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目黒の東京都庭園美術館へ

2015-02-18 | 散策

目黒の東京都庭園美術館へ

 

目黒の自然教育園に中の庭園美術館がオープンしたと知り、出かけてみました。

歩いたコースは、前回とほぼ同じで、JR目黒駅から恵比寿駅までの約5km

庭園美術館の様子は、次の掲示板地図の通りです。


ずいぶん長い工事でした。

  

説明書によると、

「約3年間にわたる改修工事」 だったそうです。

「東京都指定文化財である旧朝香宮(あさかのみや)邸の
アール・デコ様式を継承した本館の設備改修、修復、復元が行われた。
さらに本館に隣接して、
新たに現代的なホワイト・キューブの展示空間や、カフェ、ミュージアムショップを備え新館が建設された。」 

そうです。

 

ところで、アール・デコとは?

ネットによると

「一般にアール・ヌーボウの時代に続き、ヨーロッパおよびアメリカ合衆国を中心に
1910年代半ばから1930年代にかけて流行、発展した装飾の一傾向。
原義は装飾美術。

幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴を持つが、
その装飾の度合いや様式は多様である。・・・」

よく理解できませんが、要するにフランスの装飾による建築美術品のようでした。

 

別に掲示されていた東京都教育委員会の説明板によると、

「・・・現在は美術館として使用されているが、
内部の改造は僅少でアール・デコ様式を正確に留め、
昭和初期の東京における文化受容の様相をうかがうことができる貴重な歴史的建造物である。・・・」

とありました。

 

室内の撮影は禁止されていましたが、一か所だけ許されていたので紹介します。

改修、改善にこれだけ時間をかけるとは、ちょっと疑問です。
多分、今回は見ることができなかった庭園が見ものなのでしょう。 

今日は比較的混んでいたので、改めて鑑賞することにします。

 

さて次は、前回訪問した自然教育園です。

今は冬時で、あまり見るものはないですが、自然を味わうにはいい公園です。

先ずは、クマザサ。一年をとおして元気ですね。

途中に、ムクロジの木がありました。
正月の羽根つきの玉の樹です。鎌倉でも見ましたが珍しい木です。

    

そして、ぼつぼつ花を咲かせるアセビが繁っていました。

いつも通る緑道の樹より勢いがいいです。

さらに、早春らしく、フクジュソウが芽吹いていました。

  

 

都心部にこれだけの自然を残すのは大変でしょう。
よくぞ、残してくれました。

都心部で味わえる、里山の風景です。 

 

さてそれから、東側の外周部、銀杏並木を通り、恵比寿ビールの本拠地に着きました。

次のパンフでもわかるように、一大ビア・ステーションです。

こんなところに、デパートあり、スケート場あり、書店、映画館あり、ホテルありでした。

入口にはサッポロビールの記念館がありました。

やや、疲れて、スカイウオークに乗っかって恵比寿の駅に向かいました。

本日はこれまで。

 

 

 


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