畑を掘り、木を彫り、石を刻り、の自然人!

退職後、自分に気ままな課題をちょっと与えて遊んでいます。

菜園でも「ミミズ」の働き

2016-03-16 10:01:53 | 家庭菜園


我が家のすぐ前に「土筆」が芽を出し、しかも群生しています。
最近は土筆を食べる人も減っているのでしょうか、誰も採っていきません。
2-3分の手間で沢山採り、家内が卵とじで料理してくれました。春の訪れを味で確かめ、ビールが同時に
喉を通過して行きます。ちょっとした幸福感です。

畑仕事も気温が15度程度になりますと、躰が自然と動きます。
昨日も耕していましたら「ミミズ」も出てきました。

「ミミズ」の働きを調べていましたら様々な有効な効果があることを改めて知りました。
 
土壌の構成は 固相の土
       液相は無機物(土の粒子などの鉱物)・有機物(根、枯葉などや土壌生物のバクテリア、ミミズなど)
       気相
ですが、「ミミズ」は土壌の改善に極めて有効で、その働きは「動き回る・食べる・糞をする・尿をする」ことにより
作物は草丈が伸びる、収量が高まる、カルシュウムが多くなる、作物の病気を防げるなどの効果があります。

「ミミズ」が動き廻ることにより土が軟らかく、通水、通気性が良くなり(物理性)、
肥料要素を作物が吸収し易くなる(化学性)。
「ミミズ」の糞には作物の生長促進物質が含まれている。

「ミミズ」は土壌の質の指標者。
「ミミズ」は土の健康の生物指標者。
「ミミズ」は土壌生態系の技術者。

「ミミズ」は西洋では「大地の腸」「地球の虫」「雨の虫」と呼ばれているそうです。

「ミミズ」は枯葉や作物残渣と土をかき混ぜ多様な有機質を堆肥にする働きをする。

「ミミズ」を増やすには餌となる有機物があること、出来るだけ無耕起で土壌の攪乱を少なくする。

以上の情報は東京農業大学総合研究所 中村好男氏に依ります。
やはり自然の力は凄いものです。

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