瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

06年、ハウステンボスでのクリスマスその34

2007年01月19日 21時38分43秒 | ハウステンボス冬の旅行記
昨日「雪の結晶をモチーフにしてるのに、何故に『コーイ・ノール』っつう名前を付けたのだろう??」なんて書きましたが……

ひょっとして雪の結晶→『ダイヤモンド』ダスト→ダイヤモンド(コーイ・ノール)なんて連想してったとか…?

ウエディング関連の施設が揃ってるからとか…?

以前パサージュ内に在ったダイヤモンドアクセサリー店『コーイ・ノール』を偲んで(?)だとか…?

単純に白くキラキラ輝いててダイヤっぽいから…?

…色んな説が考えられますね~~と無駄に悩む。(苦笑)


悩みながら最終日編、スタート~!



【11/8(水)旅行第4日目】

5:50、アラームの音で起床…何もそんな早々起きなくてもと思うでしょうが、案外神経質な性質なのか、旅行中は眠りが浅いのですよ。(照笑)
6時近くなると自然に目が覚めるんですなぁ。

とは言え目覚しセットして早く起きたのには理由が有る。
それは朝の散歩をする為。
何で最終日にしたかと言うと、最終日が1番天気好さそうだったから。

煎茶と蜜柑で目を覚ます。
残った蜜柑は荷物に纏めた。
充電済みの電池をカメラに装着して、仕度整え外に出たのでした。

空は未だ夜の色…濃紺の闇の中、ホテル裏道を歩く。
ヨットのマストが風で擦られ物悲しい音色を奏でてる。

オレンジ広場に出た所で上空見上げたら、満月が薄らぼんやり浮んでました。
広場を横切り『ポルセレイン・ミュージアム』の建つ通りを抜ける。
傍に立つ並木の上で鳥が沢山囀ってました。

ホテル・デンハーグ前に立ち、正面広がる海を眺める。
細く長く灯台まで続く桟橋を渡る。
端まで行くと、まるで海上に佇んでる様な心細さを覚えるのだ。
暗闇の世界で稜線近くの空だけが橙色に染まってる。
7時を告げる鐘の音が遠くから響いて来た。

記事上の写真は7:02に桟橋向う途中で撮影した物。↑(時刻は写真データに記録されてたものです)

私以外にもう1人、隣に並んで朝陽の写真を撮影しようと、カメラ構えてスタンバってた男性が居りました。(笑)
「お早う御座います」と声を掛けたら、向うも「お早う御座います。寒いですね~」とにこやかに返して下さいました。

…寒かったですよ…実際。
旅行中この時が1番寒かった。
セーター着てったけど、しんしんと身に沁みる寒さだったです。(汗)
欄干には薄ら霜が降りてました。
2人並んで吐く息が白い…。



↑7:08、桟橋の縁から撮影した物。
こんな朝早くから、船が沢山出ていました。



↑7:14、寒さに耐え、漸く日の出を拝む。
聞えて来るのは時折魚が跳ねる音、鳥の鳴く声、波のぶつかる音。
神秘的な静けさに包まれて居りました。



↑7:15、ズームしてみた。
陽が昇った瞬間、空の闇は一気に薄れる。



↑7:19、海上現れた、神々しい光の道。

日の出を無事拝めたので、道を戻る事に。
隣の人は既に帰ったようでした。



↑7:24、ハウステンボスは未だ夢の中。



↑7:27、しかし空はもう朝…次第に青く薄まって行く色。
雲に直ぐ隠れてしまったのは残念。
ちなみに昼の桟橋写真はこちら。



↑7:30、朝陽の下浮ぶ、観光丸のシルエット。(前にも似た様な写真撮ったが…)
鐘の音が再び…今度は短く聞えて来た。



↑桟橋を渡り切った前には、威風堂々としたホテル・デンハーグの姿。
「18世紀の王宮が長い時を経てく内、ホテルへと改装されて行った」というストーリーコンセプトで建てられた物。
主にきめ細かいサービス面で人気の高いホテルです。
上からだと『I』に見える…「アイ(愛)のホテル」、なんちゃってーv(寒…)
『H』にも似て見えるって?
いやいや、そこはやっぱり『I』って事で。(笑)

ちなみにヨーロッパは『ロ』、迎賓館は長方形、アムステルダムは細長~~い長方形、フォレストヴィラは……地区全体だと葉っぱに似て見える…ような?(汗)
日航は『コ』、全日空は…線路とか…?(JRなだけに)(汗)



↑海の傍に建つホテルらしく、イメージカラーは青。
玄関上に飾られたクリスマスリースも青っぽい。
玄関左横に立ってたクリスマスツリーも青っぽかった。(←リンク貼った記事の写真は去年…いや一昨年の物ですが、同じだったんで)

こんな朝早くから何ですが、ちょいとお邪魔致します…。



↑玄関入って正面には幻想的なクリスマスツリー(?)が立っていました。
いやこれは初日の夜に撮影した物なんですが…。(汗)
今年(←もう去年だけど)此処のツリーは昼観ると純白、夜には蒼く色が変化するというもの。
オーナメントは白いボタン…手に取って見ると、お客が書いたと思しきメッセージが書かれていました。



↑玄関入って右側のテーブルにも、可愛らしいクリスマスデコレーションが。
白くキラキラ光る小さな塔(ツリー?)は、毎年このホテルで飾られる物でして、個人的に気に入ってたりv



↑更に右奥にはラウンジが…フカフカと座り心地の良いソファが並んでる。
1段上の正面にはフロント…スタッフと目が合い、照れ笑い浮べつつ会釈しました。

宿泊客でもないのに奥まで行くのはやましい気持ちがするもんで(苦笑)、程無く失礼して帰りました。
玄関入って左側のホテルメインレストラン『エクセルシオール』では、既に朝食を取ってる客が…居るのも当り前か、7:30過ぎてたんだから。(汗)
平日だからか、お客さんは少なかったです。(ちょっと心配になったくらい)
朝食食べ終り、外のベンチ座って海を眺めてたり、散歩してるお客さんもちらほら。

ホテルを出て静かな朝の港をお散歩。
時折出会うスタッフ、旅人に朝の挨拶をしたり。



↑散歩途中で回り逢った色っぽい人。



↑同じく回り逢った(目付きの)エロっぽい人。

船首像(フィギュアヘッド)には裸身の女の像が多いのです。
これは古代、水神への生贄に処女を捧げてた慣例の名残だそうな。
船がよく女性名詞で呼ばれるのも、海神ポセイドン・ネプチューンへの象徴的な花嫁として、献上する意味が篭められてたかららしい。

古代人は水神の怒りを最も恐れてまして。
怒りを宥めようと様々な儀式を執り行って居たそうな。
進水式でシャンペンを船首にぶつけて叩き割る慣習は、生贄にした人や動物の血を塗った事が元になってるんですと。
ギリシャ・ローマ人が支配するようなって、それらの慣習は修正されて行ったんだそうな。

…閑話休題。(汗)



↑7:53、ギャザリングツリー前に設置された、『あなたに伝えたい Love Message』用の舞台。
夜は花火会場として賑わうオレンジ広場も、朝はひっそり静まり返ってます。
夜のギャザリングツリーの写真は昨日の記事に。

8時を告げるカロヨンの音を聞いた所で、再び海岸に沿ってホテルに帰りました。
ホテル・アムステルダム裏の並木道でも、鳥が沢山囀っていましたよ。

部屋に戻って早速カメラの電池を充電。
今日は帰る日…今度切れたら、もう充電の仕様が無いのでな。(汗)

そしてまたパジャマに着替えてベッド転がり寝直しました。
カスタマーズクラブ特典のお陰で、チェックアウト13時なもんで。

特典は有効に活用しましょうって事で今回はこれにて終了。
お休みなさ~い。(笑)


ああそうそう、1/19現在、長崎の日の出時刻は7:22だそう…山に囲まれてるから若干遅まったりするでしょう。→(http://www.nao.ac.jp/koyomi/)

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2 コメント

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Unknown (みー)
2007-01-19 23:56:52
ここの朝日は最高ですね!
11月の帰国では睡眠を選びましたが。

チョコラーテ、スキポールでは限定20本って書かれてました。
ええ、もちろん買いましたとも(笑)。
ワールドバザールでは何も書いてなかったのに。

その後長崎駅へ行ったから、
そこでも買えたんですけどね、つい「限定」って見るとね・・・。
返信する
何時か此処で初日の出を… (びょり)
2007-01-20 20:17:29
…拝みたいものです。
デンハーグのハーバービュールームに宿泊して観るなら更に素敵。
日本で最も優雅な拝み方でしょう。(笑)

チョコラーテ、今度行った時は是非買って行きたいものです。
「限定」って言葉に人は弱いですからねぇ。(笑)
…それにしても同じ場内なのに、売ってない店と売ってる店が有るのは何だか不思議。

コメント&情報を有難う御座いました!
今度はスキポール忘れずに寄ってみます!(笑)
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