瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

箱根雨中その2

2012年07月02日 00時26分33秒 | 旅の覚書
早いもので7月…1年の半年が過ぎてしまったなんて夢の様ですよ。
同様にまた半年が過ぎて行き、蕎麦を啜る季節を迎えるのかと思うと…う~ん、恐い。(汗)
月日は勝手に過ぎて行っても、記事は書かなきゃ進まない。
頑張って前回の続きで御座います。
写真が多い為、今回は文字入れるゆとり、あんま無い。(汗)



部屋でお茶を飲み一息吐いてから、2人で庭園を観に行った。
小田急山のホテル最大の見所ツツジは見頃を過ぎて殆ど萎れてしまっていても、ローズガーデンが時季を迎えて綺麗なんじゃないかと期待をかける。
岩崎小彌太男爵の別邸だった頃から引き継いだツツジ、シャクナゲ園の後年に造られた為、規模はそれほど大きいものじゃない。
それでも約100種500株の薔薇が咲き揃うのだそうな。
ちなみに薔薇は閉園した向ヶ丘遊園から移植したもので、チャペルとともに2002年オープンしたのだそうな。
ツツジとシャクナゲが有名なせいで初夏に集中する客を、それ以外の季節に散らす目的で造られたんだろうな。
ハウステンボスも開園後暫くは、チューリップの季節に客が集中して、他のシーズンはさっぱりだったっけ。

庭園は玄関を出て右側、芦ノ湖を望む斜面に広がっている。
撮影時にタイミング良く海賊船が湖面を滑って行った。(写真1番上)

    

ここの庭園は宿泊客にも開放されており、ツツジの見頃以外は無料である。
開園時間は見ての通り午前9時~午後5時、山は17時過ぎたら真っ暗になるからね。
ツツジやシャクナゲが終っても、他の花を観に結構人が来ていた。
ローズガーデン横の芝生広場に木のテーブルと椅子が用意されてたんで、ここで昼食にしようと弁当&お茶を広げた、が後で「園内の飲食は御遠慮ください」という案内に気付いた。(冷汗)
いや、本当はバスの中で食べる積りだったんだけど、あんまり道がくねくね曲がってて、乗り物酔いするのを恐れて持って来てしまったのだ。(汗)
それを庭掃除している人達の前で、大胆にも食べていた2人。(汗)
御免なさい、知らなかったんです、許してください、ゴミはちゃんと持ち帰りましたんで。(汗)

    

食べ終わり、さて、ローズガーデン、英国風です。

    

中央には白い噴水、後ろには小さなチャペル、結婚式の予定が入ったらしく、ホテルの人が忙しなく出入りしていた。

    

薔薇は見頃70%を迎えたくらい、でも綺麗でした。
この濃いピンクの薔薇はマヌウメイアンと言うフランスの薔薇だそうな。

    

    

このオレンジ色の薔薇はズブニールドアンネフランクと言うベルギーの薔薇だそう。
空は曇ったり晴れたり、でもローズガーデンを観ていた時は、空気読んだ様に晴れてくれた。
有難う、お空の神様!
背景にはホテルの外観、レトロな洋館に薔薇は相性ぴったり。

    

薄らとピンクで縁取りされてる、名前も可憐な薔薇マチルダ。

    

…ここまでは名前控えたんだけどね(汗)…香りが最も良かった黄色い薔薇の名称は不明です。(汗)

    

ローズガーデンはその奥の、駐車場横にも在って、そちらはまだまだ全然咲いてなかった、残念。
ローズガーデン自体、まだまだ拡張して行く中途なのだろうな。


      

んでその第2ローズガーデンを過ぎ、山へと入る階段上った先には、シャクナゲ園が広がっている。(後日地図を見て、こちらは出口だった事を知った…)
毎年5月中旬~山腹を染めるように咲き乱れるそうな。
ツツジ~シャクナゲと続く5月中旬はここのベストシーズン。
しかし自分らが行ったのは6月初旬、ツツジ同様ほぼ萎れてました。(泣)

        

唯一カルミアと言う種類だけ咲き残ってたけど。
別名「アメリカシャクナゲ」、ここに咲いてるのは日本最大級だそう。
自分が抱いていたシャクナゲのイメージと違い、変った形をしているなぁと。

    

シャクナゲ園最高地点に在るせいで、開花が遅かったのかもね。
その最高地点に建立されてた草木慰霊塔碑、なんでも岩崎男爵が庭園を造成する際、伐採した草木の霊の供養目的で、1937年に建てられたそう、昔の人は優しいね。

    

    

    

園の最高所からゆっくり階段を下って戻る、花は見頃を過ぎてても新緑が綺麗でした。
右に左に回遊するよう設けられた階段、口ずさむ歌はグリーングリーン♪(歌詞の内容は欝だが)

    

一旦樹木が途切れたそこには休憩所、本を読んでる人が居たけど、写真撮ろうとしたら去ってしまった。
視界が開け見下ろす先に湖が現れる。


富士山を眺められなかったのは残念だったけど、霧に包まれた湖も神秘的、さながら摩周湖の如く。

ぴんと高く伸びる杉の木は細い幹なれど凛々しい。




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