栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

宮若市・犬鳴川河川公園に咲く彼岸花

2021-09-25 12:30:28 | 雑感

 筑豊の彼岸花観光名所と言えば宮若市役所前の犬鳴川河川敷だろう。

数年前に地域の人達が土手一面に彼岸花を植え、秋になると土手を真っ赤に染めて彼岸花が咲く。

距離約800mに渡って咲く彼岸花は満開の時期ともなると近隣から人々が訪れ、思い思いに赤い景色を堪能している。

今年の開花は例年に比べ1週間前後早く、彼岸の秋分の日には少し満開を過ぎ始めていたが、まだ十分楽しめる。

弁当持参で花を眺めながら食べると彼岸花鑑賞とピクニックの両方を味わえる。

彼岸花が咲いているのは片側の河川敷だけだが、市役所や宮若リコリスがある対岸の河川敷にも植えられると

九州一の彼岸花群生地になるのは間違いない。

あるいは対岸はコスモスにしてもいいと思うが、現在、対岸には何も植えられていないのがモッタイナイ。

 


あちこちで咲き始めた彼岸花

2021-09-16 18:45:58 | 視点

 彼岸花が一気に咲き始めている。

散歩に出かければ田の畦や川の土手沿いに赤い花をみることができる。

それもあちこちで。

彼岸花が咲くのは例年、9月下旬頃からだというのに、今年は少し早い気がする。

最近目立つのは白い彼岸花が増えたことだ。

勝手に増えているとは思えず、付近の住人たちが白い彼岸花を植えて行っているのだろう。

以前なら、地方では今でもそうだが、彼岸花を愛でたり、公園や道路脇に園芸品種のように

植えるなど考えられもしなかっただろう。

私が彼岸花の追っかけを始めてから15年は経つ。

群生地を探してあちこちに行くとともに「彼岸花が町おこしになる」

「これからは自然が人を呼べる」と訴えかけ続けてきた。

そのことに地域の人が気づき始め、毎年、土手や河川敷に彼岸花を植えている地域もある。

 

 福岡市城南区・樋井川沿いにも彼岸花が増えてきた。

一列に行儀よく並んで咲いているのと、ところどころに白い花が咲いているのを見れば

自然に生えたのではなく、付近の人たちが植えていったに違いない。

ヒマワリやコスモスの次は彼岸花がアツいようだ。

彼岸花の方は急に注目されだして戸惑っているかもしれないが。

 写真の場所は御子神社の側あたりから樋井川沿いを下り上長尾の信号辺りまでの区間。

 

 

 


格安SIMの比較~iijmioとmineo

2021-09-15 12:07:03 | 視点

格安SIMを選ぶ最大の理由は料金だろう。しかし、そこに落とし穴がある。

安さだけで選ぶと、使い始めて後悔することになる。こんなはずではなかった、と。

 いくら事前に料金を比べても、紹介記事を読んでも、多くはメリットしか書いてない。

特に最近はステルス広告か、それに近い類のものが多く、デメリットに対しては

ほとんど触れらていないのが実状。

 では何に注意して選べばいいのかといえば、私自身の経験からも言えることだが、

やはりデメリットをチェックして選ぶべきだと言える。

 デメリットと言っても人によって捉え方は色々違うだろうが、

これはチェックした方がいいという1つに低速時の速度がある。

 以下、iijmio(以下iij)とmineo(マイネオ)の低速時の速度を比較しながら

注意すべき点を見てみよう。

高速・低速の切り替えができるか

 まず最初にチェックしたいのが高速モード・低速モードの切り替えがあるかどうか。

 前号で見たように日本通信とY.UモバイルSIMには高速・低速の切り替えがなく高速モードのみ。

ほかにbiglobe、nuroモバイルも高速・低速の切り替えができない。

 なぜ高速・低速の切り替えを問題にするのかと言えば、料金に直結するからだ。

低速モード時はギガ数を消費しない(カウントしない)ようにしているのは各社ともほぼ共通している。

 つまり低速モードを上手に使用すれば契約ギガ数を減らすことなくネットを使えることになる。

ただ、低速にしたはいいが、ネットに接続しても画面表示にすごく時間がかかったり、

メールの読み込みすら待たされるほど遅いようでは困る。

 そこで問題になるのが低速時の速度。かつては低速といえば125kbpsという時代もあったが、

さすがに最近はそこまで遅いところは一部を除いてほぼない。

 最近は200kbpsというところが大半だが、300kbps(iijmio)や1Mbps(楽天モバイル)、

1.5Mbps(mineo)というところもある。

1Mbpsを超えると低速ではなく中速で、普通にネットを見る分にはほぼ問題ない。

 ところで200kbps、300kbpsといってもピンとこないかもしれないが、

200kbpsならメールぐらいなら普通に送受信できる。

さらに300kbpsになれば文字中心で画像が含まれないか、あっても1、2点程度の

ホームページ(HP)画面なら、ほぼ問題なく表示される。

 こうしたことを考えると、20GB以上の大容量ギガ数を契約するのもいいだろうが、

料金を抑えるなら3GBとか5GB契約で、実際の使用に際しては高速・低速モードを

上手に切り替えながら使うという使い方は十分検討に値するだろう。

3日間制限があるiijの低速

 低速モードでも125kbpsより200kbps、200kbpsより300kbpsの方が速度が速いから、

選ぶなら300kbpsの方がいいのは間違いない。

 現在、低速モードを300kbpsで提供しているMVNOはiijとiijから提供を受けている

Bic SIM(ビックカメラ)ぐらいしかないから、低速時でも速い速度300kbpsを

選ぼうとするとiijかBic SIMになる。

 ではiij(以下、断らない限りBic SIMも含む)を選ぶのがいいかというと、

必ずしもそうとは言い切れない。

 iijの低速モードはカウントフリーではなく3日間制限が設けられているのだ。

高速大容量プランで日数制限を設けているMVNOはあるが、低速に制限を設けているのは

恐らくiijだけだろう。

 3日間で使えるのはわずか366MB。1日当たりに直すとたったの122MBである。

これは実質、使えないと思った方がいい。

 そして3日間で366MBを超えるとどうなるか。それ以降は速度がさらに落ちる。

どの程度低速になるかは公表されていないので分からないが、

測定したところ1桁台までダウンしていた。

 1桁台の速度と言っても実感が湧かないかもしれないが、

メールが受信できないほどの低速と言えば少しは分かるだろうか。

早い話、iijの低速モードはまったく使い物にならないと言っていい。

他社の200kbpsの方がはるかに使える。

 こうしたことを考えると、iijは形式上、高速・低速の切り替えができるように

装っているが、実質は切り替えができないのと同じ。

iijの低速時速度300kbpsに釣られて契約するとバカを見ることになるから注意する必要がある。

 それにしてもなぜiijはこんなみみっちいことをしたのか。

それならいっそ他社並みに200kbpsのままの方がはるかにいい。

まるでサギみたいな商法というのは言い過ぎか。

iijの料金は最安値クラス

 とはいえiijは上記のデメリットを補って余りあるメリットがある。


まず、なんといっても料金(以下、料金はすべて音声プラン)が安い。

 平均的な使い方で4GB、1,078円。因みにbiglobeは3GBで1,480円。

mineoは5GB1,518円だ。

 5GBの料金をmineoと比べると、iijは4GB、1,078円に1GB追加料金220円を

プラスして1,298円になるから、mineoの5GBより220円安いことになる。

 10分かけ放題の料金は913円で、これまたmineoの935円より安い。

 iijは通常ギガ数料金、追加ギガ数料金、10分かけ放題料金ともに

業界最安値クラスと言っていいだろう。

 ただし回線速度は遅めだから、速度を求める人にはiijは向いていない。

料金か速度、どちらを優先するかでiijを選ぶかどうかが決まる。

料金優先ならiijはいい選択だが、それ以外ではお勧めできない。

     (以下 略)

                      2021年9月2日

    全 文 は HP で


恋する季節~ヤマトシジミ

2021-09-13 22:00:09 | 視点

 庭の草花の上を忙しく飛び舞っているヤマトシジミ蝶たち

ツガイ同士なのか、お見合いをしているのか、コンビを組むようにクルクル飛び回っている。

そしてパートナーが見つかれば他の蝶から邪魔されないように

羽と同系色の壁に張り付いたり、草陰に隠れて2羽だけの時間を過ごしている。