WOWOWではこの試合は放送がないのでしょうか? すごく妙ですよね。GolTVでは普通に放送されたので、国際映像は大丈夫なはずなんですけど。
なぜそれが気になるかと言いますと、試合を見た方の感想を聞きたいから。もちろん、私はライブで放送を見ました。サラゴサが勝ったのは嬉しいのですが、自分の感想とアラゴンの新聞の記事のあまりのギャップに呆然としてしまって、何が正しいのかよくわからなくなっちゃったんです(苦笑)。
ハーフ・タイムで私は80%負け、20%引き分けを覚悟しました。だって前半ただの一度もシュートのチャンスがなかったんですよ! チャンスと言えるようなチャンスも一度もありませんでした。一方セビージャは前半3分に決定的なチャンス。メッシだったら軽々と決めていたことでしょう。中程度のチャンスが数回あった後、41分頃にまたたぶんコネだったと思いますが、キーパーと1対1。実況から「外すほうが難しい」と言われたほどだったのに、なぜか枠外に蹴ってくれて。
この間、アイマールが何をしていたかと言うと、アウベスのマークです。GolTVの実況は、「I want to see Aimar behind two forwards. He can't chase Alves everytime because he should have another work.」と言ってくれていたんですけど、実際にはアウベスを追っかけてずっと後方まで行くので、ボールを取り返すのが自陣の半分より後ろ。最初はそこからドリブルしていましたが、そのうちそのままボールを前方のフォワードに蹴りだすだけになりました。そのうちの一本はオリベイラへの完璧なロングボールだったんですけどね(オリベイラはトラップミスしてボールを取られちゃいました)。
45分のプレーなんて、アイマールが中盤から全力疾走で戻ってきて、エリア近くでアウベスからボールを奪取。横のガビかサパテルかにパスしたのですが、受け取ったら前方へ大きく蹴りだせばいいのに、アウベスに詰められたままのパブロにボールを戻したんです。パブロはまたボールをキープしつつセビージャの選手に追いかけられながら反対サイドまで走る羽目に(自陣深くでの話ですよ)。そこでセビージャの選手にボールを取られ、それをもう一度取り返し、味方にパスしたら、疲れているものでパスが弱くなって結局セビージャ・ボールに。その間、誰もフォローしてくれなくて、みんな見ているだけ。なんでアイマールがこんなところで必死に守備しているの?、何かの罰ゲーム??と泣けてきました。
実況からも「It's a poor team, no reaction at all.」とぼろぼろに言われていたサラゴサ、後半はオリベイラに替えてダレッサンドロを投入。前半の4-2-2から、ディエゴのワントップで、アイマールが少し下がりめ、ガビが左サイドで、ダレッサンドロが右サイドという布陣に変更しました。確かに前半は点を取れそうな雰囲気が皆無だったからなあ。そうしたら、だいぶ動きが出てきて、53分にはアイマールがスルーしたボールをダレッサンドロがパブロに返そうとしたところ、セビージャ守備陣がパブロを倒してしまって、FKのチャンス。これをダレッサンドロが見事に決めました。前半の内容に意気消沈していた上に、まったくダレッサンドロのFKに期待していなかったので(失礼)、決まったときは自分の目が信じられませんでしたよ。でも、その後セビージャが攻勢に出てずっとボールを支配、決定的チャンスもありました。このバレンシア時代そのままの布陣が機能していたとはあまり思えなかったなあ。すでにアイマールが疲れきっていて(湿度が90%の中での試合でした)、パブロのところでボールがキープできなかったというのもありますが。83分にオスカルと交代、そのオスカルがナイスなパスでセルヒオ・ガルシアの駄目押しの二点目をアシスト。
だらだら書きましたが、私の感想は「勝ったのは、セビージャが外しまくったからで運が良かっただけ。試合内容はバルサ戦と変わらない悪さ。」というもの。
でも、夜アラゴンの新聞を読んだら、「監督は、アイマールだけが恩恵を被り、他の選手全員が損害を受けたダイヤ型から、4-4-2に戻す重大な決定をした。このシステムにより、チームはより多くを共有し、より多くの希望、より多くの自信、より多くのライン上での助け合いを見せた。」、または「ダイヤ型の死亡、4-4-2の再生。」とか書いてあるんです。
でも前半の4-4-2の間、チャンスほとんどゼロ、シュートもゼロなんですけど。後半は、たぶんシュート二本で得点二点。こういう試合をサラゴサの人は望んでいたのかな?と思うと驚愕ものです。
でも、中にはこんな風に書いてある記事も。Heraldoの記事です:
フアンデ・ラモスが「セビージャは限りなくサラゴサよりも良かった。ピッチ上で起きたことを私は説明することができない。」と話したのも、よくわかります。私には、ビルバオ戦のほうがずっと良い試合に思えけれど、結果の違いは説明できないもの。
アラゴンの新聞を読むと違和感で一杯になりますが、せめてもの慰めは、ビクトル・フェルナンデスはきっとアイマールの犠牲をよくわかっているんだろうなと思えること。今日も勝利の後すぐに、ベンチから出てきたパブロを(右足大腿を包帯でぐるぐる巻きにした痛々しい姿だったんですけど。涙)、軽く頭を触って労わっていました。
怪我が悪化していませんように・・・。
ZARAGOZA 2
SEVILLA 0
Zaragoza: César, Cuartero, Sergio, Pavón, Juanfran, Gabi, Luccin, Zapater, Aimar (81'), Oliveira (46'), D. Milito (70'), López Vallejo, Chus Herrero, Goni, Celades, Óscar (81'), D'Aless. (46'), S. García (70')
Sevilla: Palop, Alves, Fazio, Boulahrouz, Dragutinovic, Navas (66'), Martí, Keita, Adriano (57'), Luis Fabiano, Koné (66'), De Sanctis, Hinkel, Mosquera, Renato (57'), Poulsen (66'), Capel, Kanouté (66')
Goles:
1-0 (53'): D'Alessandro, de falta directa en la frontal, cruzando una rosca de lado a lado que engaña a Palop.
2-0 (86'): Sergio García acaba por encima de Palop un pase al espacio de Óscar.
Árbitro: Pérez Burrull, del Colegio Cántabro. No mostró tarjetas.
Incidencias: La Romareda. 30.000 espectadores. Se guardó un minuto de silencio por el fallecimiento de José Pérez García, abonado número 1 del Real Zaragoza.
なぜそれが気になるかと言いますと、試合を見た方の感想を聞きたいから。もちろん、私はライブで放送を見ました。サラゴサが勝ったのは嬉しいのですが、自分の感想とアラゴンの新聞の記事のあまりのギャップに呆然としてしまって、何が正しいのかよくわからなくなっちゃったんです(苦笑)。
ハーフ・タイムで私は80%負け、20%引き分けを覚悟しました。だって前半ただの一度もシュートのチャンスがなかったんですよ! チャンスと言えるようなチャンスも一度もありませんでした。一方セビージャは前半3分に決定的なチャンス。メッシだったら軽々と決めていたことでしょう。中程度のチャンスが数回あった後、41分頃にまたたぶんコネだったと思いますが、キーパーと1対1。実況から「外すほうが難しい」と言われたほどだったのに、なぜか枠外に蹴ってくれて。
この間、アイマールが何をしていたかと言うと、アウベスのマークです。GolTVの実況は、「I want to see Aimar behind two forwards. He can't chase Alves everytime because he should have another work.」と言ってくれていたんですけど、実際にはアウベスを追っかけてずっと後方まで行くので、ボールを取り返すのが自陣の半分より後ろ。最初はそこからドリブルしていましたが、そのうちそのままボールを前方のフォワードに蹴りだすだけになりました。そのうちの一本はオリベイラへの完璧なロングボールだったんですけどね(オリベイラはトラップミスしてボールを取られちゃいました)。
45分のプレーなんて、アイマールが中盤から全力疾走で戻ってきて、エリア近くでアウベスからボールを奪取。横のガビかサパテルかにパスしたのですが、受け取ったら前方へ大きく蹴りだせばいいのに、アウベスに詰められたままのパブロにボールを戻したんです。パブロはまたボールをキープしつつセビージャの選手に追いかけられながら反対サイドまで走る羽目に(自陣深くでの話ですよ)。そこでセビージャの選手にボールを取られ、それをもう一度取り返し、味方にパスしたら、疲れているものでパスが弱くなって結局セビージャ・ボールに。その間、誰もフォローしてくれなくて、みんな見ているだけ。なんでアイマールがこんなところで必死に守備しているの?、何かの罰ゲーム??と泣けてきました。
実況からも「It's a poor team, no reaction at all.」とぼろぼろに言われていたサラゴサ、後半はオリベイラに替えてダレッサンドロを投入。前半の4-2-2から、ディエゴのワントップで、アイマールが少し下がりめ、ガビが左サイドで、ダレッサンドロが右サイドという布陣に変更しました。確かに前半は点を取れそうな雰囲気が皆無だったからなあ。そうしたら、だいぶ動きが出てきて、53分にはアイマールがスルーしたボールをダレッサンドロがパブロに返そうとしたところ、セビージャ守備陣がパブロを倒してしまって、FKのチャンス。これをダレッサンドロが見事に決めました。前半の内容に意気消沈していた上に、まったくダレッサンドロのFKに期待していなかったので(失礼)、決まったときは自分の目が信じられませんでしたよ。でも、その後セビージャが攻勢に出てずっとボールを支配、決定的チャンスもありました。このバレンシア時代そのままの布陣が機能していたとはあまり思えなかったなあ。すでにアイマールが疲れきっていて(湿度が90%の中での試合でした)、パブロのところでボールがキープできなかったというのもありますが。83分にオスカルと交代、そのオスカルがナイスなパスでセルヒオ・ガルシアの駄目押しの二点目をアシスト。
だらだら書きましたが、私の感想は「勝ったのは、セビージャが外しまくったからで運が良かっただけ。試合内容はバルサ戦と変わらない悪さ。」というもの。
でも、夜アラゴンの新聞を読んだら、「監督は、アイマールだけが恩恵を被り、他の選手全員が損害を受けたダイヤ型から、4-4-2に戻す重大な決定をした。このシステムにより、チームはより多くを共有し、より多くの希望、より多くの自信、より多くのライン上での助け合いを見せた。」、または「ダイヤ型の死亡、4-4-2の再生。」とか書いてあるんです。
でも前半の4-4-2の間、チャンスほとんどゼロ、シュートもゼロなんですけど。後半は、たぶんシュート二本で得点二点。こういう試合をサラゴサの人は望んでいたのかな?と思うと驚愕ものです。
でも、中にはこんな風に書いてある記事も。Heraldoの記事です:
サラゴサは危機の中で試合を行い、少し息をつける結果を得たが、試合では全体的にセビージャのほうが優れていて、負けよりも良い結果に値していた。フアンデ・ラモスのチームは前半45分のチャンスを逃し、後半二回のシュートで二点を挙げた相手の効率の良さに高い代償を払うことになった。
前半はセビージャの明らかな独占状態で、サラゴサがただの一度もシュートチャンスがなかったのに対して、セビージャには得点のチャンスがあった。しかし、セサールが何度か見事なセーブを見せ、また何度かはセビージャの選手たち自らが失敗をした。
ダイヤ型からダブル・ピボーテにシステムを変えたサラゴサだが、チームの貧弱なゲームを改善するのには役立たなかった。セビージャのプレッシャーのために、アラゴンのチームはいつものようにボールを回せなかった。それは秩序だって明快にボールを動かす選手が誰もいなかったため。
フアンデ・ラモスが「セビージャは限りなくサラゴサよりも良かった。ピッチ上で起きたことを私は説明することができない。」と話したのも、よくわかります。私には、ビルバオ戦のほうがずっと良い試合に思えけれど、結果の違いは説明できないもの。
アラゴンの新聞を読むと違和感で一杯になりますが、せめてもの慰めは、ビクトル・フェルナンデスはきっとアイマールの犠牲をよくわかっているんだろうなと思えること。今日も勝利の後すぐに、ベンチから出てきたパブロを(右足大腿を包帯でぐるぐる巻きにした痛々しい姿だったんですけど。涙)、軽く頭を触って労わっていました。
怪我が悪化していませんように・・・。
ZARAGOZA 2
SEVILLA 0
Zaragoza: César, Cuartero, Sergio, Pavón, Juanfran, Gabi, Luccin, Zapater, Aimar (81'), Oliveira (46'), D. Milito (70'), López Vallejo, Chus Herrero, Goni, Celades, Óscar (81'), D'Aless. (46'), S. García (70')
Sevilla: Palop, Alves, Fazio, Boulahrouz, Dragutinovic, Navas (66'), Martí, Keita, Adriano (57'), Luis Fabiano, Koné (66'), De Sanctis, Hinkel, Mosquera, Renato (57'), Poulsen (66'), Capel, Kanouté (66')
Goles:
1-0 (53'): D'Alessandro, de falta directa en la frontal, cruzando una rosca de lado a lado que engaña a Palop.
2-0 (86'): Sergio García acaba por encima de Palop un pase al espacio de Óscar.
Árbitro: Pérez Burrull, del Colegio Cántabro. No mostró tarjetas.
Incidencias: La Romareda. 30.000 espectadores. Se guardó un minuto de silencio por el fallecimiento de José Pérez García, abonado número 1 del Real Zaragoza.