最近のエコーって本当にすごいんだな、と感心しました。。



看護師さんに抱っこされて、私の顔の近くにやってきた赤ちゃんとは

とりあえず、よく出てきたねえ!と握手。


そしたら、私の指を一生懸命握ってくれて。

反射なのはわかってるんだけど、その力強さに「元気で産まれてよかった」と一安心。


子宮筋腫の手術も、今回の帝王切開も、

全ては「赤ちゃんが無事に産まれること」が目的だったので、

いやー、ほっとしました。


***


その後、赤ちゃんは一足先に手術室を出ていって

私はお腹を閉じてもらって、ベッドに移動してもらって病室へ戻る。


病室の前で夫が待ち構えててくれたので、

あら、どんな顔してるかしら、興奮した感じかしら、感動してボロボロに泣いてないかしら

とか、色々妄想して楽しみではあったのだけれど

実際は、淡々としている感じでした。きっと、男の人って、そんなもんだよね笑



***

<術後の様子>

手術室でお腹を閉じている時、

ぎゅーっと軽い生理痛のような痛さがあって

もしや、これが、世に言う「帝王切開って、麻酔が切れたときは、でら痛いよ!」の始まりか?!と思って

看護師さんに「ちょっとズンズン痛みがあるんですけど、これってなんの痛みですかね??」と聞いたところ、

「ずーんと重い感じだったら、後陣痛でしょうかね。けど、すでに痛み止めを点滴で入れてるんで大丈夫ですよ」とのこと。


後陣痛もすごく痛い、と聞いてたもんで、ここから痛みがエスカレートしたらどうしよう…とビビッてたのですが、

痛み止めが効いたのか、痛みが強くなることはありませんでした。



傷の痛みとしては、「麻酔が切れるころが痛い」「夜寝られないくらい痛い」と聞いてたので、こちらもかなりビビッてたものの

麻酔がとれて両足が動かせるようになってからも、うめくほどに痛くなることはなく、

まあ、痛いは痛いんだけど、おや?そんなもんかい?という程度でした。


フットマッサージャーも尿道カテーテルもつけられてたから、若干は不快さがあったものの

自分で身体を横にすることもできたし、

21時からは水も飲めて空腹感をしのげたし、


比較の基準が子宮筋腫手術@全身麻酔だからだとは思うけど、

「帝王切開、思ったよりも楽じゃね?」と思ってしまったくらいでした。。


しかも、前回の反省を踏まえ、

今回は手術から部屋に戻って来てから、夫にPC&スマホの充電をセッティングしてもらい、

眠れない時に動画を見られるようにしてってもらったので

夜中に目が冴えてしまったときは、Tiverでドラマを見つつ、気分転換ができて最高でした。



あと、他の人のブログで、「寝ながら飲めるペットボトルストローを持っていけ!」というアドバイスがあって、

これはかなり便利でした。

ハジーストローという。

https://www.amazon.co.jp/dp/B005HU0DGY/ref=cm_sw_r_li_dp_U_J7aYCb6D8G6GB



これ、少しお高いけど、帝王切開の人は買うべき。

授乳が始まると、のどがやたらめったら乾くんだけど、

疲れてベッドに横になっちゃってから「あ、喉乾いてる…けど、起きるの面倒」って時にもかなり重宝します!



んで、まあ、手術当日は痛みはあまりなかったわけですが、

唯一、しんどかったとすれば、顔やら胸やらが痒くてしょうがなかったこと。


麻酔の副作用らしいんだけど、いやー、痒かった!

傷にならないようにさすって我慢したけど、

とろろ食べた後みたいに、口の周りが一番痒かったです。。


ちなみに、麻酔科の先生に聞いたところ、

このかゆみは、翌日の夕方には治まるはず、とのことでした。(実際は朝になったらかゆみはほぼ消えてたけど)

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