山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

釈迦ヶ岳 開眼釈迦如来立像

2007-10-29 18:01:18 | Weblog
釈迦ヶ岳 開眼釈迦如来立像

 十津川村と下北山村の村境、標高1800メートルの釈迦岳山頂に立つ青銅の釈迦如来立像の拝顔に出かけました。

 大正13年7月に建立以来、80数年間風雨にさらされながら修験者や登山者の道中の安全を見守ってくれていました、この釈迦像が倒壊の危機に面していると言うことで昨年11月に撤去されました。そして本年8月26日、ようやく修復され開眼法要が営まれました。

 私は、釈迦像の台座に「岡田雅之獨力ニテ運搬セシ者ナリ」とあるのを確かめました。大正13年(1924)37歳の夏、前鬼口より釈迦像を持ち上げた強力伝説は釈迦の有名な話です
 

釈迦ヶ岳 紅葉01

2007-10-29 17:32:04 | Weblog
釈迦ヶ岳 紅葉01

 釈迦ヶ岳は大峰奥駈道の第40番靡の行場でもあり釈迦牟尼仏の銅像が鎮座しています。弥山を早朝6時過ぎに出発し午後1時過ぎ釈迦ヶ岳に着き、画像の大日岳から前鬼の宿坊に向う登山者のグループがいました。

 大日岳(1,540m)は険しく、鎖が架かり最後は45°以上の一枚岩の斜面を鎖だけを頼りに登るそうだ。山頂には恐らく大日如来であろう仏像が安置されており、第35番靡となっています。

 大日岳を右に、その山容の変化を楽しみながら釈迦ヶ岳に向いました。

釈迦ヶ岳 紅葉02

2007-10-29 17:31:06 | Weblog
釈迦ヶ岳 紅葉02

 今日は、天気予報では日本列島日本晴れ。
 ゆっくり、ゆっくり西に傾きかけた陽を受けながら下山しました。途中3頭の雌鹿に出逢いました。ハイポーズと鹿に叫びながらシャッターを押しました。鹿は人慣れしているようでしばらく逃げませんでした。野生の鹿はあくまで野生であってほしいと思いました。健気にポーズととってくれた鹿さんありがとう?

 登山口駐車場に午後5時過ぎ戻ってきました。真っ赤に染まった紅葉が待っていてくれました。旭発電所付近では真っ暗でした。途中2匹の猿と野ウサギが道路を横断しました。

大台ヶ原 01

2007-10-23 20:49:21 | Weblog
大台ヶ原 01

大台ヶ原は、大峰山系とともに近畿の屋根といわれる台高山系の南端に位置し、日出ヶ岳(1695m)をはじめとするいくつもの峰に囲まれた、標高1400m~1600mの緩やかな台地です。

 大台ヶ原はm日本有数の多雨地帯です。年間で4500mm以上の降雨があり、その豪雨によって激しく削られてできた大蛇(だいじゃぐら)などの断層絶壁、中の滝などの雄大な景観がみられます。

大台ヶ原 02

2007-10-23 20:38:34 | Weblog
大台ヶ原 02

画像の左上は断崖絶壁の大蛇(だいじゃぐら)
 今日は平日だというのに大台駐車場は満杯。道路にあふれていました。

  日出ヶ岳の直下、正木嶺や正木ヶ原のトウヒの立ち枯れと笹原が有名である。 これは、1959年に近畿地方を襲った伊勢湾台風がそれまで覆っていた森林を破壊し、その木々が流出したことによりそれまで地面に自生していたコケ類が衰退、代わって、ササ類が繁茂し始めた。 その笹を主食とするニホンジカの数が増え針葉樹の実生や樹皮までも採食するといった複合的な要因によって現在の環境に至るのである。しかし、今年はどうしたことか一頭も鹿を見かけませんでした。

大台ヶ原 03

2007-10-23 20:37:38 | Weblog
大台ヶ原 03

 上記(大台ヶ原02)のことから、環境省は2007年9月1日より西大台地区において入山規制を実施することを決定しました。
 規制以降入山するには、予め申し込んで有料の認定証を取得し、入山当日は大台ヶ原ビジターセンターで講義を受ける必要があります。

 このことの関して、「西大台利用調整地区の手続き」「利用調整地区内への立入認定申請書」など6ページにわたる説明書を読みましたが、この上なく煩雑な手続きが必要です。利用者(入山者)の増加による森林の衰退が原因と考えるなら全面的に10年間入山禁止してはどうだろう?

 

今井 だんじり01

2007-10-21 20:15:04 | Weblog
今井 だんじり01

 橿原市今井町 春日神社に2基のだんじり(山車)があります。
 この山車(だんじり)は、毎年10月20.21日、春日神社の秋祭りで引かれているもので、長さ4.14m、幅2,16m、高さ3,65m、重さは約3.5トンもあります。

 日本を代表するだんじり祭りと言えば岸和田が有名ですが、そのほか泉州、河内、大阪、神戸、奈良など関西一円の祭りの形態として広く存在しています。

今井 だんじり02

2007-10-21 20:06:52 | Weblog
今井 だんじり02

 だんじり(山車)は、町内を曳行(えいこう)されます。
 自治都市として南大和最大の商業都市として発展した今井町は、東西600m、南北310m、約17.4ヘクタールの地区内には、迷路のような昔ながらの街区が存在し、道の両側には、現在も多くの江戸時代、また伝統的な様式を持つ町家が、周囲の環境とあいまって軒を接して建っています。伝統的建造物に指定された狭い街並みを巧みに曳行されます。

今井 だんじり03

2007-10-21 20:06:12 | Weblog
今井 だんじり03

 春日神社を出発しただんじりは町内を一周し、今井町を代表する今西家・今井西口に戻ってきました。今西家は、惣年寄りの筆頭で、領主、代官の町方支配の一翼を担い、自治権をゆだねられていました。

涸沢の紅葉01

2007-10-16 11:20:41 | Weblog
涸沢の紅葉01

 誰しもそのすばらしさに絶句していまう涸沢の紅葉。

 今朝、連休を利用して上高地・涸沢カールへ行って来られたT君より素晴らしい紅葉の画像を2枚送られてきました。原画像の下部に本人が写っていましたので4分の1割愛しました。(本人の承諾を得ていませんでしたので)本当は素晴らしい風景で充分だと思ったからです。(失礼ご容赦!)
 
 ※涸沢カール
   穂高連峰の東側に位置する涸沢カールは、日本最大規模といわれる氷河の形 跡を残しており、夏でも残雪が見られ、手軽な登山基地として人気が高い。夏はシナノキンバイやチングルマ、クルマユリなどの花畑に彩られ、秋にはナナカマドやダケカンバの赤や黄色の紅葉が目を奪う。
 *カール:氷河の浸食によって山地の斜面に生じた半円形の窪地。

 追記 昨日(10.17)、T君より100枚を越える画像が送られてきましたので、以下、3枚の画像を差替えます。

※画像差替え(10.18)