日本の食料自給率、異常に低い38%
先日、2017年度の日本の食料自給率が38%(カロリーベース)と発表された
これまで政府は、2025年度までに自給率を45%に引き上げるといってきた 1965年にはわが国の食料自給率は73%であった
なぜ、異常なまでの自給率低下に陥ったのか? 根本には、わが国の農業の基盤が壊れたことが指摘される
2010年から17年の間に、基幹的農業従事者は163万人から120万人に、農地も459万㌶が444万㌶に減っている この間、日本政府は農産物の輸入自由化を進め、米価が大暴落しても、まともな対策をとってこなかった それどころか、TPPを批准し、EPAにも署名し、農産物の輸入自由化を拡大し続けている
主要先進国の自給率は、カナダ223%、オーストラリア187%、アメリカ130%、フランス121%、ドイツ93%、イギリス65%、イタリア59%、スイス56%、韓国50%である わが国の自給率は異常な低さだ
欧米では、関税などの措置とあわせて、再生産できるように、価格保障や所得補償の制度を充実させていて、農業を守ろうとしている
一方、日本は、異常気象などで食料不足が懸念されているのに、「国際競争力の強化」を掲げて、中小の家族経営の農業は「非効率」として切り捨ててきた経緯がある
これまでのように「いつでも海外から買える」という時代ではなくなっているのに・・・
国連は昨年、19年から28年までを「家族農家の10年」とする決議を採択した >小規模、家族農業を支援しようという流れが広がっている
国産の農産物が安心して食べ続けられる農政こそ実現されるべきだ 頑張ろう
先日、2017年度の日本の食料自給率が38%(カロリーベース)と発表された
これまで政府は、2025年度までに自給率を45%に引き上げるといってきた 1965年にはわが国の食料自給率は73%であった
なぜ、異常なまでの自給率低下に陥ったのか? 根本には、わが国の農業の基盤が壊れたことが指摘される
2010年から17年の間に、基幹的農業従事者は163万人から120万人に、農地も459万㌶が444万㌶に減っている この間、日本政府は農産物の輸入自由化を進め、米価が大暴落しても、まともな対策をとってこなかった それどころか、TPPを批准し、EPAにも署名し、農産物の輸入自由化を拡大し続けている
主要先進国の自給率は、カナダ223%、オーストラリア187%、アメリカ130%、フランス121%、ドイツ93%、イギリス65%、イタリア59%、スイス56%、韓国50%である わが国の自給率は異常な低さだ
欧米では、関税などの措置とあわせて、再生産できるように、価格保障や所得補償の制度を充実させていて、農業を守ろうとしている
一方、日本は、異常気象などで食料不足が懸念されているのに、「国際競争力の強化」を掲げて、中小の家族経営の農業は「非効率」として切り捨ててきた経緯がある
これまでのように「いつでも海外から買える」という時代ではなくなっているのに・・・
国連は昨年、19年から28年までを「家族農家の10年」とする決議を採択した >小規模、家族農業を支援しようという流れが広がっている
国産の農産物が安心して食べ続けられる農政こそ実現されるべきだ 頑張ろう