瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

秋に初夏の薔薇3

2009年09月25日 21時49分51秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
タイトル通り秋中に終わらせる為に(汗)、若干こっちのレポを優先してお届け…という訳で前回の続きです。



運河の両岸を彩る薔薇の運河は、ユトレヒト~ニュースタッド迄続いていました。
運河沿いを歩いて行く間に潜った橋は3つ。
街の建造物を基準に説明すると、アムステルフェーン~kirara辺り迄、ずっと薔薇が滝の様に咲いていたのです。
通るお客さんが口々に「綺麗ね~!」なんて言って、感激してらした。
世に薔薇園は数有れど、薔薇の滝の路は(今んとこ)ハウステンボスだけ(と思う)。
類稀なる(褒め過ぎか)眺めを目にしたければ、来年初夏にお訪ね下さい。

チューリップで有名で、春に最も混雑するハウステンボスだけど、この薔薇の運河を数年続けて行くなら、初夏も人気を呼ぶかもしれん。



↑途中こんな隠れベンチが置いてある。
これはキンダージム(旧ゴールデンホップ)近くに有った物。
家族やカップルで来た人が中に連れを入れて記念撮影をする光景をよく見ました。
冬の夜には電飾を纏ってキラキラ光る、それもまた綺麗。

薔薇の滝の終点を見届けた所で階段を上がり、来た道を戻りました。



↑ニュースタッドとミュージアムスタッドとを繋ぐクリスタル橋からの眺め。
向うに写っているのはフリースラントとビネンスタッドとを繋ぐジョーカー橋です。
ちなみに記事上の写真は、クリスタル橋からこれを写した向きとは逆に、ミュージアムスタッドを眺めた物。(↑)



↑今年の初夏はkirara前がプチガーデンになってて綺麗だった。
少しマウリッツ広場の噴水周りに分けたらってぐらいに、薔薇が咲き誇ってましたよ。
kirara前には小さい子用の遊園地「チャイルドキングダム」も有るんだけど、修学旅行で来ていた中高生にも人気を呼んでいたのには笑った。
好きな友達と遊べば、シーソーだってブランコだって滑り台だって、何だって楽しめるもんな。



↑クリスタル橋を渡ってミュージアムスタッドへ、橋から続くスロープに設けられていた薔薇のアーチ。



↑ミュージアムスタッドから、対岸に建つkirara館を眺めるように。

薔薇は運河に沿って咲いてるだけじゃない。
此処でクルッと回れ右してみましょ~。



↑そこにはこの様な薔薇窓が…よく見るとカメラ構える私が写っちゃってます。(汗)



↑ミュージアムスタッドに建つ館の窓辺に花を添える薔薇。
地区閉鎖から醸す暗い雰囲気を緩和するには良いアイディアだなと、意地悪い感想を持たなくもなかった。(笑)

あんまり言いたくないんだけど…現在ミュージアムスタッド地区は休眠状態なのです。(意地でも××とは書かない辺り)
オルゴールファンタジア、カロヨンシンフォニカ、アニメワールド、シーボルト出島蘭館、全て休館しちゃってるんですよ。



↑私が訪れた頃丁度全館眠りに就き、それが為(元から静かな区域ではあったけど)ナッソー広場に人気は無く、寂しいかぎりで御座いました。
いや全館ではなく「柿右衛門ギャラリー」と「3D」は未だ営業してたけどね。
その2館も、現在では「柿右衛門ギャラリー」がパサージュへ移動、「3D」はスパーケンブルグへ移動しちゃいました。
オランダ独立の父ナッソー伯(だったか?)の銅像の背中にも哀愁が漂っているようです。

 ・柿右衛門ギャラリー移転についての記事。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=476&catid=6)
 ・MEGA 3D 360移転についての記事。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=487&catid=6)



↑カロヨンシンフォニカの鐘の音も、今では遠い昔に聴いた調べ…。

なぞと落ち込んでた私の耳に、驚きのニュースが飛び込んで来た。
なんとあのマイケルさんが亡くなった事を切っ掛けに、生前遊びに来たマイケルさんが絶賛されたという「クリスタルドリーム」を、期間限定で復活させると言うのだ。
マイケルさん御逝去の折、「残しておいてれば、それを縁に偲ぶイベントが開けたのにね~」なんて友人と話してたが…本当にやるとは!
有名人の影響力の凄まじさを、しみじみ感じた出来事でした。

 ・復活したクリスタルドリームについての記事。
 (→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=512&catid=6)

他の館についても触れてて欲しかったぜ、マイケル…。
残念ながら9/23迄の公開だった為、もう閉館してしまってるでしょう。
しかし1度は閉館しても、復活させる事は出来るんだなと、少しだけ希望が持てたような。
それと館で展示してた作品の一部は、パレスハウステンボス内の美術館で来年4/11迄公開されるんじゃなかろうか?
(→http://www.huistenbosch.co.jp/museum/topics/collection.html)

ハウステンボスに有った博物館は何処も個性的な魅力に溢れてて大好きでした。
全てパスポートで入れたから、ひょろっと寄りたい時に寄れるのが気安くて嬉しかった。
何時か復活する日を心から願ってます。



↑電話ボックスの横に在る、ミュージアムスタッドからビネンスタッドに抜ける出入り口。
秘密の出入り口っぽくって何か好きだ。
深緑の向うにカルーセルとドムトールンが覗けます。



↑マニアックなマリングッズを扱う、土産屋「フィギュアヘッド」前に有った薔薇窓。
「もしやフィギュアヘッドも移転か閉店…?」なぞと心配してましたが、変らず営業しててホッとしました。

賑やかな場所を好む人が居る一方、静かで人気が無い場所を好む人も居る。
何も営業してなくても私はミュージアムスタッドに休憩目的で立ち寄ってる。
封鎖して入れない訳じゃないんで、孤独に浸りたい時はこちらへどうぞ。


ミュージアムスタッド~ビネンスタッドまで歩いて来ました。



↑これはビネンスタッドバス停に停車してた花のフロート。

5/16、5/17開催のローズパレードの為、サイトでフロートのデザインを募集、来場客が手伝って完成させたという物。
近くで見たらほぼ造花だった、まぁそりゃそうか、生花だけで造ったら、金がかかってしょうがないもんねぇ。
造花とはいえ綺麗でしたよv
目に留めたお客さんが、寄って来ては写真を撮っておられた。
パレードについてはまたの日に語らせて頂きまする。

・花のフロートについての記事。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=362&catid=6)

ビネンスタッドバス停の横には、特に冬に泊まるのに適している(気が個人的にする)、ホテル・アムステルダムが建っている。

何故冬向きかと言うと、広場側3階以上の部屋に泊まれば、光のイベントで盛上るアレキサンダー広場を見下ろせるから。
もう少し経てば冬イベントについての記事が公式サイトに上がると思うけど、毎冬ハウステンボスが開催する光のイベントは見事ですよ~。
イルミネーションの多種多様さでは、ハウステンボスが1番だと考えてます。(若干の贔屓目は承知の上だが)



↑そのホテル・アムステルダムの横(裏?)に有る、深緑が気持ち良かった通り。
隣はヨットハーバー、紺碧の海が広がっています。



↑こちらは中央広場を廻る表通り。

初夏は花だけでなく、深緑の美しさも加わるのが良い。
1年中で最も色が溢れる季節じゃなかろうかと。



↑ホテル・アムステルダムのパティオも初夏の花で飾られていました。

母と約束してた昼食時間が近付いていた為、此処で一旦撮影終了、ユトレヒトに向う事に。
といった所で続きは次回!




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