A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[Liga 6]Real Zaragoza 2 - 0 Sevilla

2007年09月30日 16時52分17秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
WOWOWではこの試合は放送がないのでしょうか? すごく妙ですよね。GolTVでは普通に放送されたので、国際映像は大丈夫なはずなんですけど。

なぜそれが気になるかと言いますと、試合を見た方の感想を聞きたいから。もちろん、私はライブで放送を見ました。サラゴサが勝ったのは嬉しいのですが、自分の感想とアラゴンの新聞の記事のあまりのギャップに呆然としてしまって、何が正しいのかよくわからなくなっちゃったんです(苦笑)。

ハーフ・タイムで私は80%負け、20%引き分けを覚悟しました。だって前半ただの一度もシュートのチャンスがなかったんですよ! チャンスと言えるようなチャンスも一度もありませんでした。一方セビージャは前半3分に決定的なチャンス。メッシだったら軽々と決めていたことでしょう。中程度のチャンスが数回あった後、41分頃にまたたぶんコネだったと思いますが、キーパーと1対1。実況から「外すほうが難しい」と言われたほどだったのに、なぜか枠外に蹴ってくれて。
この間、アイマールが何をしていたかと言うと、アウベスのマークです。GolTVの実況は、「I want to see Aimar behind two forwards. He can't chase Alves everytime because he should have another work.」と言ってくれていたんですけど、実際にはアウベスを追っかけてずっと後方まで行くので、ボールを取り返すのが自陣の半分より後ろ。最初はそこからドリブルしていましたが、そのうちそのままボールを前方のフォワードに蹴りだすだけになりました。そのうちの一本はオリベイラへの完璧なロングボールだったんですけどね(オリベイラはトラップミスしてボールを取られちゃいました)。
45分のプレーなんて、アイマールが中盤から全力疾走で戻ってきて、エリア近くでアウベスからボールを奪取。横のガビかサパテルかにパスしたのですが、受け取ったら前方へ大きく蹴りだせばいいのに、アウベスに詰められたままのパブロにボールを戻したんです。パブロはまたボールをキープしつつセビージャの選手に追いかけられながら反対サイドまで走る羽目に(自陣深くでの話ですよ)。そこでセビージャの選手にボールを取られ、それをもう一度取り返し、味方にパスしたら、疲れているものでパスが弱くなって結局セビージャ・ボールに。その間、誰もフォローしてくれなくて、みんな見ているだけ。なんでアイマールがこんなところで必死に守備しているの?、何かの罰ゲーム??と泣けてきました。

実況からも「It's a poor team, no reaction at all.」とぼろぼろに言われていたサラゴサ、後半はオリベイラに替えてダレッサンドロを投入。前半の4-2-2から、ディエゴのワントップで、アイマールが少し下がりめ、ガビが左サイドで、ダレッサンドロが右サイドという布陣に変更しました。確かに前半は点を取れそうな雰囲気が皆無だったからなあ。そうしたら、だいぶ動きが出てきて、53分にはアイマールがスルーしたボールをダレッサンドロがパブロに返そうとしたところ、セビージャ守備陣がパブロを倒してしまって、FKのチャンス。これをダレッサンドロが見事に決めました。前半の内容に意気消沈していた上に、まったくダレッサンドロのFKに期待していなかったので(失礼)、決まったときは自分の目が信じられませんでしたよ。でも、その後セビージャが攻勢に出てずっとボールを支配、決定的チャンスもありました。このバレンシア時代そのままの布陣が機能していたとはあまり思えなかったなあ。すでにアイマールが疲れきっていて(湿度が90%の中での試合でした)、パブロのところでボールがキープできなかったというのもありますが。83分にオスカルと交代、そのオスカルがナイスなパスでセルヒオ・ガルシアの駄目押しの二点目をアシスト。

だらだら書きましたが、私の感想は「勝ったのは、セビージャが外しまくったからで運が良かっただけ。試合内容はバルサ戦と変わらない悪さ。」というもの。
でも、夜アラゴンの新聞を読んだら、「監督は、アイマールだけが恩恵を被り、他の選手全員が損害を受けたダイヤ型から、4-4-2に戻す重大な決定をした。このシステムにより、チームはより多くを共有し、より多くの希望、より多くの自信、より多くのライン上での助け合いを見せた。」、または「ダイヤ型の死亡、4-4-2の再生。」とか書いてあるんです。
でも前半の4-4-2の間、チャンスほとんどゼロ、シュートもゼロなんですけど。後半は、たぶんシュート二本で得点二点。こういう試合をサラゴサの人は望んでいたのかな?と思うと驚愕ものです。

でも、中にはこんな風に書いてある記事も。Heraldoの記事です:


サラゴサは危機の中で試合を行い、少し息をつける結果を得たが、試合では全体的にセビージャのほうが優れていて、負けよりも良い結果に値していた。フアンデ・ラモスのチームは前半45分のチャンスを逃し、後半二回のシュートで二点を挙げた相手の効率の良さに高い代償を払うことになった。
前半はセビージャの明らかな独占状態で、サラゴサがただの一度もシュートチャンスがなかったのに対して、セビージャには得点のチャンスがあった。しかし、セサールが何度か見事なセーブを見せ、また何度かはセビージャの選手たち自らが失敗をした。

ダイヤ型からダブル・ピボーテにシステムを変えたサラゴサだが、チームの貧弱なゲームを改善するのには役立たなかった。セビージャのプレッシャーのために、アラゴンのチームはいつものようにボールを回せなかった。それは秩序だって明快にボールを動かす選手が誰もいなかったため。


フアンデ・ラモスが「セビージャは限りなくサラゴサよりも良かった。ピッチ上で起きたことを私は説明することができない。」と話したのも、よくわかります。私には、ビルバオ戦のほうがずっと良い試合に思えけれど、結果の違いは説明できないもの。

アラゴンの新聞を読むと違和感で一杯になりますが、せめてもの慰めは、ビクトル・フェルナンデスはきっとアイマールの犠牲をよくわかっているんだろうなと思えること。今日も勝利の後すぐに、ベンチから出てきたパブロを(右足大腿を包帯でぐるぐる巻きにした痛々しい姿だったんですけど。涙)、軽く頭を触って労わっていました。
怪我が悪化していませんように・・・。

ZARAGOZA 2
SEVILLA 0

Zaragoza: César, Cuartero, Sergio, Pavón, Juanfran, Gabi, Luccin, Zapater, Aimar (81'), Oliveira (46'), D. Milito (70'), López Vallejo, Chus Herrero, Goni, Celades, Óscar (81'), D'Aless. (46'), S. García (70')

Sevilla: Palop, Alves, Fazio, Boulahrouz, Dragutinovic, Navas (66'), Martí, Keita, Adriano (57'), Luis Fabiano, Koné (66'), De Sanctis, Hinkel, Mosquera, Renato (57'), Poulsen (66'), Capel, Kanouté (66')

Goles:

1-0 (53'): D'Alessandro, de falta directa en la frontal, cruzando una rosca de lado a lado que engaña a Palop.

2-0 (86'): Sergio García acaba por encima de Palop un pase al espacio de Óscar.

Árbitro: Pérez Burrull, del Colegio Cántabro. No mostró tarjetas.

Incidencias: La Romareda. 30.000 espectadores. Se guardó un minuto de silencio por el fallecimiento de José Pérez García, abonado número 1 del Real Zaragoza.




PREVIA[Liga6] Real Zaragoza - Sevilla

2007年09月29日 15時54分26秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
またバルサ戦みたいな試合だったらどうましょう? 怖すぎです(涙)。Pablo, please help us.... でも、アイマール自身も怪我は治っていないようだし、痛みはあるようだし。なんとか召集には入っていて、ビクトル・フェルナンデスはプレーさせるみたいですが。

で、怪我人情報ですが、ディオゴ、アジャラ、パレデス、マトゥザレム、へネレーロが召集外。ダレッサンドロは間に合いました。人が足りないのでカンテラからゴニが召集されています。
召集メンバーは、César, López Vallejo, Cuartero, Óscar, Luccin, Aimar, Sergio García, D'Alessandro, Juanfran, Oliveira, Gabi, Pavón, Celades, Zapater, Diego Milito, Sergio Fernández, Chus Herrero y Goni.

ビクトル・フェルナンデスはダイヤ型を止めて4-4-2に戻す予定。アラゴンの新聞はどれも「ありがたいことにダイヤ型にグッドバイ」とか「アイマールはしかめっ面をするだろうけれど」とか書いていて、腹立たしい限りです。まるでアイマールが自分のためにダイヤ型中盤を要求しているみたいじゃないですか(怒)。パブロは一度だって自分のポジションに文句を言ったことないのに。それどころか、自分をベンチ行きにした監督にも、ロスタイムに出場させた監督にも、ただの一言だって文句を言わないものだから、ファンのほうがお願いだからもっと何か言ったほうがいいよ!と死ぬほどイライラするほどなのに。見当外れもいいところです。
怒りのあまり話が逸れましたが、スタメン予想は少し各紙で食い違っていて、エキポやペリオディコは、右サイドバックにクアルテーロ、リュクサンとサパテルのピボーテ、右サイドにダレッサンドロかガビ。Heraldoは、サパテルが右サイドバック、リュクサンとガビのピボーテ、右サイドがダレッサンドロ。クアルテーロがもう一年もリーガの試合に出ていないことを考えるとサパテルのほうが無難では?ということですね。Heraldoのほうがどちらかというといいかなという気がしますが。(オリベイラをやめて、セルヒオ・ガルシアを入れてほしいのですが。)

パブロはまた左サイドかあ(無事出れればですが)。一度真ん中を見てしまうと、ファンとしてはかなり左サイドが嫌になっちゃいますね。アウベスのマークで忙しくなるだろうし、ときにはエンドラインまで下がって守備をすることになるのは目に見えています。
たぶんビクトル・フェルナンデスは、トップ下でのアイマールのプレーが好きなんだと思います。だから、いろいろ言われてもダイヤ型に挑戦し続ける。それに、VF自身がパブロに電話して、迷うパブロを「一緒にやろう。」と口説き落としたわけですから、本来のポジションでないところで起用するのは責任を感じているのかも。私がパブロだったら、「ええーっ? 話が違うよ!」なんて思ってしまいそうです。もちろん実際にはアイマールはチームが勝てれば自分のポジションは二の次と思っていることは間違いありません。

セビージャのほうも怪我人がいるようで、マレスカとケルザコフが召集外。ドゥーダ、エスクデ、デ・ムルも戦術的理由から召集外。(戦術的理由から外せるなんて贅沢で羨ましい。)カヌーテは召集されていますが、オーバーロードがあるために火曜日のCLのために温存。ベンチ・スタートになりそうです。
サラゴサはロマレダで13試合負けがないのですが、一方セビージャも99-00シーズンから4連敗したことはありません。そうだなあ、セビージャが4連敗するなんて到底考えられないなあ。弱気ですが、そりゃカンプ・ノウでのあんな試合を見せられた後では強気になるのは難しいです・・・。せめて恥ずかしくない試合をお願いしたい。Aupa, Real Zaragoza!

試合開始は現地午後20時。サラゴサのお天気は曇り時々晴れで、最高気温23度、最低気温11度。
マルカの予想スタメンを載せようかと思ったのですが、間違いだらけなのでやめておきます。(このいい加減な予想はいつもなんなのでしょう?!)

I feel so sad...

2007年09月28日 16時40分54秒 | Liga07-08
でも、このタイトルを付けた記事をもう何度も書いているような気がします・・・。アイマールのプレーはpureなjoyを与えてくれるんですけれど、それに伴うsufferingときたら完全にjoyを上回っているので、しばしばI can't stand it any moreという気持ちに。でも、もちろんそんなことは別に初めてでもあるまいし慣れているはずなんですけどね。

何が心が痛むって、代表落ちです(涙)。98%駄目だろうと思っていたけれど、最近調子自体はとても良いようだったから、2%ぐらい奇跡はないものかとかすかに希望を持っていたのですが・・・あんな試合をしては・・・。4年前のことを考えると、言葉もありません。
日本語情報断ち、スペイン&アルゼンチン全国紙断ちをしているので、誰が召集されたのかも知りませんが、知りたくないので。サラゴサの地方紙だけを読んでいるのに、Heraldoがご丁寧にも各主要紙の見出しを紹介していて、「そんなもの知りたくないって!!」と怒りがめらめら。
でも私なんてネット断ちをするだけでいいけれど、バルセロナに住んでいるサラゴサの人は本当に可哀想です。

フアンフランが記者会見。
「昨晩は眠れなかった。自分のキャリアで初めて恥ずかしく思った試合であったことは間違いない。自分がサラゴサに来てから一番悪い試合だったし、これ以上悪い試合はサラゴサの歴史の中でもあまり多くはないだろう。
いつも批判は僕ら守備陣に向けられる。僕はそれに影響されないし、僕のチームメートもそうであることを願っている。
もっと連帯感を持ち、もっと一緒にプレーし、ピッチの中でもっと助け合わなければいけない。そこからチームとして成長することができる。これはチームにも、スタッフにも言えること。一人一人が自分の役割を果たさなければならない。僕らはもっとチームメートにならなければ。」
率直で納得できる話なんですけど、フアンフランが言っていると思うと複雑。中でやっている選手からすると、もっと助け合わないから守備ががたがたなんだよ!という気持ちなのでしょうか。でも、今日マドリード-ベティス戦を見ましたが、ベティスの守備はサラゴサの何千倍も良くて(実況の人は「昨日のサラゴサはこの30分の時点でもう3点も入れられていたのに比べるとベティスはいいね。」とか言うし。泣)、これって助け合いの問題なのかな?と。でもフアンフランがこう言うからには、チームはばらばらなんでしょうか(心配)??

ばらばらと言えば、怪我人続出でセビージャ戦を前にチームは大変なことになっています。
まずマトゥザレムは、最悪の予想は幸いなことに外れてくれて、膝の靭帯の部分断裂でしたが、それでも最低でも二ヶ月の離脱。骨も折れているらしい。トゥーレがエトゥと一緒に謝罪に訪れました。ようやくアイマールとも合ってきたところだったので非常に痛い離脱ですが、少なくとも「今季絶望」ではなくて良かったです。
ディオゴがバルサ戦で左手の骨を骨折、木曜日に手術をしました。セビージャ戦でのプレーは難しいだろうとのこと。
ダレッサンドロは超音波診断の結果、筋肉の拘縮(contractura)。セビージャ戦に出れるかどうか微妙なところですが、どちらかというと難しそう。
アジャラは右膝のかすかな痛みが消えないまま。バルセロナでクガット医師の診察を受けていて(以前パブロが診察を受けたのと同じお医者さんですね)、特に重大な怪我ではないことは確認されてはいます。
パレデスも右足のどこかに痛み。この人はセビージャとの国王杯決勝戦でヘタフェの選手として怪我をして以来、ずーーっと治らないまま。ディオゴの控えだったはずなのに。
更に、現地情報では、アイマールも相変わらず右大腿の痛みが消えないみたい。この頻度で試合をしていたら、完治は難しそうです(涙)。
これだけ怪我人がいて、相手がセビージャって・・・絶望的だ。

ビクトル・フェルナンデスは、木曜日の練習で、25分間選手に話をしました。アグレッシブさの欠如、試合の間違っていた点などを分析。特に怒った声ではなかったようです。

[Liga 5] Barcelona 4 - 1 Real Zaragoza

2007年09月27日 10時32分01秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
It was a humiliating game. It is the only thing I can say about this game...

サラゴサでは、システムが悪かっただの、ビクトル・フェルナンデスの交代が狂っていただの、いろいろ言われていますが、そういう問題かな? 私には守備がここまでぼろぼろでは、システムも交代も関係ないと思うんですけど。5分、10分、22分、46分に失点って・・・。確かにダイヤモンド型はまずかったと思うし、ディエゴのワントップのほうが良かったような気がしますが、どっちにしろこんなまずい守備では失点が3点になったとかその程度の違いでしょう。大体ラシン戦とビルバオ戦を見たときもあまりの守備の不安定さに呆然として、バルサ戦が心底怖かったのですが、やっぱりというか、急にはチームは変わるわけがないというか・・・。セサールが頑張ってくれなかったら、そしてアンリがあそこまで外してくれなかったら、軽く8-1ぐらいになっていたでしょうね。(アンリのは、最後のほうはどうせ入らないだろうと安心して見ていましたけれど。)

ダレッサンドロがどうして出なかったんだろうと誰もが不思議に思ったでしょうが、ウォーミングアップ中に怪我をしたのだそうです。どの程度の怪我なのかは不明。あと数時間するとニュースに出るかもしれません。

更に深刻なのは、試合中にトゥーレのタックルを受けて負傷退場したマトゥザレムです。リプレイで詳細に映していたので覚悟した人もいるでしょうけれど、膝の靭帯を切っている可能性があります。そうなると6~7ヶ月の離脱となり事実上今季絶望に近いものが(呆然)。スペイン語で「triadaを切っているとすると、選手生命も危ぶまれる。」と書いてあったのですが・・・triadaとはどこなのかわかりません。マトゥザレムは少しでも快適に移動できるように、チームのバスではなくビジャヌエーバ医師とヴァンでサラゴサに帰ったそうです。明日詳しい検査の予定ですが、あらゆる悲観的な予想に反して少しでも良い結果が出ることを祈っています。(トゥーレのタックル、怖すぎです。いくらフィジカルが強いからって・・・。よくアイマールはすぐに倒れると非難されていますが、タックルされたら踏ん張らないでさっさとばったり倒れたほうが絶対いいと思いました。)
マトゥザレムが長期離脱となると・・・緊急救済処置で選手を取れるのではなかったでしたっけ? マンUに頼み込んでピケを貸してもらうとか(涙)。

アイマールには、ただ「I feel sorry for you.」としか言えません。9分のサパテルへのアシストは天使のようなタッチで最高でした。この1分間だけ繰り返し見ましたよ。
あと、オリベイラ。後半の後半、アイマールと誰か(フアンフラン?)が頑張ってボールをキープしたおかげで、キーパーと1対1になったのに、あの気のないシュートは何??? もちろん勝敗には関係ないでしょうけど、三日後にはセビージャ戦もあるわけで、4-1か4-2かはチームのスピリットには関係するでしょう?! ものすごく失望しました。ところで、なぜディエゴのほうが交代だったのでしょう。ディエゴなら決めてくれたと思うのに。

カンプノウで負けること自体は想定内ですが、守備が悲惨すぎて全然このチームの将来に希望が持てません。この順位では滅多にパブロのプレーが見れないと思うと、悲しすぎです。

PREVIA[Liga 5] Barcelona - Real Zaragoza

2007年09月26日 16時35分25秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
明日はいよいよバルサ戦で、日米とも放送予定にもなっているわけですが・・・さっき新聞サイトを読んだら、アイマールはまだオーバーロードが治らなくて、スタメンではないかもと書いてあるんです(涙)。また、サラゴサのラジオもそのように言っていたらしい。でも、昨日のロマレダでの非公開練習に入る前や、バルセロナのホテルに入るパブロはいたって普通で、アルゼンチン人たちと共にとても楽しそうだったとか。うーん、どういうことなんでしょう? サラゴサが情報かく乱なんてしそうもありませんし。
もう一人、アジャラさんはオサスナ戦から右ひざに痛みがあり、召集にはぎりぎり入りましたが(本人が頼み込んだのだそうです)、たぶんプレーは難しそう。代役はパボンでしょうか。アリス戦で悲惨なパフォーマンスだったそうなので、サラゴシスタたちは戦々恐々としています。いくら調子が悪いとはいえ、アジャラさんがいてくれれば気持ち的に心強かったのに(涙)。

そういうわけで、予想されるシステムもスタメンも各紙ばらばらで完全に藪の中。そのうちでたぶん確実なのが、サパテルのスタメン復帰です。となるとダイヤ型は使わないような気がしますが、昨日のロマレダでの非公開練習ではダイヤ型でテストをしていたそうです。(ただし、スタメン組、控え組みがミックスされていました。)うーん、わかりませんね。マトゥザレム、リュクサン、サパテルの中盤にアイマールまたはダレッサンドロのトップ下で二人のFWという形、あるいはディエゴのワントップ、いつもの4-4-2・・・いろいろな説が入り乱れています。もしもアイマールが出ないのなら、ダレ右、マトゥ左の4-4-2になるのかなあ。
明日は試合直前まで外出するので、情報が事前にわからないと嫌な感じ。放送がちゃんとあるのかも不安ですよね。

カンプノウでバルサが負けたことって、アトレティコ相手にしかないんですって?! バレンシアが激しく負けたという記憶もあまりないのですが、引き分けが多かったのでしょうか。「カンプノウでの勝利はほとんど不可能」などとエキポには書いてあります。そう考えると、可能性の少ない試合に中二日でアイマールを出すより、休んでもらってセビージャ戦に賭けたほうが得策のような気がしてきました。ただ、サラゴサは引き分けを狙って戦えるチームではないんですよねえ。引き分け狙いだと、絶対にあっさり負けることは間違いありません。ビクトル・フェルナンデスやディエゴは「引き分けは考えない。」と話していますね。今日のセビージャ-エスパニョール戦での奇跡のエスパニョールの勝利という例もあることですし、なんとかあやかりたいものです。でも、そうなるとパブロは必要ですし、なんといっても数少ない放送予定の試合でパブロを見れないのは痛手すぎるから、出場してほしいかなあ。

PREVIAらしいことを全然書いていませんが、バルサについては誰でも知っていますもんね。セビージャ戦のときと同じメンバーのはず。
マルカの予想スタメン図を貼ろうかと思ったのですが、あまりにもいい加減な図なので止めました。マトゥがトップ下、パブロが左サイドのダイヤモンド型なんです。これは、そういう情報が入った上での図なのかな?

バルセロナの天気は、晴れ。最高気温24度、最低気温16度。サッカーをやるのには良さそうな気温です。
サラゴサの年間シート購買者で会員ナンバー1番のJosé Pérez Garciaさんが100歳で亡くなりました。75周年記念行事に出ていましたよね。その方のためにも、良い試合をお願いしたいものですが・・・、なんといってもパブロの怪我がこれ以上悪くなりませんように。

試合のダイジェストを見ました

2007年09月25日 16時48分04秒 | Liga07-08
月曜日の練習は、試合明けなのでランニング、ストレッチなどごく軽いもの。いつもアイマールはディエゴと先頭を走っていると聞いていたのですが、二人にアジャラさんが加わったんだなあ!と、AragonTVニュースの画像を見て心が暖かくなりました。画面左上にかすかに映っていますが、チームの他の選手たちはこんなに引き離されてだらだらっと走っています。がんばっているのに先頭三人から脱落気味のダレッサンドロ(たぶん)がちょっと可哀想です。一緒に走ってあげればいいのに。
違和感などがある選手はいない、とペリオディコに出ていましたが、どうなんでしょう。アイマールは入念なストレッチとマッサージを受けたそうです。 

兄弟対決をすることになるディエゴとガビーがそれぞれのチームで会見をしています。ディエゴはアルゼンチンでガビーと対戦したとき、ガビーのイエロー・カードと退場を(たぶんファウルがあったのでしょう)要求したことがあるのですって! 今度の試合で同じことをするか?と聞かれて、「もちろん! 退場になればいいけど。チームのためになるからね。」と笑いながら答えています。また「僕の両親にとっては難しい試合だね。二人両方を応援したいだろうけれど、僕がゴールをしたらそれはガビーの失敗なわけだし。」とも。確かに~。

ロナウジーニョがサラゴサ戦も欠場濃厚のようですね。いたほうがいいのか、いないほうがいいのかは微妙なところですが。(メッシがいないほうが有難いことは間違いないです。)でも、セットプレーに弱いサラゴサとしては、ロナウジーニョ欠場はやっぱり嬉しいかも。
サラゴサはカンプノウで54試合戦って、勝利はわずか2回だけ、11の引き分けと41の負けです。ううっ・・・。しかも最後に勝ったのは1965年だとか。覚えている人のほうが少ないわけですね。

ところで、WOWOWでは試合のダイジェストはもう放送されたのでしょうか。私は今日の夕方GolTVで見たんですけど、4分弱の時間を取ってくれていたので、パブロの出番が多くて楽しめました。3分数十秒のダイジェストを4回ぐらい繰り返して見ちゃった。気が付いたことを少し:
パブロが「Arriba!」と観客に向けて両腕を振り上げているのは、マトゥザレムのゴールのすぐ後で、ピッチの中からですね。ほんの短い時間なのに、カメラマンはよく撮影できたなあと感心。
マトゥザレムのシュートはとても上手いと思いました。正直言って、アイマールには打てないと思う。もちろんその前のタイミングを見て落ち着いて出したパスもパブロでないと出せないでしょうけれど。
前半右サイドのエリア内でロングボールを受け、エンドラインぎりぎりまで行ってボールをキープ、ディフェンスがぴったり付いているのに、魔法のようにクロス・ボールが上がったのには驚愕。それもオリベイラの頭にパーフェクトに合っていました。オリベイラのシュートはキーパーに弾かれ、こぼれ玉を打とうとしたディオゴもミスして、得点にはならなかったんですけどね。昨シーズンはアイマールの完璧クロスを見なかったなあと考えてみたら、左サイドにずっーーといたから、きっと左からは上手くクロスが上げられなかったんですね。
ディエゴがPKを蹴るシーン、またパブロってば見れていません。わざと見ないように顔を背けていて。気持ちはわかるけれど、選手でPKが見れないのって珍しいんじゃないかなあ。(PK戦で後ろを向いている選手はときどき見かけますが。)

AupaのCronicaを読みましたが、この著者もダイヤモンド型には否定的みたいですね。4-4-2にした後半58分からのほうが良かったとあります。サラゴサの人たちはものすごくこの4-4-2が好きなようですが、どうしてなのか不思議。昨シーズン6位という結果を残したシステムをわざわざ変える必要はないという意見が代表的なものですが、シーズン終盤は明らかにシステムの限界が見て取れる試合内容だったように記憶しています。あれは選手たちが疲れていただけという見方なんでしょうか。
Heraldoには「選手たちが自分のポジションを捨てるために、選手の配置が無茶苦茶。これでいいのか?」という記事が出ていました。ダレッサンドロが入った後もセンターに行ってしまったアイマールを軽く非難しているようなニュアンス。「犠牲になったのは、またもやマトゥザレム。」とか書いてあるし。パブロが真ん中にいたから、ディエゴのPKは生まれたのに!

とはいえ、Aupaのクロニカではパブロはチーム最高の4点をもらっていますね。

セサール 3
ディオゴ 0
アジャラ 1
セルヒオ・フェルナンデス 2
フアンフラン 1
リュクサン 2
ガビ 2
マトゥザレム 3
アイマール 4 「両チームの中で圧倒的にベストな選手。チームを肩に背負い、一点目の主役。」
オリベイラ 1
ディエゴ 2
ダレッサンドロ 2

ディオゴの0とかアジャラさんの1とかフアンフランの1とか、相変わらず守備はとんでもなく悪かったみたいですねえ。オリベイラが1というのも酷いな。二日間の練習で守備力が飛躍的に高まるわけないし・・・バルサ戦が怖いです。


[Liga 4] Real Zaragoza 2 - 1 Osasuna

2007年09月24日 16時00分45秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
FINALLY....!! ようやく勝ちましたねえ(涙)、though I have enough suffered。
相変わらずAragon Radioが繋がらないのでRadio Ebroを聞いたのですが、今季初めてサラゴサが先制してVamos~!!と一人で盛り上がっていたら、わずか7分後には追いつかれるし・・・。(あまりにもロマレダも実況も静まり返っているので、しばらく追いつかれたことに気がつきませんでした。)ディエゴがPKを取るまでとてつもなく苦しかったので、もうラジオ観戦なんて止めようと思ったほどでした。試合を見ているならともかくああいう状況でラジオって辛すぎ。

実況にアイマールの名前はよく出ていたし、ゴールチャンスもあったようだったので、「良かったのかなあ? でも前半のチームはあまり良くなかったと書かれているなあ。」と案じていましたが、実はものすごく良かったそうです! 先制点はマトゥザレムですし、Asのクラックもマトゥザレムですが、Aupa掲示板ではパブロをクラックに推す人のほうが多いみたい♪ マトゥのゴールはパブロからのパスから、ディエゴのPKもその前はパブロ、ヘディングの惜しいゴールチャンスがあったり、サラゴサの攻撃の全てに絡んでいたようです。
いろいろ記事を見たのですが、やっぱりここはJoan carlesさんがアイマールの掲示板に書いてくれた文章が一番わかりやすいと思うので訳しておきます。彼はバレンシアからはるばるサラゴサまで出かけてロマレダで観戦した模様。(年齢がわからないからちょっと訳しづらいんですけどね。)
とても苦しんだけれど、楽しみもしたよ。どのシステムを使うべきかはちょっとわからないな。サラゴサの人々は、システムが4-4-2になったと思ってとても満足している。でも、それは本当のことじゃない。ダレッサンドロが交代出場して、パブロは二分間だけ左サイドにいたけれど、すぐにセンターに行って、そこでPKに繋がるプレーをしたんだ。はっきりしていることは、彼が好きなように動ける自由を与えられない限りは、左サイドには戻るべきではないということ。マトゥザレムとは、最初のゴールを生み出した。彼ら二人はよく理解していて、そうすると彼らの力は足されるのではなく倍になる。ところで、理論的にはマトゥがパブロにボールをパスする役目のはずだが、実際には反対だった。アイマールの特徴である寛大さによって、彼はマトゥザレムの爆発を促したんだ。彼は二つのゴールを生み出し、ヘディング・シュートももう少しで入るところだった。本当に残念!   
アイマールは今まで僕が一度も見たことがないことをしたよ。観客席に近づいて、もっと応援するように要求したんだ、"arriba,arriba(もっと盛り上がって!)"と叫んでね。毎日彼はどんどんリーダーになっていく。 
アラゴンラジオでは、そこは彼のファンではないけれど、彼の試合のことを「extraordinary(ものすごい)」と表現していた。もちろんそれは誇張された表現だけれど、その表現をもっと抑えるつもりは僕にはないよ。
Agustin君とSaraちゃんが観戦に来ていたそうで、パブロは最初からとっても気合が入っていたそうです。ちなみにAgsutin君がパパ似、Saraちゃんがママ似らしい。(←現地情報より♪)アイマール家の美貌は男の子にしか伝わらないのかしら。 
あと、パブロが観客を煽っているらしい写真が、Zaragocistas.comのアルバムにもうアップされていたので、下のほうに貼っておきます。Super cool・・・。横はヘネレーロがんばれ!Tシャツを着ているアイマール。

システムの話が出ていますが、前半はダイヤモンド型中盤でした。後半の途中から4-4-2に変更してガビに替わって入ったダレッサンドロが右サイド、マトゥザレムとリュクサンがダブル・ピボーテを組みました。ただこのJoan carlesさんの話によると、アイマールは左サイドに固定というわけではなく自由に動いていたようですね。
ビクトル・フェルナンデスはシステムの変更について、「試合は別の解決法を要求していた。重要なことはチームにはオプションがあり、試合の展開によってオプションを使えるかどうかということだ。」と述べました。
またエキポはこれについて:

ダイヤ型中盤で、サラゴサはあの火花の散るような7分間をプレーした。ダイヤ型中盤で良いスタートを切った。これはすべてアイマールやマトゥザレムのようなレベルの違う選手たちのおかげだ。彼らが良いコンディションならば、ダイヤ型中盤は良いものとなる。

試合は停滞し、ダレッサンドロが投入され、彼と共に古いシステムが現れた。リュクサンとマトゥザレムのダブル・ピボーテ、アイマールとダレッサンドロの両サイド。ここでもコンビネーション、細かいタッチ、勝ち越しゴール。 
ビクトル・フェルナンデスはカンプ・ノウでどのようにプレーさせるだろう? 確かなことは、それはどのようにプレーを始めるかという問題だということだ、なぜならビクトルは頑固な監督ではあっても、システムを変えることには何の問題も持っていないから。昨日の試合は、ビクトル・フェルナンデスのシステムよりも選手が大事という持論と関係しているものだった。もしもアイマールとマトゥザレムがバルセロナで良ければ、どんな布陣でも同じだろう。昨日の勝利の後では、クラックたちの活躍がフォーメーションのテストより上にあることは明らかだ。


急いで訳したから、ちょっとわかりにいですね、すみません。とにかくシステムよりも個人のパフォーマンスが大切ということです。でも、いつもパブロたちが絶好調というわけにはいかないから、それなりに決め事というかシステムも大事なんじゃないかなと思いますが。

MarcaやAsのcronicaを読むと、サラゴサの勝利は妥当なものと書いてあります。前半は両チーム共にチャンスがありましたが、後半オサスナは全くチャンスを作れず、サラゴサだけが主役だったとか。ディエゴへのPKも、Aupaにアップされたダイジェストを見る限りでは、明白なものに見えますね。
この試合で良かった人はもちろんアイマールとマトゥザレムですが、リュクサンとセルヒオ・フェルナンデスも良かったらしい。交代で入ったダレッサンドロとセルヒオ・ガルシアも。逆に良くなかったのはフアンフラン。ディオゴとアジャラさんは前半は不安定だったものの、後半はだいぶ安定してきていたそうです。
Aupaのダイジェストはここに載せられないので、Youtubeで探したダイジェストをアップしておきます。でも、これってテレビ画面をビデオで撮っていますよねえ。画質は滅茶苦茶です。


よく晴れて暑い日だったよう。ディエゴも「とても暑かった。」と言っています。マトゥザレムは:
「ゴールと勝利に満足しているけれど、とても疲れた。チームは勝利を必要としていた。僕たちは苦しんだが、勝つことができた。彼らはすぐに追いつき、そのせいで状況は難しいものになったけれど、後半の僕らはオサスナを完全に上回っていた。」
マトゥザレムはギリシャでもプレーしたので中二日でしたもんね。バルサ戦もまた中二日ですが大丈夫かな? アイマールも80分に交代したあと、足をアイシングしていたそうですし・・・2人のクラックのコンディションがバルサ戦での鍵となるだけに少し心配です。

Real Zaragoza 2: César; Diogo, Ayala, Sergio Fernández, Juanfran; Gabi (D'Alessandro, min.58), Luccin, Matuzalem, Aimar (Zapater, min.80); Oliveira (Sergio García, min.74) y Diego Milito.

Osasuna 1: Ricardo; Izquierdo, Miguel Flaño, Josetxo, Corrales; Juanfran, Puñal (Portillo, min.74), Javi García, Plasil (Delporte, min.70), Sola (Héctor Font, min.65); y Pandiani.

Goles: 1-0. min.18. Matuzalem; 1-1. min.25. Juanfran; 2-1. min.70. Diego Milito, de penalti.
Árbitro: Medina Cantalejo (Comité Andaluz). Amonestó con tarjeta amarilla a Matuzalem, Aimar, Juanfran, por parte del Zaragoza, y Josetxo y Javi García del Osasuna
Incidencias: Partido correspondiente a la cuarta jornada de Liga disputado en el estadio de La Romareda ante unos 30.000 espectadores.




PREVIA [Liga 4] Real Zaragoza - Osasuna

2007年09月23日 16時58分00秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
何だか疲れていそうな上に、怪しい格好をしているアイマールの写真ですが、一応召集には入っています。写真のキャプションには「一週間の間ずっと一人で練習をしたアイマール」とあって、不安感が高まるじゃないですか・・・。本人は「もう良い。」と言ったそうですが、昨シーズンの膝の怪我のときの受け答えから、本当のことをいつも言うわけじゃないとわかってしまったからなあ。コンディションはどうなのか?とか、三日後にバルサ戦はあるけど大丈夫かな?とか、心配は尽きません。

サラゴサ・ファンからは必ずしも全面的には支持されていないダイヤモンド型中盤が日曜日も採用される見込みで、スタメンはビルバオ戦と同じになりそうです。(マトゥザレムでなくてダレッサンドロにしてほしいのに!)
オサスナもここまで勝利がなく、また得点もありません。(セビージャ戦が延期となっているため、二試合しか消化していませんが。)とはいえ、ホームのサラゴサのほうにプレッシャーはより多くかかるでしょう。ロマレダのファンが、ブーイングなんか飛ばさないで、チームを暖かくサポートしてくれること、早い時間帯での失点がないことを祈るだけです。

ビクトル・フェルナンデスは記者会見で、「両サイドバックが不調なことがチームの足かせとなっているのでは?」と聞かれました。これに対してVFは、
「個人のことを言うのは好きでない。試合には17~18人の選手が参加していて、我々全員が勝ち、負けるのだから。もしも両サイドバックについて何か言うとしたら、彼らは2人ともプレシーズンが実質的にまったくなかった選手たちだ。なので、少しずつ良くなっていくだろう。」
またプレッシャーから来る不安について、 
「プレッシャーが不安となる危険性はある。しかし私が考えているチームの選手たちはこのような状況に慣れた、経験のある選手たちなので、そういうことは起こらないと信じている。また全体的にチームはメンタル面で準備ができている。」
本当にそうだといいのですが(祈)。

ところで、Heraldoにサラゴサ関連のニュースを載せたブログが開設されたようです:El blog del Real Zaragoza en ERALDO.es
スペイン語ですし、写真があるわけでもないので、ものすごくアトラクティブとは言えませんが、オフィシャル・ページよりは読みやすく情報も多いようです。オフィシャルは、私のPCからだと文字がとんでもなく小さい上に必要最低限の情報しか載っていないので、本当に使えないんですよね。サラゴサのファンでさえ「リーガのチームで最低の公式ページ」と呼んでいるほど。
さて、この新しいブログからの情報によると、チームは今までロマレダでの試合前日はHotel Reino de Aragónというホテルに宿泊していましたが、オサスナ戦からHotel Zentroに宿泊することになったそうです。(ずっとそうなのかは不明ですが)写真を見ると結構小さいホテルですね。いつも思いますが、ホームの試合なのにわざわざ前日ホテルに泊まるのって大変そう。私は自分の家でないと安眠できないので、他の選手と一緒の相部屋でよく眠れるものなのかなあ?と疑問です。

さらにこのブログによると、オサスナ戦からロマレダに観戦に行った人全員に新しいオフィシャル・マガジンが配布されるそうです。両チームのデータなどが記載と書いていあるから、試合のパンフレットみたいなものでしょうか。(今までなかったんだあ・・・。)サラゴサの年間シート購買者からは、家に送ってくれる雑誌が欲しいとの声が。(Amuntのようなものですね。)


上右の写真は去年のロマレダでのオサスナ戦。体の大きさが違いすぎて、大人と子供みたいです。
明日の試合は現地17時開始、サラゴサのお天気は曇り、最高気温25度、最低気温16度。ネットですら放送はないので、ラジオ観戦をするしかありません・・・。去年は順位が上だったから、こういうときGolTVは放送してくれていたんだけどなあ、この順位ではどうしようもありません。(でも同じ順位のアトレティコが放送されるんですけどね。)
Marcaによる予想スタメンを貼っておきます。(この布陣図だと、バルサっぽく見えますね。実際は全然違うのに。)


アイマールは相変わらず別メニュー

2007年09月22日 16時19分14秒 | Liga07-08
 

お昼にAragonTVニュースを見たら、「アイマールは一人で練習」と言っていたので、ええっ?!まだ良くなっていないの?!とショックを受けちゃいました。な、長いですね・・・。ペリオディコによると、基本的にはオサスナ戦にはOK、また現地情報によると(あは♪)、パブロのご機嫌も良くて笑顔もあったそうなので、大丈夫なのかなあ。でも、なかなか完治しないと、オサスナ戦に出れたとしても、また試合後に悪くなりそうですよね。だましだましプレーするしかないのか・・・まだシーズンは始まったばかりなのに(重いため息)。

さて屈辱的な敗戦から一夜明けて、Aupa掲示板では相変わらず極端な議論が続いていますが、これがアイマールが言うところのdemagogia(デマゴーグ、衆愚政治)というものなのでしょう。「一番悪かった選手に投票して、誰か決めよう」というスレッドや「ビクトル・フェルナンデスはもう首!」というスレッドなど・・・。

そんな中エキポの「ダイヤモンド型中盤には足が足りない」という記事はsensibleなものに思えました。El rombo no siente las piernas


ダイヤ型布陣を敷くときチームが苦しむ理由はいくつかある。
一つ目は、フィジカル・トレーニングがまだ充分でないこと。シーズンのこの時期としては予想されたことだ。
二つ目は、この布陣のために呼ばれた選手の調子が良くないこと。
三つ目は、このスタイルのために決定的に重要なパーツ、両サイドバックが好調時と程遠いレベルにあること。(←二つ目と三つ目は同じことを言っているみたいですよね。)

サイドのスペシャリストを持たないビクトルにとり、両サイドバックのゲームへの貢献は必要不可欠なものだ。両サイドバックが前線に上がることにより、敵を驚かせ、エリア近くでの攻撃の人数を増やし、連携を高めることができる。問題は、このポジションの選手が全員不調ということ。特にディオゴ。ウルグアイ人選手は明らかにフォームを崩している。彼はコパ・アメリカに参加したが、実際はほとんど試合でプレーをせず、トレーニングもしないまま合宿のホテルに閉じ込められていたために、足に錘をつけて新シーズンに臨むことになった。攻撃参加に火花はなく、その守備はベンチ行きに値するもの。
一方フアンフランは熱心で努力をしているが、昨シーズンのようなリズムと明快さを示さなければならない。

ダイヤ型の中盤のうち、リュクサンと、それには劣るがガビだけが要求レベルに達している。アイマールはリーガの二試合で良いサインを出したが、フィジカルの問題が彼のスタートを阻んでいる。少なくとも彼には良い兆候があるが、マトゥザレムについてはそうとは言えない。夏の移籍のスターであり、誰もその資質を疑わない選手だが、始まりは恐ろしく控えめだ。


ディオゴがそんな風にコパ・アメリカを過ごしたとは知らなかったので、驚き。練習もしなかったなんて本当なんでしょうか? ウルグアイの代表監督は、招集期限を頑固に遅くしてくれなくて、ディオゴはリーガの最終戦に出場できなかったんですよね。そこまでして召集をかけておいて、試合にも出さず、練習もさせずって、信じられません。
でも、この記事を訳しながら思ったのですが、サラゴサの不調はシステムの問題というより、調子の悪い選手が多すぎるということなのではないでしょうか。守備の選手4人全員が最悪のコンディションでは勝てるわけがありません、ダイヤモンドであろうが、ダブル・ピボーテであろうがね。その上中盤の選手二人(マトゥザレムとサパテル)も最悪で、フォワードのうち一人がサラゴサのゲームスタイルを理解していないのですから、これで勝てるほうが奇跡というものです。

とりあえずコンディションが悪い選手たちを外してみるというのはどうでしょう。マトゥザレム、サパテルの替わりにガビとダレッサンドロ、オリベイラの替わりにセルヒオ・ガルシア、CBはそのまま、フアンフランのところにはクアルテーロ、そして・・・ディオゴの控えは誰でしたっけ?!(一番ディオゴが問題なのに!)

[ UEFA ] Aris Salonica 1 - 0 Zaragoza

2007年09月21日 16時00分34秒 | Liga07-08
今日はとてもMarcaやAsを読む気になれないので、サラゴサの各紙とAupaのクロニカだけを読んで書いています。だって、スペインのチームで負けたのはサラゴサだけなんでしょう?? What a shame!!

敗戦後Aupa掲示板は怒りと失望で爆発してしまい、それを読んでいたら私まですっかり動揺してしまいましたが、まず試合の感想から。

ネットの繋がりが悪くて、数分ごとに画像が止まるイライラした観戦。でも、失点シーンは嫌になるほどはっきりと見れました。サパテルが無茶な守備でファウル。ゴール左前からのフリーキックにヘディングされてあっさり失点。わずか前半6分です。今まで三試合とも似たような位置からのフリーキックで失点しているのに、気をつけようという意思も感じられないくらい適当な守備に見えたんですけど・・・。
これまでの三試合では少なくとも追いつく気合はあったのに、今日はそれさえないようでした。前半の終わりのほうは少し惜しいチャンスもありましたが、全体としてスローペースで、点を取れそうな雰囲気はゼロ。逆にアリスのサイド攻撃にディオゴとフアンフランが走らされている場面ばかり映りました。

後半、ビクトル・フェルナンデスは機能しないダイヤモンド型をやめて、リュクサンとサパテルを中央に、ダレッサンドロを右サイドに戻したようですね。このへんはあまりじっくり見れませんでした(真昼間の時間なのでいろいろ用事があって)。後半25分にダレッサンドロに替えてディエゴ、ディオゴに替えてガビを投入しましたが、特に戦況は変わらず、そのまま1-0で負け。

印象としては点差以上に内容が悪いという感じですねえ(涙)。せっかくビルバオ戦でチームが少し上向きになれたかな?と楽観的になっていたのに、こんな試合をしてはモラル的に非常にダメージが大きいと思います。オサスナ戦で勝てなかったらと考えただけで身震いが・・・。

サラゴサ現地ファンの怒りのポイントをご紹介すると:

・守備がぼろぼろ。アジャラがバレンシアのアジャラとは別人に見える上に、パボンもとんでもなく酷い。フアンフランもディオゴも去年と違って全然駄目。
(ポジショニングが悪いのでしょうか? とにかく恐ろしく混乱していますよね・・・。)

・GKのロペス・バジェホのレベルが低すぎ。キーパーまでローテーションする意味がわからない。

・サパテルのパフォーマンスが非常に悪い。

・マトゥザレムが消えすぎ。この人の最適ポジションは一体どこ??

・ダイヤモンド型中盤は使えない!! 

(これは、「アイマールがいないとダイヤモンド型中盤は使えない」ということだと個人的には思うのですが、アリス戦の悲惨な出来のせいで、パブロのダイヤモンド型中盤にまでとばっちりが。つまり、ダイヤ型で恩恵を被るのはアイマールだけで、ダレッサンドロ、マトゥザレム、サパテルは犠牲になる(本来のポジションでない場所でプレーする、またはベンチ行きという意味で)、それよりはアイマールだけが犠牲になる去年までのダブル・ピボーテのほうが良いのでは?という趣旨ですね。はあ・・・。サパテルの不調はポジションの問題ではないような気がしますし、マトゥザレムは結局どこのポジションの選手なの??とむかむかしちゃいます。もちろん、アイマールは左サイドでのプレーに不満を言ったりしないでしょうけれど、だったらサラゴサの人も「消えている時間が多い。」とか「サイドの選手としてはクラックとは言えない。」とか文句を言わないでほしいものです。パブロはサイドの選手じゃないんだって。)

・VFに失望

(ダレッサンドロをトップ下にしたダイヤ型を使ったこと。普段練習を見ていれば機能しないことくらいわかりそうなものじゃないか?と。確かにユーべ戦でも良くなかったしなあ。
交代の選手も遅いし、試合が読めていない。「2人しか交代させていないのは一体なぜ?」と多くの人が疑問に思っています。ローテーションを取り入れると言いつつ、交代枠を使わないのは確かに矛盾していますね。)

ビクトル・フェルナンデス自身は「ロマレダで逆転できる。」と話していますが、そう言わざる終えないでしょう。ガビは、「雨が降っていて、ピッチがとても悪かった。」と言っています。言い訳にはなりませんが。

Aupaの採点は、

ロペス・バジェホ 0
ディオゴ 0
アジャラ 1
パボン 0
フアンフラン 0
サパテル 0
リュクサン 2
マトゥザレム 1
ダレッサンドロ 1
セルヒオ・ガルシア 2
オリベイラ 0
ガビ 1
ディエゴ 1

Aris de Salónica 1: Chalkias; Neto, Ronaldo, Papadopoulos, Marco Aurelio; Nempegleras, Ronald García; Felipe Sanchón (Sistón, min.50), Calvo (Javito, min.59), Ivic (Koulouheris, min.81); y Koke.

Real Zaragoza 0: López Vallejo; Diogo (Gabi, min.71), Ayala, Pavón, Juanfran; Zapater, Luccin, Matuzalem, D'Alessandro (Diego Milito, min.71); Sergio García y Oliveira.
Goles: 1-0 Min. 6, Papadopoulos.

PREVIA[UEFA] Aris Salonica - Zaragoza

2007年09月20日 15時46分03秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
モウリーニョがチェルシーの監督を辞任と聞いて、ショックでした。チェルシーの試合はCLでしか見ないし、今シーズンは一試合も見ていないけれど、キャラクターが好きだったので。バレンシアとアトレティコの監督にだけはなりませんように・・・。

さて、明日のUEFAカップの試合ですが、アイマールが出ないことがわかっているサラゴサの試合のPREVIAを読んでいると、まるでなじみのないチームのことみたいで変な感じ。

簡単に書きますと、まずスタメンは5人ほど入れ替わりがありそうです。ダレッサンドロ、サパテル、パボン、セルヒオ・ガルシア、そしてGKのロペス・バジェホが新しいメンバー。パボンはセルヒオ・フェルナンデスに替わってなのかアジャラに替わってなのか、各紙予想が違っていますね。キーパーまでローテーションの対象なのには少しびっくり。ビクトル・フェルナンデスは、「今年は11人の選手では戦えない。全員が試合勘を持っているようにしたい。」と述べています。システムはダレッサンドロをトップ下に置いたダイヤモンド型となる見込み。

スペインのチームにとり、ギリシャのスタジアムは「地獄」として有名なんだそうです。小さいスタジアムを埋めた観客は絶え間なく歌いジャンプし、味方には熱烈な応援を、敵にはすさまじいプレッシャーを与えるのだとか。ビルバオもすごかったけれど、あれ以上なのかなあ。
ただし、ビクトル・フェルナンデスはセルタでここで戦った経験があります(99-00)。当時のセルタにはフアンフラン、セルヒオ・フェルナンデス、セラデスがいたので、彼ら三人もアリスのスタジアムをよく知っているらしい。なあんだ、と思ってしまいました。そのときの結果は2-2、セルタのホームで2-0で勝ち、アリスを下しています。でも2-2は、最初に二点先制したのに追いつかれてしまったのだとか。

このようにアリスのファンやスタジアムについてはたくさん話されていますが、チームについてはあまり話題になっていませんね。
スペイン人の監督は解雇されたものの、セルビア人の有名な人が監督なったらしいです。スペイン人とブラジル人の選手が多く、GKはギリシャ代表の選手。GKがいいなんて、ちょっと嫌ですね。アリスの監督は、「勝利を目指す。」と言っています。

一方のビクトル・フェルナンデスは、「試合はロマレダで決着する。私たちの目標は勝利だ、それがベストな結果だから。しかし試合は180分間あるので、今度の試合では注意力と力強さを持って戦わなければならない。」
ホーム&アウェイなので、引き分けは良い結果ですし、特にゴールを入れての引き分けならベターでしょう。
またVFは審判についても心配していて、「パルマ戦(抗議のために2人も退場になった)の後チーム内で話し合い、同じようなことを繰り返さないことを確認した。それからというもの試合中私たちはずっとよく感情をコントロールするようになった。私は試合を11人で始めて、11人で終わらせたい。」
ダレッサンドロが少し心配だなあ。

試合はスペイン時間の20時30分開始、ネットで放送はありそうです。テッサロニキの気温は最高20度、最低17度と低めで、夜は軽い雨の予報。サラゴサは木曜日の予報が28度ですから、それに比べるとずいぶん低いですね。(うちのあたりと同じくらいだ。)

最後に、今日CLのバルサ-リヨンを見たんですけど、バルサすごく強いじゃないですか・・・。調子が悪いと聞いていたのに、どこが?! 来週の今日このバルサと対戦かと思うと憂鬱になりました。サラゴサの守備陣がメッシを止められるとは思えない(弱気)。リヨンの攻撃がまったく駄目だったので、あれよりは攻撃できるかなあと希望を込めて予想しますが、うーん、厳しそう。それに相手にガビー・ミリートがいるのは、とても悲しくて複雑な気持ちです。

予想スタメン:
Aris: Chalkias; Net, Papadopoulos, Ronaldo, Aurelio Frame; Neblegeras, Sistón; Sanchón, Ivic, Bald; and Koke.

Zaragoza: Caesar; Diogo, Ayala, Sergio Fernandez or Pavón, Juanfran; Gabi, Luccin, Zapater, D'Alessandro; Oliveira and Diego Milito or Sergio Garci'a.



アイマールはアリス戦に招集外

2007年09月19日 15時48分24秒 | Liga07-08
今朝起きて、アイマールがアリス戦の招集から外されたと知ったときは、それほど心配していなかったんですけど、夜になってニュースを読んだら少し心配になってきました。もともと、プレーさせるつもりがないのなら、わざわざギリシャまで連れて行かなくてもと思っていたので、朝の時点では温存だろうと想像していたんです。でも、ペリオディコによると、まだ痛みまたは違和感があるみたいですね・・・。
練習の最初のパートはこなしたものの、そこで切り上げて後はジムに行ったそうです。
"Me molesta todavía un poco, pero puedo jugar y el domingo estaré disponible"
(「まだ少し痛みがあるね、でもプレーはできるし、日曜日には大丈夫。」)
ビルバオ戦ではかなり激しいファウルを受けていたからなあ。元気だったとしてもどこかを痛めそうなハードな試合で、冷や冷やしながら見ていたのですが、はあ、やっぱり・・・。
そういうわけで、ビクトル・フェルナンデスは、アイマールはサラゴサに残ってオサスナ戦に向けて完全に回復することを望み、召集リストから外しました。
オサスナ戦のあとも、バルサ、セビージャと続くので、今治さないともう回復する時間はないですものね。完治して、なんとかこの三週間をsurviveできますように(祈)。 

アリス戦の招集メンバーは;Caesar, Miguel, Lopez Vallejo, Diogo, Cuartero, Óscar, Ayala, Luccin, Sergio Garci'a, D'Alessandro, Juanfran, Oliveira, Gabi, Pavón, Celades, Matuzalem, Zapater, Diego Milito, Sergio Fernandez

水曜日の朝サラゴサを出発して、チャーター機でギリシャに向かいます。サロ二カとは聞きなれない地名だと思っていましたが、テッサロニキのスペイン語名みたいですね。かつてはアラゴン王国の領土だったこともあるとか。チームは試合終了後ただちにサラゴサに戻りますが、サラゴサ到着はたぶん金曜日の夜明け。(それで中二日でオサスナ戦かあ。)

ビクトル・フェルナンデスはまだスタメンを完全には決めていませんが、今のところの予想スタメンはこちら:Caesar; Diogo, Ayala, Pavón, Juanfran; Luccin, Zapater, Gabi, D´Alessandro; Sergio Garci'a and Oliveira
セルヒオ・フェルナンデス、マトゥザレム、ディエゴがそれぞれパボン、サパテル、セルヒオ・ガルシアと替わり、パブロのところにダレッサンドロという予想です。

その他のニュースでは、セサールが2009年6月まで契約を延長。
今シーズンの定期会員の数が29000人を超え、これは去年より2000人多く、クラブ史上二番目に多い数字だそうです。これから会員の数字が30500人に近づくようだと、ロマレダの定員が一杯になってしまうので、申し込みを締め切る可能性があるとのこと。

それから試合日程なんですけど、どうやら放映権争いが決着がついてしまったようですね(涙)。何がどう解決したのか知りませんが、国際映像はもとどおりになったみたいで、心底残念です、もう一試合分決着が延びてくれればよかったのに。
そうした事情から日曜日のオサスナ戦の日程は変更になり、結局いつもどおりの17時より。またバルサ戦は水曜日の22時からです。
バルサ戦は放送があるだろうから、パブロは無理しないで、バルサ戦とセビージャ戦に照準を合わせてほしいような。でもオサスナ戦を現地観戦する方もいらっしゃるので(羨)、日曜日には元気にプレーできることを祈っています。

最後にとっても下らない話で申し訳ないのですが、こんなニュースを読んで:最もセクシーな背の低い男性にトム・クルーズが選ばれる、トム・クルーズって身長が170cmしかないんだあと驚いてしまいました。アイマールと一緒なんだなあ、パブロのほうがずっと小さく見えるけれど。記事に写真がついていましたが、どう見ても、紐解けユニを着たアイマールのほうがずっと・・・。
トップ10にはマイケル・オーウェンの名前もあるそうですが、このリサーチ会社はイギリスの会社。英米の人の好みは私とは違うみたいです。 


ダレッサンドロの言葉

2007年09月18日 16時17分14秒 | Liga07-08
でも、まずこちらのニュースから。オサスナ戦の試合時間が日曜日の20時からと決まりました。なかなか希望の持てる時間なのですが、どうかなあ?? 放映権戦争が今どういう状況かよく知りませんが、まだ決着つかず? 個人的には、一年中今のままの放送形態で全然OK、大歓迎なんですけど。バルサ、マドリードのカーサの試合の放送がないと聞きましたが、サラゴサの他の試合を全部見れるんだったら、no problem。どうせロマレダでないと勝利は難しいわけですしね。でも、もうすぐ決着しちゃうんだろうなあ。いつものラジオ&文字観戦の日々に戻ったら恐ろしく辛く感じそうです。バルサやマドリードのファンの人たちは、滅多に放送のないクラブのファンの苦労がわかって、良い経験になったんじゃないの?と思いますね。

さて、ダレッサンドロが記者会見をして今の心境などを語りました。何を話しているんだろうとどきどきして読んだら、案の定・・・
-アイマールは数日前に、年間50~60試合がある現状では、チームにレギュラーも控えも存在しないと言いましたが、あなたはこの言葉に同意しますか?

「うん、僕はパブロの言うことはわかるし、彼がベストな意図でそれを言ったことは知っているよ。でも、現実的になる必要があるね。全てのチームにはレギュラーと控えがいる。レギュラーの選手たちがいて、他の選手はプレーをしたいと願っている。去年僕は自分をレギュラーだと思っていた。今現在チームがプレースタイルを変え、僕を呼んでくれないわけだから、去年とは違う気持ちだよ。もちろん、国王杯、UEFA、リーガとあるから、全員にチャンスはあるだろうけれど、監督が選ぶベースのチームはあるわけで、それが現実だよ。」
うーん、正直だ。奇麗事を言うなよ、パブロ!といったところでしょうか。でも、アイマールは逆の立場でも同じことを言っただろうと確信できるんですよね。実際セビージャを見ているとあまりレギュラー、スタメンの境がないように思えますし、ベニテスの二年目のリーガ優勝のときだって、選手全員がきちんと戦力になっていましたし・・・。

とはいえ、ダレッサンドロの言葉に胸が痛むのも事実です。なんとかならないものか。ただビルバオ戦のアイマールを見てしまうと、やっぱり真ん中でプレーしてほしいなあと思わずにはいられません。それはサラゴサでも同じで、Aupaの「アイマールはどのポジションでプレーするべきか?」というアンケートでは163人中155人(95%)が「トップ下」と答えています。「サイドで」と答えた人は4人だけ。また、「どのシステムを望むか?」という質問には34人中(母体が少ないですね)24人が「ダイヤモンド型」、6人が「4-4-2」、4人が「その他」。
私の勝手な希望だと、マトゥザレムという人が特別良くも見えなかったので、ここにダレッサンドロ、オリベイラもパスとかすごく下手そうなので、ここにセルヒオ・ガルシアを入れてほしい。ブラジル人に他意があるわけではありませんが、アルヘン中心でお願いします。

その他のニュースですが、ヘネレーロが練習中に右足の骨を折り、3ヶ月近い離脱です。選手本人にはもちろん、チームにとっても痛い離脱ですよねえ。Aris戦ではスタメンも予想されていただけに。早く回復しますように。

昨日は眠くて寝ちゃったんですが、10月と11月着用予定のユニの写真を再度一応貼っておきます。衿が違うだけで、ほとんど同じデザインですね。

 

ローテーションの始まり

2007年09月17日 16時16分02秒 | Liga07-08
この二日間、長~い記事を書いて疲れたので、今日は短めに♪

AsやEquipoなどには、木曜日のUEFA杯アリス・サロニカ戦に向けて、ビクトル・フェルナンデスがローテーションを実施する見込みという記事が載っています。
それによりますと、アイマール、マトゥザレム、リュクサンはプレーしないだろうとのこと。アイマールとマトゥザレムは怪我明けで無理をさせたくないことから、またリュクサンも先週から右足の違和感があり、ビルバオ戦後半から少し痛みが増していたそうなので。(インタで、そのために後半ペースが落ちたと自分で言っていますね。) また、オリベイラとディエゴのどちらかもお休みとなる予定。そういうわけで、ダレッサンドロ、サパテル、セルヒオ・ガルシアらの出番となるはずです。どんなシステムで戦うのか、残る中盤の一人は誰?などたくさん疑問はありますが、練習が月曜日に再開されればおいおい報道されることでしょう。

そのUEFA杯ですが、今日はアリス・サロニカの掲示板まで見てしまいました。(いえ、Aupaにリンクが貼ってあったので覗いてみただけ。)ギリシャ語→英語の機械翻訳を試みたんですけど、なぜかIt didn't work。でも英語やスペイン語で書いてある部分もあったので、結構拾い読みができました。ギリシャの人は英語がずいぶんできるようですね。それ以外はあのギリシャ文字で何一つわかりませんでしたけど。
それでわかったことですが、このギリシャのチームは非常に本気で気合が入っています。初戦のホームを落とすわけがないと断言しています。またサラゴサのデータもよく知っていて、「ディフェンス陣はスロー。」なんて書いてありました。「アイマールは50分か60分間の選手。」とか「3試合で勝ち点2、ミニクライシスにあるチーム。」ともあり、ちょっとむっとしました。まあ、油断してもらっておいたほうがいいでしょう。Aupa Zaragoza~。ギリシャ人は、二戦目のロマレダに、ギリシャからイタリアまで空路、そこから車ではるばる応援に来るらしいです。逆に今度の木曜日サラゴサからギリシャまで(テッサロニキ? 世界史に出てきた地名のような・・・)応援に行く人はほとんどいなくて、せいぜい50人ぐらいらしい。

昨日のビルバオ戦の採点がAupaに出ていました。

セサール 3
ディオゴ 2
アジャラ 0
セルヒオ・フェルナンデス 0
フアンフラン 2
リュクサン 3
マトゥザレム 2
ガビ 4
アイマール 4
オリベイラ 2
ディエゴ 4

またまた極端な・・・。試合を見終わって怒り狂いながらつけたような点ですよねえ。気持ちはわかりますが、アジャラとセルヒオ・フェルナンデスの0はないでしょう。1が妥当かと。私だったら、アイマールとディエゴとセサールに3、マトゥザレムに1をつけるな。(ラシン戦のパブロが0なら、当然昨日のMatuは0か1でしょう。)

ところで昨日もユニフォームのことを書きましたが、この紐付きユニ、なんと1932年のユニの復刻版でした! どおりで見たこともないデザインなわけですねえ、75年前のものですもん。
現地ファンには好評と書きましたが、今日Aupa掲示板を見たら「デザインも材質も悪い! このユニがヨーロッパ中に放送されるのは恥。」という書き込みがありました。ヨーロッパどころか、日本、アメリカ、アルゼンチンともう世界中に放送されちゃったんですけど(笑)。レプリカを買った人が紐の結び方を何やら書いていましたが、よくわからなかった・・・。きちんと結びたい選手はアジャラさんに結んでもらえばいいだけの話です。
いずれにしろこのユニは9月で終わり、10月からは1964年の復刻版を着用します。写真を見た限りではこれまたあまり格好よくないですね。11月の1995年版は襟付きで少し期待が持てるのですが。






[Liga 3] Athletic Bilbao 1 - 1 Zaragoza

2007年09月16日 16時45分27秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
また勝てなかった・・・。3試合終わって2ポイントです(涙)。

試合についてはいろいろな見方があると思うんですよね。Aupa掲示板でも良かったという人と、この先が心配という人と両方。私自身は、サラゴサのプレーぶりはわりと良かったと思います。アイマールの調子も良くて(怪我明けなのに、意外)、やけどをしそうなほどヒートアップした試合でしたが、楽しめました。ただ結果が・・・。その直前にやっていたバレンシアの試合が内容的にはほとんどゼロなのに結果が出たのと対照的で、神様は意地悪すぎです。方向性は間違っていないような気がするのですが、勝ち点がこれでは、いくらシーズンが長いと言っても挽回不能なことになるのではないかと、ものすごく不安。

サラゴサの新聞各紙はわりあい試合内容に肯定的で、新しいダイヤモンド型中盤にも合格点を付けていますね。

エキポは、


サラゴサが新しく披露したダイヤモンド型中盤は、サラゴサをより高く、よりハードに、より美しく見せた。この新しいシステムの下で選手たちの特徴を完璧に当てはめようとするビクトルの試みは正しいもののように見える。

実際昨晩のサラゴサで一番良かった選手たちはその新しい中盤の選手たちだ。リュクサン、アイマール、ガビは特筆すべき試合をプレーした。フランス人選手は期待されたとおり、相手を封じ込め、バランスを取ることに貢献した。ガビは、膨大なディフェンスをこなし、素晴らしいゲーム・ビジョンを発揮し、ディエゴ・ミリートのゴールをアシストした。

しかし一番この中盤から恩恵を受けたのはアイマールだろう。リーベルのときのように2トップの後ろで、笑いながらボールをキープする。昨日のアイマールは、私たちみんなが期待し夢見たアイマールだった。クラックと呼ぶにふさわしい偉大なアイマール。


すごい書きようですね(笑)。私の印象では、今まで見てきたパブロの試合の中でものすごく良いわけではなく、普通に良かったという程度なんですが。(これくらいできるでしょ。)
でも、GolTVの実況の人も(いつもアイマールを褒めてくれるイギリス人)、また例の「He gives you back the price of the ticket.」というフレーズを繰り返していました。「He is a different kind of player, delights of football...」とも。これは60分頃かな、マトゥザレムからパブロにボールが渡り、パブロが長いスルー・パスをディエゴに通したときの言葉です。
 
このパスの他にも、「きゃあ!」と叫びたくなる(実際に叫んだかも)ディエゴやオリベイラへのラスト・パスがありましたよねえ。また、ハイ・ボールを受けるとき、よく見直すと目が点になるようなトラップがあったような。ぞくぞくしちゃいました。ぞくぞくと言えば、後半51分ごろ、フアンフランからの低いセンタリングをアイマールがヘディングした際、スローで見るとディフェンダーの足がパブロの頭をぎりぎりで逸れていて、ぞっとしました。何もなくて良かったけれど、前のことを思い出して怖かったです・・・。
Asはel Crackにスサエータ、el Dandyのほうにアイマール。

とはいえ、勝てなかったことは事実なわけで。さきほどのエキポは続けて、


もちろん改善しなければならない点はある。サラゴサは3試合連続で逆転を狙う羽目になり、このことから集中力に課題があることがわかる。ムルシア、ラシン、ビルバオという格下の敵が先制したが、これほど拮抗したリーガで相手に易々とリードを与えることは危険だ。しかし昨日の試合の結論はポジティブなものと言えるだろう。強固さ、連続性、ゴールチャンスがあった。しかしまだ勝利を収められない。願い続けるしかない。


ペリオディコは、
二つの理由からサラゴサは勝てなかった:アジャラが昨晩は全く良くなかったこと、またディエゴがゴール嗅覚を取り戻したことは確かだが、少なくとも三回あった明らかなゴールチャンスで失敗をしたため。
と書いているのですが、これには同意します。最初の10分間はアジャラさんとセルヒオ・フェルナンデスがhopelessに見えましたよ・・・。あとディオゴも去年に比べると良くないですよね。

さてビクトル・フェルナンデスは試合に満足をしているそうです。
「激しい試合だった。私たちは後半は完全に試合を支配していた。我々のゴール・チャンスを生かせなかったのが残念だ。私は試合に満足している。なぜならチームとしてとても成長したから。我々には闘志があり、勝つこともできたはず。
ブラジルとアルゼンチンが私たちの選手を誰も召集しなかったおかげで、今週一杯たくさん練習ができた。私たちはムルシア戦でのチームとは全然違うチームになった。我々は変わり、とてもよい感触を持っている。このようにプレーすれば、アウェイでも多くの勝利を挙げられるだろう。
最近来たばりの選手たちがいるが、彼らはこれからもっと力を出すだろう。彼らについては忍耐を持たなければならない。全ての新加入選手がチームに溶け込めば、多くの試合に勝てるようになるだろう。」
やけに楽観的です・・・。確かに、前線と中盤の選手6人のうち、アイマールとディエゴ以外の4人が新加入選手なんですよね。それでこの程度の連携ができるというのは、ある意味すごいことなのかも。
Aupaでは、でもかなりビクトル・フェルナンデスへの批判が見られます。交代が非難されていますね。サパテルとヘネレーロを入れるなんて守備的すぎる、セルヒオ・ガルシア投入が遅すぎ、ダレッサンドロをなぜ入れなかった?といった内容。確かにセルヒオ・ガルシアはもっと早く投入してほしかったなあ。でもマトゥザレムとガビを下げたのは、イエローをもらっていたので10人になるリスクを避けたためだと思うので、難しいところです。

ざっと短くニュースを。日曜日は練習はお休み、月曜日から木曜日のUEFA一回戦に向けた練習が始まります。
ビルバオ戦ではディエゴがキャプテンでした(クアルテーロ、サパテルがベンチスタートだったため)。
試合中GKのセサールにものが投げつけられました。コインなどもあったそうですが、セサールがプレーは続行できると言ったために、メフート・ゴンザレスは試合を中断しませんでした。(そうだ、この審判についても書きたかったけれど、長くなるので明日にします。)

最後に、「サラゴサ」でブログなどを検索したら、サラゴサのユニフォームにみんな(日本で放送を見た人は)びっくりしているようですね。確かにアイマールは特に小さいから、大きすぎるサイズのユニでは何だか半分脱げかかっているように見えたりして、ちょっと目のやり場に困ると言うか。(女の人でないんだし脱げても別にいいはずですが。)
だから、このユニは相手選手を惑わすため・・・ではなく、クラブ創立75周年を記念しての昔のユニフォーム(70年代?)の復古版なんですってば。9月いっぱいがこのレース紐シャツで、10月はまた別の年代の復古ユニに変わるはずです。ちなみにサラゴサ現地ファンの間では、このユニフォームはとても評判が良いですね。歴史を感じ、昨シーズンのユニより全然良いそうで・・・。私は去年のほうが好きだなあ。今のも、こんなアイマールの姿を見れるのは珍しいので悪くはないのですが。

 

Athletic Club de Bilbao 1: Iraizoz; Iraola, Ocio, Amorebieta, Del Horno; Susaeta, Orbaiz (Murillo, min. 88), Javi Martínez, David López; Aduriz (Etxeberria, min. 70) y Llorente (Vélez, min. 46).

Real Zaragoza 1: César; Diogo, Ayala, Sergio, Juanfran; Luccin, Gabi (Generelo, min. 73), Matuzalem (Zapater, min. 67), Aimar; Diego Milito (Sergio García, min. 83) y Oliveira.

Goles: 1-0, min. 9: Susaeta. 1-1, min. 16: Diego Milito.

Arbitro: Mejuto González (Colegio asturiano). Amonestó a Aduriz, Orbaiz, Llorente, Del Horno, Gabi, Ayala, Matuzalem y Juanfran.
Incidencias: Unos 38.000 espectadores en San Mamés.