*くみさんの映画レビュー*

観た映画の簡単なあらすじと
私が思ったこと

恋人までの距離(ディスタンス) / BEFORE SUNRISE

2008-11-15 11:52:41 | 「か」行の映画
列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる。(Yahoo!映画より.画像も)

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BS2で放送しているのを横目でチラッと見たら、何だか懐かしくなってしまってレンタル。ゆっくり観直しました。公開当時、映画館で観たきりだったけど、やっぱり好きな作品だな~ってつくづく感じます。

偶然出会った二人がただひたすらお喋りしながらウィーンの街で数時間を過ごすお話。相手の事を知ったり、自分の事を知ってもらったりするためには、こんな風にいろいろ話すことが基本だよなぁ..って思いました。それにしても、本当に2人はよく喋る(笑)

恋が始まるのかな?っていうドキドキ感が伝わります。相手が自分の事をどう思っているのか気になったり、さりげなく自分の気持ちを話したり。何だかイイ感じだ。。

好きなシーンは多いけど...ウィーンの街並みが素敵で、こんな所で写真を撮れたら!と思います。朝を迎えた二人が、ハープシコードの演奏に耳を傾けるシーンが一番好きかも。この時のジュリー・デルピーが本当にキレイで大好き!

その後の二人がどうなったか、「ビフォア・サンセット」っていう続編が作られたけど、私はやっぱりこの作品の方がいいなと思います。

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1995年アメリカ/リチャード・リンクレイター監督/102分
鑑賞日:2008.11.14(金) DVD

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春の日のクマは好きですか? / SPRING BEARS LOVE

2008-11-08 00:49:56 | 「は」行の映画
スーパーに勤めるヒョンチェは、一風変わった女の子。映画館でスルメを食べたり、キスシーンで馬鹿笑いをしたりするため、デートの度にふられ、同僚に泣き言を聞かせる毎日だった。ある日、図書館で借りた画集に、「春の日の熊のように、君を愛している」と、ペンで書かれているのを見つける。自分への愛の告白だと信じたヒョンチェは、見知らぬ人に“ヴィンセント”と名づけ、書き主を探し始める。そんな時、高校の同級生、ドンハと偶然に再会する。ヒョンチェに好意を持っていたドンハは、思いを伝えようとするが。(goo映画より)

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タイトルを見て決めた1本。原題をそのままカタカナ表記する邦題よりも、こんなタイトルにやっぱり惹かれてしまいます。

たまたま図書室で借りた本に書かれていた愛のメッセージ。それを自分宛だと勘違いしてしまうあたりがスゴイと思うけど、これは映画だと割り切ってラク~に最後まで観てました。俳優さんがフツーな感じで良かったな、と思います。ものすごーくイケメンさんや美人さんだったら変な事になってるだろうし。

途中、この先の展開はもしかして・・・っていろいろ考えてしまったけど、いつも通りのハズレ(笑)人を想う真っ直ぐな気持ちっていいなーって感じました。

ヒョンチェのお父さんが、今見てる「太王四神記」のヒョンゴ役の俳優さんでビックリ。どちらもあまり雰囲気が変わらないような(笑)

全体的に、景色がパキッとした感じでスッキリ見えました。風景や夜景の明かりがキレイ。粗い雰囲気やゆるい雰囲気も好きだけど。。

ハッピーエンドで良かった♪恋愛映画はそーじゃないとっ。

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2003年韓国/ヨン・イ監督/98分
鑑賞日:2008.11.7(金) DVD

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人のセックスを笑うな

2008-11-01 00:16:22 | 「は」行の映画
美術学校に通う19歳の磯貝みるめは、新任のリトグラフの講師ユリに絵のモデルを頼まれる。アトリエに連れて行かれ、されるがままにするすると服を脱がされてしまう。以来、20歳年上のユリにすっかり骨抜きにされて2人で過ごす濃密な時間にのめり込むが、ある日、夫がいることをさらりと告げられ愕然とする。突然現れた年上の女に振り回されて一喜一憂するみるめを同級生のえんちゃんは複雑な思いで見つめていた。(goo映画より.画像も)

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永作博美の演技がどうかな~って思って気になっていた1本。彼女は自分と年も近いし、今までドラマとかで見た演技が結構強烈なモノが多かったので。その他、松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾ら出演。

俳優さんたちのセリフまわしがものすごく自然。でも、これは台本があるんだよな~...って思ったりしながら、感心して観てしまいました。きっとアドリブとかもあるんだろうけど。。どうなんだろ。スゴイことだ。

何だか、どうなるのかなぁこのお話、って思ってポーッと観ていたら終わってしまった、っていう感じでした。途中から、タイトルの意味なんかを考えてみたりして。「みるめのこんな恋の顛末を笑わないでね」ってこと?(笑)

いろいろ気になる事も多かったです。ユリのアトリエにある達磨ストーブがうらやましかったし、猪熊さんてすごくいい感じだったし。あんなダンナさん欲しい~。あと、松山ケンイチっていう俳優さんは、背が高いんだなーってつくづく。でも猫背(笑)信玄餅を食べるシーンも可笑しかったなぁ。みるめのことを気になって仕方ないえんちゃんのイライラ感がよく伝わってきます。永作博美はとても可愛らしい雰囲気...小柄な感じがいいなぁ、と思いました。

原作を読んだらまた印象が変わるかな。なーんていつも言いながら原作まで手が出ないんだけどっ。あんまり、きっちりとした展開を期待して観ない方が良いかもしれないな、と思いました。ゆる~く楽しめればいいのかな、って感じる1本です。

公式サイト

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2007年日本/井口奈己監督/137分
鑑賞日:2008.10.31(金)

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