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ホテル椿山荘東京・・・その2 庭園散策1

2024年04月09日 | 散策

雲海を観賞後に庭園を散策しました。

ホテル棟1階の庭園出入口からU字の坂を下ります。

「椿山荘の碑」

山縣有朋公爵が造営に着手し始めた当時を振り返り、明治11年に「椿山荘」と命名した際の感慨を刻んだ碑です。

「弁慶橋・ほたる沢」

元々「竹裏渓」と呼ばれ孟宗竹林の裏にあった谷に清流が流れていた場所で、現在もせせらぎを保っています。
「弁慶橋」は通称「赤橋」とも言われ、初夏の風物詩として蛍の幻想的な光も観賞できます。

「伊藤若冲 羅漢石」

江戸時代中期の画家・伊藤若冲の下絵による五百羅漢の内の約20体です。
京都南郊・伏見の石峰寺に置かれていたものと伝えられています。(像高約50cm)

「庚申塔」

寛文9年(1669年)に造られたと伝えられる、道教の庚申信仰に由来する石塔で青面金剛像が彫刻されています。

「幽翠池」

山縣有朋公爵の庭園造営当初からの池で、瓢箪型の形が特徴的です。

現存する古香井や、雲錦池とともに山縣公が「椿山荘 十勝」に選定した庭園内の景勝地の一つです。

「大黒天」

ホテル椿山荘東京の庭園には七福神が散りばめられています。
結婚や仕事で良縁をもたらす神様で、丸みがあり柔和な表情が特徴です。

「五丈滝」

岩の段差と、苔むした岩肌が水の流れに変化をつけ、夏にはその風景と水音に涼を感じられます。

国指定有形文化財 三重塔「圓通閣」

平安期の歌人として名高い参議・小野篁(おののたかむら)ゆかりの寺院。

広島県賀茂郡の篁山竹林寺(たかむらさんちくりんじ)から大正14年(1925年)に移築されました。

本尊として「聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)」が安置されています。

臨済宗相国寺派・有馬頼底管長猊下による落慶ならびに入仏開眼法要を執り行い、「圓通閣」と名乗るところとなりました。

「般若寺式石灯籠」

江戸期の茶人や造園家の間で「名物の灯籠」の一つとして人気を得ていた鎌倉後期の逸品です。

「 丸形大水鉢・車石」

京都府東山区粟田口から山科に通じる日ノ岡峠にあったもので、木食上人・養阿正禅が旅人のために造ったものと伝えられています。
荷車である牛車の轍が刻み込まれた貴重な敷石「車石」とともに保存されています。

「白玉稲荷神社」

大正13年(1924年)、京都下鴨神社にあった社殿を譲り受けて移築(平成元年に新社殿へ改修)。
翌年、伏見稲荷明神から白玉稲荷を勧請して椿山荘の守護神としました。

「庭の神」

「布袋和尚」

「無茶庵跡」

庭園のひときわ静かな緑の中に佇む室町時代から受け継がれた隠れ家です。
創業者の小川栄一が椿山荘に茶室を設けた際にこの建物に「無茶庵」と名付けました。
奈良菊水楼「うな菊」の東京第一号店として、奈良の地酒とともに江戸前うなぎが楽しめます。

「椿山」

椿が自生する景勝の地で江戸期には多くの銘ある椿を植栽した一帯。

「御神木」

樹齢約500年。ホテル椿山荘東京最古の椎の樹木。
根元の周囲は4m50cm、樹高は約20mに及びます。

見所一杯の庭園散策はまだ続きます・・・

コメント
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