瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

ピンポイント・トロピカル7

2008年08月08日 22時43分47秒 | ハウステンボス夏の旅行記
本日5度目(…)の更新。

毎度前回の続き…今回もホテル・デンハーグ編で御座います。

ホテル・デンハーグ正面に向いて、左側が『エクセルシオール』、右側が『ティクリッパー』…更に右奥に在るのが『ヴィノテーク』です。

今回はそのホテル右サイドに在る『ティークリッパー』・『ヴィノテーク』について。


『エクセルシオール』同様『ティークリッパー』も、まるでサンルームの様な造りになってい(↑)、大きな窓からは海が見渡せる。
此処は紅茶専門のラウンジで、ストレートティーからアレンジティー迄、バラエティ溢れる紅茶を味わう事が出来ます。

午後1時~4時のアフタヌーンティーはかなりの人気。(→http://www.huistenbosch.co.jp/restaurant/topics/afternoontea.html)
フィンガーサンドイッチにスコーンにプチケーキ、どれもクオリティー高いですが、特にサンドウィッチがとても美味しい。
遅めのランチとして利用するのも良いでしょう。

他に最近人気を呼んでるのが、ランチタイムの『パニーニランチプレート(1,800円)』。

7/22の昼はそれを食べて来ましたので、以下より報告――


入店すると先ず「お煙草は吸いますか?」と尋ねられる。
「吸う」と答えた場合は喫煙席へ、「吸わない」と答えた場合は禁煙席へ案内されます。
自分は吸わない人間なんで、海を目の前で眺められる禁煙席へ案内して貰った。

ちなみに喫煙席は窓から遠く離れるロビー側に在る。
眺めの点では禁煙席に負けるが、椅子の座り心地では実は勝ってたりする。
何せ豪華にもフッカフカのソファだし。
もしも喫煙席に煙草呑みがいらっしゃらない場合は、スタッフに相談して喫煙席に案内して貰っても良いかもしれんです。
それくらい喫煙席は目を惹かれるソファだという事で。

さて席に着いてパニーニランチプレートを頼み、観光丸が港を離れたり戻ったりする風景をぼーー…っと眺めつつ待つ。




↑最初に来たのはトマトと季節野菜のガスパチョスープでした。
『エクセルシオール』で出て来たのと同じ物ですね。
器も同じ…ただこちらで出された時は、ソーサーにハーブが飾られていた。

暑い中廻ってホテルに帰って来たトコだったんで、この冷たく酸っぱいスープは心底美味しく感じられたです。

もう本当暑かった…水4杯もお替りしたもん。(恥)
それに重ねて紅茶も飲んだ訳だからね~。




↑続いてサラダが来ました。
細切りの野菜が彩り良く盛られています。
巻貝に似た風な皿がお洒落で、ホテルのイメージに合ってますな。
かけられたドレッシングも、酸っぱ過ぎず上品な味わい。




↑続いてメインのパニーニが遂に登場。
非常に大きな和調の角皿の上、皿に負けないボリュームで載ってました。
付け合せはフライドポテトとピクルス。
ピクルスはホテルメイドらしく、これも非常に美味しかったです。

パニーニにはトマトに蕩けるチーズにハムがたっぷり載っている。
一瞬どう食べて良いか悩んでしまったのですが…メガマックをどうやって食べるか以上に難問かも。

人によって食べ方色々でしょうが、自分は下に敷いたパンと合せ、サンドウィッチにしてから、ナイフとフォークで1/4に切って食べました。
余談だがナイフとフォークの入ったカントリー調の編み込みケースが可愛かった。
挟んでハンバーガーの様に手掴みで食べるのも有りかもね。




↑デザートはマンゴーババロアでした。
大人気だな、マンゴー。
いやフワフワ食感で、とっても美味しかったですv




↑最後は勿論ミルクティーで〆た。
この時には体の熱も漸く引いてたんで、ホットで頼みました。
ポットに淹れて出された紅茶はカップ3杯分有ったです。
砂糖は角砂糖、ミルクは冷たかった。

2杯目飲んだ所でスタッフが、濃くなった紅茶を薄めるように、さし湯を持って来て下さった。

紅茶専門店ですが勿論珈琲も出して貰えます。
2,000円しないでホテルのランチコースが戴けるのはお得じゃないかと。
『パニーニランチプレート』と言う名前から窺える様に、まったりさんのブログ写真を拝見すると、当初は1枚のプレートで提供してたらしく。
人気が有ったんで通常メニュー化したのだとか。
実際かなりのお薦めだと思う。


こっからはヴィノテークについて――




↑日本初の本格ワインバー『ヴィノテーク』は、フロントの向い側…エレベーターの隣の奥まった場所に在る。

7/23の午後6時、此処でぐらさんと待ち合わせしましてな。
初めてお会いしたぐらさんは、想像以上に美しいマダムで御座いました。
失礼ながら、もっと年いってるかとイメージしてたのですが(ゴメンなさい)…若々しくスタイルも良い方で、びっくりしてしまった。
しかし直に話して受けた感じはネットの文そのままで、気さくで世話焼きの姉御肌な方でした。(笑)

実は私はヴィノテークに1回しか訪れた事が無い…それも昔に。
どちらかっつうとワインが苦手な自分は、ワインを専門に扱ってた昔の此処には、申し訳無くも足が向かなかったのです。
昔と比較して、今はワイン以外の飲物もかなり充実してるようで。
ノンアルコールカクテル等も、リクエストすれば気さくに作って下さいます。




↑私が作って戴いた、キャラメルフレーバーのノンアルコールバナナカクテル。
名前は……すいません、忘れました。(キャラメルバナナだったっけ?)(笑)
即興で作って下さったとの事なので、次回尋ねたら別の名前が出るかもしれず。(笑)

お酒が呑めないぐらさんは、此処でノンアルコールカクテルを作って貰うのがお約束だとか。
彼女の頼んだ『パッションの丘(○○コラーダ??)』って名前のノンアルコールカクテルが、黄色と赤のグラデーションを描いてて見た目にも素敵でした。
黄金色に染まった丘に上り、赤い夕陽を観る様な…実際そういうイメージで作られたんではないかと。




↑ぐらさんに奢って貰った(その節はどうも)、豪華なフルーツ盛り合せ。
パインにキウイにスイカにマンゴーにブドウにメロンにグレープフルーツ…どれも食べ頃で、とっても美味しかったですv
添えられた甘味控え目のクリームにつけて食べても美味しかったv

本当はね~、「一緒に夕飯を食べましょう」と自分が誘ったのに…お昼にエクセルシオールで食べたカレーが効いてて食べられなかった。(汗)
ぐらさんが自分の分まで取り皿用意して貰い、とびっこのパスタ注文してくれたというに…済みませぬ。(汗)
その分フルーツセットを余計に戴きました。(笑)

午後8時頃迄窓際の席座って、喋って過してました。
気が付けば窓の向うの景色は濃紺色。
次第に暮れ行く景色を障害物無く眺められるのは、このホテルの飲食店だけでしょうね~。
ポツリ、ポツリと点る灯りが、海に映って煌く様は、うっとりするほど幻想的で見飽きません。

ワインは苦手だ言っといて、結局赤白とワインを戴いてしまった。(照笑)
伝票に記載された名前を見ると、「ガンチア・スプマンテ・ロッソ(赤、1,039円)」と、「ミュスカ・ド・ボームド・ヴニーズ(白、1,039円)」…と言うのを呑んだらしく。
…記憶に自信無かったんで、後でまったりさんのブログを見て確認した事は、此処だけの話に。(恥笑)

どっちも自分が甘党である事を伝え、選んで貰ったワインです。
『ミュスカ・ド・ボームド・ヴニーズ』は、マスカット風味で清々しい、天然甘口ワイン…どちらも確かに甘くフルーティーな味わいで御座いました。
グラスで好きなワインを手頃に呑めるのが、此処の店の優れた個性と言えましょう。

ぐらさんとサービスして下さったスタッフの方には心から感謝致します。
お蔭で今度は独りでも気安く入店出来そうな…そんな気が致しますです。(笑)


場内外ホテルの飲食所は何処も個性を持ってて素敵な店であるけれど…デンハーグはその中でも最も極まった個性を放つ飲食店を揃えてると思う。
宿泊は御無沙汰でも、館内の店には必ず寄る程に。


泊った後で思ったのですが…デンハーグは夏に泊るのに向いてるよなぁと。
暑い夏、ホテルでゆっくりしたいなら、此処を選べば良いと思う。
動く時は隣のパラディで自転車を借りたり。(他のホテルに泊ってたら、借りに行くまでに干乾びてただろうな~)
夏の夜に開催する祭の会場にも近い。
良い選択をしたなぁと今回しみじみ思いましたです。

自分的に――

春はホテル・アムステルダム、
夏はホテル・デンハーグ、
秋はフォレストヴィラ、
冬はホテル・ヨーロッパ

――に宿泊すると良いんじゃないかなぁと。

花が美しくアクティブに動き回りたくなる春は、アムステルダムの内庭を気軽に眺められ、ショッピング街に近いアムステルダムが向いてるような。
茹だる暑さに日中は寝て過したい夏は、場内最奥静寂に包まれた、花火会場であるオレンジ広場に近いデンハーグが向いてるような。
秋はフォレストパーク~パレスの紅葉を近くに眺められるフォレストヴィラ、冬はクリスマス飾りが毎年美しいヨーロッパこそ向いてるかも…

…というのはこじ付けで、冬にアムステルダム街側の部屋泊っても素敵だし、結局何時どのホテルに泊っても違った趣で楽しめるに違いない。
とは言えやっぱり夏に泊るならデンハーグが良いな~と個人的感想では。(笑)


今回紹介した『ティークリッパー』&『ヴィノテーク』のメニューについては、(毎度頼りにして済みませんが)まったりさんのブログを御参照下さいませ。



【続】

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2 コメント

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Unknown (みー)
2008-08-08 23:41:42
ノンアルコールバナナ・・・作ったのは思わず突っ込みたくなるような、漫才師系(ボケ担当)バーテンダーですか(笑)?バナナ大好きな。

色々ショックなことがあっても、ヴィノテークが有る限りハウステンボスに通い続けそうな気がします。
それくらいホッと出来るお店です。
あ、ちなみにRINもホッとレベルはかなりのもんです。

guraさんとお会いになったのですね。
本当に素敵なご婦人ですよね。
返信する
そうです。(笑) (びょり)
2008-08-09 21:01:52
照れ屋な好い人の様ですが、如何にもプロ職人の匂いを感じさせる人ですな。

私はね~、運河を埋めちゃうとか、建物を壊すとか、森を伐り倒すとか…此処の未来に希望が持てなくならない限りは、好きで通い続ける気がします。

ぐらさんは本当に美しい、気さくな御婦人でした。
大袈裟でなくモデルさんかと思いましたよ。

コメント有難う御座いました!
色々ショッキングなニュースは続けど、現場で頑張ってる人達はまだまだ沢山居るから、これからもハウステンボスを応援して行きましょv
返信する

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