とんとん牧場

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これからのTPP ④

2012-01-29 19:30:52 | 日記
“TPP反対”運動強化   
 
 全国農業協同組合中央会(JA全中)の萬歳会長と日本医師会の原中勝征会長
は25日、外国特派員協会の求めに応じて共同会見し、「なぜ日本がアメリカ主導
のTPPに参加すべきでないかの見解」を発表した。

 萬歳会長は、TPP交渉が20を超える分野にまたがることから、農林水産団体
や消費者団体等も加わる「TPPから日本の食と暮らし・いのちを守るネットワーク」
を立ち上げ、反対署名を全国で広げてきたことを紹介。署名は1167万人に達し、昨年
11月に政府に提出したと発言した。

 日本医師会とは街頭宣伝などに取り組んできたとして、「ひき続きネットワークを核に
した取り組みを強化し、交渉参加阻止に向け、徹底して行動していく」と表明した。

 また、JAグループ代表団が16~18日、北米を訪問し、カナダとアメリカの農業団体
首脳や政府高官らに対し、TPP反対は日本国民の声になっていることを伝えたと強調。
「今回の代表団が得た情報を有効に活用して、ネットワーク団体とも共有しながら運動を
強化する」と語りました。

 TPP交渉の参加に向け、関係各国との事前協議をスタートさせた政府。交渉参加阻止
の運動はさらに大きくなっている。最後まで頑張りたい。

これからの TPP ③

2012-01-21 13:19:09 | 日記
  全品目が交渉対象  

 TPP交渉への参加に慎重な有識者による「TPPを考える国民会議」訪米団の山田前農水相は、
米政府や議会、業界関係者との会談を終えて記者会見を行った。

 前農相は、知的財産権保護や「食の安全」にかかわる問題への懸念を一層深めたとの認識を示した。
特に、農産物などの関税撤廃について米側は、「例外なき交渉」を前提にしていると述べ、交渉参加
への懸念を改めて示した。

 知的財産権保護ををめぐる取扱いについては、「米国と同一の特許ルールになれば、遺伝子組み換え
(GM)食品の表示規制が緩和される可能性があり、大変心配だ」と話している。

 米通商代表部(USTR)が「例外なき交渉」を前提として日本の交渉参加を強く求めていることが   
明白となった。

 政府は交渉参加へ大きく動こうとしている。畜産業界へも深刻な影響が懸念されるTPP交渉参加。
何としても交渉参加阻止へ頑張りたい。

これからの TPP ②

2012-01-14 16:25:33 | 日記
 交渉参加いまだ流動的 

 政府は昨年11月、TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入る考えを
表明した。

 今年はこの線に沿って進むかが焦点になる。しかしことがすんなりと進む
とは思えない。

 交渉をすでに進めている9カ国すべての同意と、国内合意という二つの高い
ハードルをクリアする必要がある。

 さらに、アメリカの承認がカギとなる。米国の承認を得るためには、日米両
政府間交渉での米国の強い要望を、政府がどれだけ譲歩できるかになってくる。

 米政府は日本をどうするかについて、今月半ばには議会と本格的な事前交渉
に入るといわれている。

 事前協議は2~3か月かかるといわれ、日本の交渉参加が決定するのは5月以降
になる見通しで、夏までずれ込む可能性がある。

 米国との協議で日本が劣勢に立たされるのは目に見えており、TPP反対の声
は一層大きくなるだろう。

とんとん牧場の1日 ①

2012-01-03 16:34:07 | 日記
    謹 賀 新 年

 新年 明けましておめでとうございます


 昨年は東北大震災や大雨災害そして福島原発事故などなど、大変困難な1年だった。

 畜産業界も感染症の多発やTPPの問題等、日本全体の将来に大きな不安を与えるような
事態が連続した。

 特に、TPP問題は我が国の食生活を根本的に覆しかねない問題であり、あらゆる業界・団体
から怒りの声が湧き上がった。

 アメリカの意向に沿った形でことが進めば、アメリカだけがひとり勝ちになり、我が国は取り返し
がつかない事態に陥るのは明白だ。

 今後の政府の動向に十分注意しながら、TPP反対の声をさらに大きくして頑張りたい。