山に登って、星を見る

山登りは、やっぱりきつい
でも、また登ってしまう
星空観察は、夜更かししてしまい寝不足になりがち

あとは一気に車が待っている登山口まで

2015-02-11 14:17:00 | 登山
標高が低くなってきて大きな杉が目立つようになってきた上着を脱ぐほど気温が上がってきたこれはおもしろい!なんで、わざわざこの様になるのかな?

これは
根っ子の間に隙間が開いているこの様な不自然な状態
通常では考えられず、おそらく過去にその隙間に大きな石か、古い木の幹があったに違いない

『おっ、淀川小屋まであと500メートルだ』狭くて急な階段を下りて淀川に架かる橋が登場

小屋までもうすぐだ!進行方向左の景色『うーん、いいねぇ。学生時代となんら変わってない』

今度は右側のパノラマこの風景はO氏は見ていないはず
このブログで絶景を楽しんで下さい

首が痛くなる?


淀川の橋を渡れば山小屋はすぐそこここに荷物をデポしている

小屋の扉を開ける今朝ここを出発したのが午前5時30分
そして今は9時09分である
花之江河往復で3時間39分費やしたのだ

左上奥のフロアから荷物を出してくるザックに詰め込んだあとは
左手にごみ袋をぶら下げて、我が愛車の待つ淀川登山口まで直行だ車までの距離は1300メートルであったが
これが結構長かった(^_^;)途中
行きがけには気付かなかった
切り倒して運べなかった、もしくは倒れて邪魔なので根本をカットした木登山ルートは
行きと同様にアップダウンを繰り返しながら進んでいく

まだかな?そろそろかな?

『あっ、着きそうだ』到着ーっ

お疲れ様

O氏と花之江河で別れて別行動へ

2015-02-11 07:27:00 | 登山
O氏は縦走路を宮之浦岳へと進んでいき
一方で私は
ここ花之江河で引き返して、車を停めている淀川登山口へと戻っていく計画だ


※ここで--------
O氏から後日送ってきた縦走中の写真を紹介させてもらう

まずは黒味岳山頂ここは縦走ルートから外れているので、おそらく分岐点に荷物をデポして登ったのであろう
そして彼はその山頂から、今通過した花之江河を見たであろう
1つ前の写真に写っているのが花之江河から見上げる黒味岳である

これは
てっぺんに岩があるので、宮之浦岳1つ手前の栗生岳であろう
標高第3位だそう言えば
先程の焼酎の名前に出てきた『三岳』
最高峰の宮之浦岳と、次に高い永田岳、それとこの栗生岳になる
南斜面から撮って、暖かそうに見える

そして最高峰の宮之浦岳うーん、風の強さを物語っている
実に寒そうだ!これはすごい!
普通の4つ爪アイゼンでは到底歯が立たないであろう雪がかなり深そうだ新高塚小屋まで下りてきたそれから1.5km下にある3階建ての高塚小屋
O氏はここで一夜を明かす縄文杉ーっ


さて--------

場面は
私の、一人寂しく淀川登山口までの帰路に戻る二人で登っていても
会話と足音以外の音は聞こえないはず

なのに
何か、静かになっている

まあ、確かにO氏は山登りの途中でもよく喋るのだが(^_^;)でも
今の私にはその静けさよりも
一人になった開放感の方が強く現れていた

O氏はすごく私に気を使っていたのは確かなのだが
それでも
今まで後ろにO氏がついてきていたので
ペースを100パーセント自分の思いのままには出来なかった

だが、今は違う
時間が十分にあるのだ面白そうな木があれば、気兼ねすることなく写真を撮ってしばらく眺めていることも出来るのだもちろん複数で行く山登りも楽しいのだが…

ただ、一人の場合
それなりにいいことがあるのだ\(^_^)/

いろいろと考えながら
再び小花之江河に到着行きには気付かなかった氷柱同じ所を歩いているはずであるが…

たまに
初めて見る景色があるここは
行きがけにも立ち止まって景色を見たところ
今度はゆっくり眺めることができた高度が変わり、植生も変わってきた
シャクナゲの葉があった6月ころ?
O氏によれば
このシャクナゲが咲く時期には凄いことになるらしい
わざわざ
それが目的で屋久島を訪れるお客さんもいると言うこと

いつの間にか雪もなくなり標高が下がってきたかな?

1600メートルの高層湿原、花之江河

2015-02-11 06:53:00 | 登山
展望所を過ぎると花之江河はすぐ近くまで迫っていた先に現れたのはこれ、小花之江河である到着目前にして登山道が、湿原に向かって下り始めるのですぐに分かった

突然、視界が開けた

標識には、もう1つの高層湿原である花之江河までは0.4kmと書かれてある『日本最南端の高層湿原で
2600~2800年前に出来た
ゴミなどを捨てないように』

などと書かれた標識がある
標高は実測で1620メートル、盆地になっていて風はなく、暖かい様な気がするが…

でも
完全に凍りついてた(^_^;)やはり寒いのであろう

カメラを南西に向けてみると奥の方に高盤岳(標高1711メートル)があるのだが

頂上に何かある
『あれは? …』
カメラをズームして撮影してみた何か、面白い形をしている!

ロールケーキを包丁でサクサクと切った様な形

なんだろう?

O氏に尋ねてみた

『あれはとうふ岩だよ』
とすぐに答えが返ってきた

私は一度ここに来ている
そしてO氏は初めてである
その初めてのO氏に教えてもらった(^_^;)

流石である!

足元を見ると寒くて縮こまっているが、おそらく生きているこれは?手前の白骨の様な幹はすでに枯れているようだ
奥にある緑は別の木の葉になる

さて
小花之江河と花之江河で何枚か写真を撮ったのだが
どの写真から
花之江河のものなのかが、分からなくなってしまった上の写真はもちろん間違えなく花之江河であるのだが

その間の写真はどっちかな?

まあ、どちらでもいいか

ただ、湿原の規模は
小花之江河も同じくらいの大きさだったような気がする
花之江河の方が広いかな?

こちらは黒味岳の方向、地図でみるとこちらに湿原が広がっているはず国土地理引院でも同じくらい

花之江河で私が写真を撮っているとO氏が湿原に遅れてやって来た12本爪アイゼンの準備をしていたようだ

さて
以前からブログで書いているように
O氏はこれから宮之浦岳を通り
稜線を歩いて高塚小屋まで縦走をする
私はお留守番だ
(登山口に車を置いているので絶対に戻る必要あり)
つまりここからは別行動である


『じゃ』
と言って、言葉数少なくO氏は去っていった離れていく、後ろ姿がシブイ明日の11時に白谷雲水峡で待ち合わせなので
わずか27時間30分の別れなのであるが、何となく淋しい


『一人になったかぁ』

急に静かに吹いている風の音が聞こえ始めた(^_^;)


それから
O氏と別れて1分くらい経過して
前方から

『おーい』
と聞こえた縦走路が再び湿原の端を通るとき
黒味岳に向かうO氏が再び見えたのだ再びO氏は去っていった