世のすべての男からの愛を受ける女・傾城。天から地上最速の俊足を与えられた奴隷・昆崙。伝説の甲冑を着けることを許された唯一の英雄・光明。それぞれに与えられた約束は、決して変えることのできない運命だったが…(「ステラ」より)
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真田広之、チャン・ドンゴン、セシリア・チャンら出演。
なんだか漫画みたいな感じ。でも、それはそれとして割り切って観てしまえば、最後まで楽しめる作品だと思いました。CGを敢えてCGって分かるように撮ったらしいけど、その代わり俳優さんたちの表情がリアルで、良かったと思います。
私はチャン・ドンゴンが演じた昆崙が一番印象に残りました。彼は目がとてもイイ!映画の最初の牛と一緒のシーンにはびっくりしたけど(笑)愛する女性を守り抜こうとする姿はやっぱり観ていていい感じ。
真田広之は、中国語もベラベラだったし、重い甲冑を着けてるのにあの動きはスゴイ。光明っていうキャラクターとして見るより、真田広之の演技とか動きが気になって仕方なかったです。傾城と一緒に、争いから離れて生活している様子は、まったりした感じが良く出ていました。彼らが過ごした建物も、すごーく気になって気になって。冬は寒そうだけど、あんな素敵な建物で生活してみたいものだ…真田広之は、善の役よりも、ちょっとクセのある悪寄りの役の方がピッタリくるような気がします。
その他、光明と共に王に仕える北の公爵・無歓や、無歓の手下・鬼狼など、印象的なキャラクターが登場します。この映画の主な登場人物を別々に1人ずつ描いても、また面白い映画になりそうな気がしました。観てみたいな~…
衣装や背景も、十分楽しめます。花のあるシーンがとても綺麗。咲き乱れ、散るシーンはうっとりします。光明の甲冑はもっとよーく見てみたいと思わせます。肩のところは生花なのかなぁ。
アクションシーンはなかなかの迫力。鳥の動きをイメージさせる無歓や、黒衣を纏った鬼狼の存在も忘れられません。
運命を握る満神が出てくると、今度は何を言い出すのかと思ってドキドキしちゃいます。運命ってきっとあるんだろうな~。それは変えられない物だと思うけど、でも、もしかしたら…って考えながら映画を楽しみました。見所がいっぱいの1本です。
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2005年中国/チェン・カイコー監督/124分
鑑賞日:2006.2.21(火) 映画館
今までに観た映画のレビュー
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真田広之、チャン・ドンゴン、セシリア・チャンら出演。
なんだか漫画みたいな感じ。でも、それはそれとして割り切って観てしまえば、最後まで楽しめる作品だと思いました。CGを敢えてCGって分かるように撮ったらしいけど、その代わり俳優さんたちの表情がリアルで、良かったと思います。
私はチャン・ドンゴンが演じた昆崙が一番印象に残りました。彼は目がとてもイイ!映画の最初の牛と一緒のシーンにはびっくりしたけど(笑)愛する女性を守り抜こうとする姿はやっぱり観ていていい感じ。
真田広之は、中国語もベラベラだったし、重い甲冑を着けてるのにあの動きはスゴイ。光明っていうキャラクターとして見るより、真田広之の演技とか動きが気になって仕方なかったです。傾城と一緒に、争いから離れて生活している様子は、まったりした感じが良く出ていました。彼らが過ごした建物も、すごーく気になって気になって。冬は寒そうだけど、あんな素敵な建物で生活してみたいものだ…真田広之は、善の役よりも、ちょっとクセのある悪寄りの役の方がピッタリくるような気がします。
その他、光明と共に王に仕える北の公爵・無歓や、無歓の手下・鬼狼など、印象的なキャラクターが登場します。この映画の主な登場人物を別々に1人ずつ描いても、また面白い映画になりそうな気がしました。観てみたいな~…
衣装や背景も、十分楽しめます。花のあるシーンがとても綺麗。咲き乱れ、散るシーンはうっとりします。光明の甲冑はもっとよーく見てみたいと思わせます。肩のところは生花なのかなぁ。
アクションシーンはなかなかの迫力。鳥の動きをイメージさせる無歓や、黒衣を纏った鬼狼の存在も忘れられません。
運命を握る満神が出てくると、今度は何を言い出すのかと思ってドキドキしちゃいます。運命ってきっとあるんだろうな~。それは変えられない物だと思うけど、でも、もしかしたら…って考えながら映画を楽しみました。見所がいっぱいの1本です。
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2005年中国/チェン・カイコー監督/124分
鑑賞日:2006.2.21(火) 映画館
今までに観た映画のレビュー