*くみさんの映画レビュー*

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恋の罠 / 淫乱書生

2008-04-07 14:41:02 | 「か」行の映画
匿名の人気作家として、熱狂的な女性ファンを獲得する青年貴族。究極の官能小説を描くため、彼は一世一代の禁断の恋を仕掛ける。何とその相手とは、王の寵愛を一身に受ける美貌の后だった(パンフより.画像はgoo映画より)

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海外の時代物の映画は、衣装や装飾品やその時代の建物などを見られるのでとても楽しみ。ストーリーそのものよりも楽しみかも。韓国の時代物は最近見慣れているので物珍しい感じはそんなになかったけど、それでも見ていてうっとりしてしまう物が多くて、やっぱり興味深かったです。

この映画、韓国の原題が「淫乱書生」。ちょっとビックリ(笑)エッチな雰囲気を感じてしまうけどユーモラスなシーンも多くて、何だか可笑しくて仕方なかったです。映画館内には女性が4人だけ。皆さんの感想も聞いてみたかったな。

官能小説を作り上げていくシーンが主なので、ちょっと想像していた作品の雰囲気とは違ったけど、絶対これは大問題になるだろうな~、どうなっちゃうんだろうな~って思いながら展開を見守る感じ。ラスト近く、ユンソが自分の気持ちを話すシーンは何だか印象的でした。「う~ん、そうだよねぇ...」ってつくづく思ってしまいました。

どんな時代でも、タブーとされている物はあるけど、見ちゃダメって言われれば余計に見たくなっちゃうし。ダメ!って言われれば余計したくなっちゃうし。そうやって何年も人間は生きてきたんだなーと思います。

ちょっと面白い作品だったなぁ。。。大っぴらにオススメできないけど、仲のいい友達とかにこっそり教えてあげたいような1本です。

恋の罠 | オフィシャルサイト

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2006年韓国/キム・デウ監督/139分
鑑賞日:2008.4.7(月) 映画館

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