秋色のドレスを着た
空が
夕暮れのショーに立つ
街灯のライトは
きらめく
アンクレット
今ドキンとした
空のウインク
夢が持てない日
何気なく歩いた
何気なく歩いた
百日紅の花が
ふわりと揺れた
ふわりと揺れた
雲の形が
お魚みたい
お魚みたい
野花のように
生きてみたい
ふわりと思った
うまくいくときも
いかないときも
あるさ
その涙が嬉しくても
悲しくても
心に青を
こんな薄曇りの日
空のキャンバスに映える
心の花
うまくいくときも
いかないときも
あるさ
通りの塀は
高くても
心に夢を
真夜中
ツクツクボウシが
鳴いている
街灯を
太陽と間違えたのかい?
いいえ いいえ
ツクツクボウシが
答えてる
そっか
君が想えば
この光も太陽に…
太陽色に染まるまで青い
青い
わたしを見て
でこぼこな
こころを見て
そして
そうして
たまに
ちいさな白い花を
思い出して
太陽色に染まるまで