茂みの向こうに
妖精がいるような
探したくなるような
気持ちになりました。
子どもの頃の
ワクワクを
持ち続けることは
恥ずかしいことでしょうか…
夢って
そんなところに
ある気がするのです。
寝坊した朝
たしかに
魔法にかかっていた。
幸せの方へ
ピントが合う
不思議な魔法。
日常のありきたりな場面…
そう
キッチンから
聴こえてくる鼻歌。
コーヒーの香り。
そんなことから
シトロネットの味わい。
茂みから聴こえる
虫の音まで
数えきれない。
今まで
素通りしてきたみたい…
俯きながら
シトロネットは
もっと特別な日に
食べたかったわ
と言うと
こんな美味しいシトロネットを
食べた今日を
特別な日にしたらいいじゃん
とあなた。
本当に、そう思う。
そうしよう。
知ってるつもりの町。
知らない町が広がっていた。
通りには
もっと上へと
階段が延びている…
小さく見えるいつもの町。
夜景のきれいな町。
夕暮れ
あなたへ
明かりを灯してこれたかな…
モンブランの
洋酒の風味が大人っぽくて
少し暗いリビングは
bar気分。
常連さんは
たまに、ピヨっと
語りたい小鳥さんと
ふら〜っと立ち寄る
猫さん。
今日は、なんだか
ほろ酔い気分。
ちょっと
耳を傾けながら
微笑み浮かべてみようかな…
薄曇りのこころで
歩いていたら
淡い陽ざしにも
日傘にもなれる気がした。
青空みたいな
微笑みに出会うと
こっちまで
青空を見つけられた。
今日の天気は、雨のち曇り。
それから
曇り時々青空。