山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

石光寺 寒牡丹01

2007-12-26 21:49:41 | Weblog
石光寺 寒牡丹01

 関西花の寺霊場第二十番 石光寺 染寺
 奈良県葛城市染野387 ℡0745-48-2031

 

石光寺 寒牡丹02

2007-12-26 21:40:15 | Weblog
石光寺 寒牡丹02

 境内には歌碑や句碑がたくさん建てられています。

   初春や當麻の寺へ文かけば
     奈良の都に住むここちする(与謝野晶子)

   時雨ふる日はおもひいづ
   當麻の里の染め寺に
   ひともと枯れし柳の木
   京の禁裏の広前に
   ぬれて踏みける銀杏の葉(与謝野鉄幹)
     ※本居長世、作曲の珍しい楽譜碑です、

石光寺 寒牡丹03

2007-12-26 21:39:07 | Weblog
石光寺 寒牡丹03

  ※ My HP「home ktmr」
花の寺 二上山麓 石光寺も併せてご覧いただければ幸いです。

  今冬は暖かく寒牡丹は大ぶりです。
  雪よ降れ!雪中凛然と咲く寒牡丹に期待しています。

一言主神社 公孫樹01

2007-12-10 20:19:54 | Weblog
一言主神社 公孫樹01

 奈良県御所市にある葛城一言主神社は「いちごんさん」とも呼ばれ、全国各地の一言主大神を祭神とする神社の総本社です。

 神社の歴史は古く、神話時代にさかのぼり、古事記や日本書紀、今昔物語にも登場する一言主大神が祭神で、どのような願い事でも一言だけ聞いてくれる神様です。
 また、大和朝廷が制圧する前のその地方の支配者、鴨・葛城氏の氏神と言われています。大和朝廷は奈良へ侵略してきてこの葛城氏を制圧、大和政権を樹立したという。


一言主神社 公孫樹02

2007-12-10 20:18:39 | Weblog
一言主神社 公孫樹02

 葛城一言主神社 ご神木(乳銀杏)

 樹齢1200年の老大木であり、宿り木と呼ばれ、健康な子供が授かり、お乳が良く出る。古くから子供を思う親の願いがこめられ、地元の人々の信仰を集めています。(葛城一言主神社)

一言主神社 公孫樹03

2007-12-10 20:17:47 | Weblog
一言主神社 公孫樹03

 御神木でもある大イチョウは樹齢1200年という古木で、幹周/3.85m、樹高/25m、「乳イチョウ」と呼ばれ、健康な子供を授かり、母乳が良く出るようにと子供を思う親の信仰を集めています。

 「乳(にゅう)」とはイチョウの古木にできる気根(きこん)のことで、写真のように巨大な幹から奇妙なリアルさで、垂れ下がっている。



信貴山 朝護孫子寺 01

2007-12-03 10:18:47 | Weblog
信貴山 朝護孫子寺 01

 信貴山は生駒山地の南に連なる標高437mの山で、高安城、信貴山城跡などがある歴史と信仰の山です。

 信貴山の由来は1400年昔、聖徳太子が物部守屋討伐を祈願されたおり、虎をお供にされた毘沙門天王が出現され戦勝の秘法を授けられたそうです。そのときが寅の年、寅の日、寅の刻だったそうです。
 聖徳太子はこの山を「信ずべき 貴ぶべき山」として信貴山と名づけられと説明書きがありました。

 信貴山朝護孫子寺には 寺の由来もあって あちこちに虎がいました。
 山門を入ってすぐにいる虎は、本堂を見上げて吼えているようでした。

信貴山 朝護孫子寺 02

2007-12-03 10:12:32 | Weblog
信貴山 朝護孫子寺 02

 千手(せんじゅ)の公孫樹(いちょう) 仏手白果(ぶっしゅはっか)

 樹の枝振りが千手観音の手に似て、また、銀杏(ぎんなん)の形が仏の合掌される両手に似ているところから千手の公孫樹、仏手白果と名付けられました。
 中国産の品種で、日本では宮崎県高千穂の岩戸神社の境内にある一本だけとされていましたが、昭和58年7月、学者により偶然発見された、日本で二本目の極めて珍しい、樹齢500年の巨木です。

信貴山 朝護孫子寺 03

2007-12-03 10:11:26 | Weblog
信貴山 朝護孫子寺 03

 聖徳太子が「信ずべき山、貴ぶべき山」と言われたことから信貴山と呼ばれるようになったという、その寺が朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)です。
 石灯籠の並ぶ参道を登っていくと本堂です。本堂の舞台からの眺めは絶景です。
本堂下の地下「戒壇巡り」をしました。本堂の床下、階段を下りた地下に真っ暗な回廊があります。2番目の角の所を曲がると燈明がともっていて守本尊が祀られています。ここだけがほのかに明るい場所です。暗黒の世界をひととき体験しました。
 
 朱塗りの鳥居が続く坂道を上り詰めると、標高437mの山頂には「空鉢護法」(空鉢堂)が祀られ、お参りする人が絶えませんでした。多くの参詣者から「一願成就」の霊験あらたかな守護神として信仰されているそうです。

 千手院では恒例行事の「大根炊き」が行われていました。行者らが無病息災を祈願して読経する中、参拝者はアツアツの大根を「ふう、ふう」と冷ましながら口に運んでいました。