※この台詞劇は、もしもW7編でフランキーではなく、パウリーが仲間に加入してたら~を想像して書いたものです。
濃紺の空と海が、ようように橙へと染まる。
暫くすると水平線上に神々しい光の珠が出現した。
朝日・・・乗船して以来、こいつを1番に目にするのは俺の日課になっちまっている。
「今日も・・・好い、天気だなぁ・・・。」
早朝、独り甲板で吸う葉巻は格別に美味い。
未だ肌寒さの残る潮風は脳味噌を覚醒させるにも効果的だ。
早起きは三文の得―我ながら健康的思考だと笑んでしまう。
ぽちゃり、波間に浮かぶ波紋、恐らく魚が跳ねたのだろう。
またぽちゃり、刹那、低空飛行していた鴎がすっと横切り魚を咥えて行った。
刻一刻と昇る太陽、そしてまた世界は動き出す。
大空を舞う鴎達の声も騒々しい。
正直、最初は奴等の仲間になる事を躊躇した。
妙な奴等だったし・・・気心の知れた仲間と別れ大海へ飛出す事に、不安が無かったと言えば嘘になる。
しかし今俺は、己が精魂篭めて造り上げた船に乗り、グランドラインを渡っている。
俗世間は遠い時の彼方へ、借金取りも最早此処まで追っては来れまい。
全ての過去は清算された、俺の第2の人生は母なる海で清らかに幕を開けるのだ。
「あらパウリー、今日も早起きねェ。」
「おうナミ!おめぇこそ毎朝早くから航路のチェックご苦労さんって・・・・
うあああああああああああああああああああああああああ!!!!」
【見え過ぎちゃって困るの】
―バタン
「あらまァ、絹を引裂くような男の声が。」
「どうした!?賊でも侵入したか!?」
「ようしゾロ行け!!いてこましたれ!!」
「うおぉサンジー!!戦う前に飯用意しろー!!」
「るせぇ、開口一番それしか無ぇのかてめぇには!?―ナミっさんおはよー♪♪」
「・・・・どしたのさパウリー、そんなトコで腰抜かして・・・顔赤いけど・・・発熱か?解熱剤あげよか?」
「・・な、何よ?人の顔見た途端大声出してくれちゃって失礼ね!」
「・・・・・・ナミ・・・てめぇ・・・・アレ程ハレンチな格好はよせと・・・・一体何度言わせりゃ気が済むんだー!!!」
「はァ、またその話・・・あのねェ、この格好の何処がハレンチよ!?ごくごく普通のミニスカ&キャミじゃない!!これでハレンチなら世界中隈なくハレンチ学園だわ!!」
「喧しい!!膝上20cm丈の何処が普通だ!?しししししかも胸!胸の谷間!!まま丸見えじゃねぇか!!女ならちったぁ慎み深く隠しやがれ!!」
「おい新入り!ナミさんに対して毎回毎度失礼極まった口叩きやがって!今世紀最高の美乳&美脚を隠せだと!?馬鹿言っちゃいけねぇ世界的損失だぜんな国家犯罪級発言お釈迦様だって許しゃあしねぇだろさ!!」
「てめぇこそ毎回毎度煩ぇんだよエロコック!!犯罪はこの女の方だろが!淫らな格好でウロチョロウロチョロ公序良俗に思っ切し反しとるわー!!大体仏教徒じゃねぇクセして気安くお釈迦様の名前出すんじゃねぇ信者からクレーム来るだろが!!」
「ナミさんに向って淫らとは何だ淫らとは!?いいかよく聞けオールバック、レディの美しさは男に見られて磨かれ育つのだ!嘘じゃねぇ、以前はナミさんのバストもヒップもも少し控え目だった!しかし俺達と一緒に過すようになってからあれよあれよと言う間にスクスク育ち今じゃ2倍3倍当り前のボリュームアップ!解ったか!?これからも俺達はナミさんのバストを!ヒップを!より美しく健やかに育つよう見守り続けにゃならねぇんだ!これぞ漢の生きる道!!」
「妙な演説ぶつな全然解らん上にクドイわ阿呆!!兎に角、この船は俺と俺の仲間達が魂篭めて造り上げた傑作だ!汚すような格好は控えて貰おうか小娘ぇぇ!!」
「け、汚すだとぉ!?引き立てこそすれ、ナミさんの格好の何処が船を汚してるっつうんだ無礼者ぉぉ!!」
「・・・・・解ったわよ・・・・着替えて来るわよ・・・・来れば良いんでしょ!?」
「ああ!ナミさん待って・・!!」
―バターン!!
「・・・・ナミさん、可哀想に、傷付いてしまった・・・・・てめぇがあんま失礼ぶっこいてっから!!」
「何だよ!俺はただ男の世界に身を置くならもちっとストイックに慎めと・・!」
「あ、戻って来たわ、航海士さん。」
「あんだぁ!?タオル被って出て来たぞナミの奴ぅ!?」
「あ、しまったなー、ロッキーのテーマでも用意しときゃ良かったぜ。」
「・・・さあ、お望み通り着替えて来てやったわよ・・・これで・・どうよ!!」
―バサァァァ!!
「ああ!ナミさん!天高々と投げたバスタオルの下には紺色ミニスカフリフリドレスの上に純白エプロンが眩いメメメイド服姿ー―ブハァァァ!!」
「うわーサンジが鼻血吹いたァァァ!!推定出血量5リットルー!!」
「驚くのは早いわ・・・・その下には!!」
―バササァァァ!!
「うああ!!魅惑のメイド服の下には上セーラー下ブルマーかてて加えてハイソックス片っぽだけー―ブホォォォォ!!!」
「どひゃーサンジがまた鼻血吹いたァァァ!!推定出血量10リットルーー!!」
「まだよまだまだ・・・更に下には!!」
―バサバサァァァ!!
「むはあ!!つつ遂にぴっちり網タイツに包まれた太腿も艶かしいバニーガールしかもブラックタイプーーブシャァァァァ!!!!」
「ぶぎゃーサンジがまたまた鼻血吹いたァァァ!!推定出血量15リットルの流血大惨事ーーー!!」
「・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・さ、流石はナミさん・・・男の萌えポイントを悉くクリティカルヒットしやがるぜ・・・。」
「うおぃナミ、さっきからコックの奴ばっかダメージ喰らってっぞぉ。」
「うっは!すっげぇなサンジィ!未だドクドク鼻から垂れてっぞぉ!辺り一面血の海だ!!」
「おおいサンジ!せっかく船新しくなったってのに即行汚してんじゃねぇよ!・・・よく失血死しねぇなぁ血の気多いにも程が有んぜったく!」
「・・・・・ナミ、てめぇは本当の色気ってもんが解ってねぇ!!」
「何よパウリー、人に指突きつけるなんて失礼ね!」
「のべつ幕無しに肌露出すりゃ出るってもんじゃねぇ!梅雨空にちらりと覗ける青空の如く、ふとした拍子に自然に零れるチラリズム・・・真の色気っつぅのはそういうもんだ!!ちったぁ黒髪の姉さん見習って貞淑に生きやがれ露出狂女ぁぁ!!」
「あら嬉しい、貞淑だなんて言って貰えてv」
「ちょっと誰が露出狂よ!?私がスッポンポンになって見せ回ってるみたく言わないでよ!!」
「あー、確かにこの女は露出狂だ。お陰で俺等すっかり見慣れちまって、それこそスッポンポンにでもならなきゃなーんも感じなくなっちまったぜ。」
―スカーーン!!!
「痛ぇなナミ!!いきなりサイクロン・テンポかましてんじゃねぇ!!」
「・・・・・ざぁけんじゃないわよゾロ・・・スッポンポンにならなきゃなんにも感じないィィィ?あんたが不感症なだけでしょーが人のせいにしてんじゃないわよこの不能!!」
「てんめぇぇぇ言うに事欠いて不能だぁぁ!?そっちこそふざけんな生憎俺ぁ心身共に健康だぜなんなら体に直接教えてやらぁ!!」
「おんもしろい!やれるもんならやって御覧なさいよ何時でも相手になってやるわ!!」
「駄目だナミさん奴の挑発に乗ってはいけない!!」
「不感症という事は無いんじゃないかしら。ただ、裸の航海士さんよりも白い下着姿の航海士さんのが好きなだけで。ねェ、剣士さん?」
「誰が白下着フェチだ!?横から根拠無ぇ事ヌカシてんなロビン!!」
「あら・・・違うの?ルフィと長鼻くんがそう教えてくれたんだけど。」
「おいルフィ!!ウソップ!!おめぇら俺に何の恨みが有ってんなくだらねぇデマ流しやがる!?」
「・・・・・だってよ・・・・見たんです、俺様・・・。数日続いた雨が上がり久々に訪れた或る晴天の日の午後、せっかくだから『青空ウソップ工場』と洒落込もうとした俺様は、工具に材料しこたま抱えて後甲板に向ったんです。と、そこには腕組みじーっと1点見詰め佇むゾロの姿が・・・熱心に何を見詰めているの?疑問に思った俺様がそおっと奴の背後に回り込み視線を辿ったその先には!!穏やかな潮風に吹かれはためく航海士ナミの純白生下着がぁぁぁっっ!!」
「○原○子の声色真似て性質悪い嘘並べてんじゃねぇよ!!!俺が何時んな真似したってんだ!!ああ!?」
「その前にウソップ、あんた何でそれが私の下着だって判ったのよ?」
「や~~あの時のゾロの熱視線を思い出す度勇敢なるキャプテンウソップと言えども背筋に悪寒がゾゾゾゾゾッと・・。」
「あ!あ!俺も!俺も3日前にそーゆーゾロ見たぞ!!3日前の朝なー!俺何時も通り畑行って蜜柑狩りに勤しんでたんだよなー!したら何時も通りナミにとっ掴って鬼の責め苦の様な厳しい折檻されててなー!なーんか視線感じて真下見たら、ゾロが寝転んでナミのスカートの中じーっと覗いてやがったんだぜーしかもニヒルに笑いながら!!」
「誰がスカートの中覗いてニヤケてたっつぅんだルフィ!!?ガキじゃあるめぇしんな位で悦ぶかボケ!!!」
「・・・3日前っつぅと・・・・・・・ビンゴ!俺の秘密日記によると、その日ナミさんは白いランジェリーを着用されていた!」
「ちょっと、どうしてサンジ君は日記に私の下着の色メモってんのよ?」
「「「そうかー、やっぱりゾロは白い下着が趣味なんだー。」」」
「な訳無ぇだろ!!!勝手に人の趣味趣向捏造してんな大法螺吹きの暇人共!!!」
「言い逃れすんなムッツリマリモ!ネタは上がってんだ!・・・・ったく白パン白パン拘りやがって、てめぇはアルプスの少女ハイジか!?盛られた料理にゃ目もくれず、器ばっかり重要視するとは本末転倒言語道断男の風上にも置けねぇ野郎だぜ!!」
「変態みたいに言うな!!俺だって器より中身のがイイに決まってんだろが!!!」
「・・・聞きましてルフィさん!?ゾロったら器より中身のがイイんですってよ!」
「確かに聞きましたよウソップさん。所謂1つのいんぱくとこんふゅーじょんですねぇ~~。」
「ゾロは中身のがイイんだなー・・・・・それってどういう意味だサンジ??」
「つまりはマリモはナミさんの体が目当てっつぅ事だろチョッパー。」
「「「「そうかー、やっぱりゾロはムッツリだったんだー。」」」」
「ああもうあー言えばこー言いやがって!!終いにゃ纏めて斬るぞてめぇら!!!」
「まァ怖い、逆切れね。」
「嫌だね男のヒステリー。痛いトコ突かれっとすぅぐ脅しにかかりやがって、見っとも無いったらありゃしない。(By.水○豊)」
「んだコラ!?日頃1番切れ捲りな奴が偉そうにヌカすな!!てめぇこそカルシウム足りてねぇんじゃねぇのか!?カル○ンでも喰っとけパツキンあ~る!!」
「・・・・・ああそうか、よぅく理解したぜ・・・こいつら全員揃いも揃ってふしだらに堕落しきってんのは・・・・全ててめぇのせいだナミィ!!!」
「・・って、てめぇは脈絡無く何ブチかましやがってんだ借金王(シャッキング)!!」
「そもそも船上に女が居る事は不吉だっつって忌み嫌って来たんだ!居ると男社会の和を乱すからな!なのにてめぇは配慮もせんと乳は揺らすわ尻は出すわ股は開くわのハレンチエブリディ・・・色欲に男を塗れさす邪悪な魔女め!即刻この船から立去るがいいわ!!」
「・・・・・・うっ・・・・ふっ・・・酷い・・・酷いわァァァそんな言い方・・!!私が一体何したってのよォォォォォォ・・・!!!」
「あーあー、こいつ、女泣かしてやんの!」
「「泣ーかしたー泣ーかした♪いーけないんだーいけないんだ♪せーんせいに言ってやろ♪」」
「ガキかてめぇら、誰だよ先生って?」
「な!?・・・おおお俺はただ船内秩序回復の為にとだな・・!!」
「おのれぇぇ・・・新入りのオールバックのクセしてナミさんへの聞くに堪えぬ暴言の数々最早勘弁ならねぇ!!自称彼女の木馬の王子、もとい白馬の王子サンジが成敗して・・!!」
「・・・・・許せない・・・私の可愛い航海士さんを断り無く泣かすなんて許せない!先生に代わってお仕置きよ!!」
「・・うあ!?・・うああああああ!!手が!手が体中に巻きついて!!やや止めろ!!離せぇぇぇぇぇ!!!」
「出たーーー!!百花繚乱お仕置き地獄ーーーー!!」
―ミシパキメキポキ!!
「うっっ!!・・・ぐっっ・・!!がはぁっっ・・!!」
「「おお!!ツイストいってるいってる!!」」
―ベキバキボキベキ!!
「・・・・げぼっっ・・!うぐぁぁぁぁぁっっ・・!!」
「「うわぁ!!背骨いった背骨いった!!」」
「駄目だよロビン!!やり過ぎだァァァァ!!」
「行くなチョッパー!!ロビンは怒りで我を忘れてんだ!!今行ったらおめぇまで血祭にあげられっぞ!!」
「だってウソップ!早くタオル投げなきゃパウリーが!パウリーがっっ!!」
「・・・・・・・残念だが・・・・奴はもう、間に合わねぇ・・・!」
「やべぇ!白目剥いてっぞパウリーの奴っっ!!」
―ピキキッッ・・・・・ポキーーン・・!!
「「「「・・・・・・・・・・・・死んだ・・・・・。」」」」
「・・・・・パウリーの旦那ーーーー!!やぁっっと追着きましたよーーー・・!!」
「さぁ!今日こそは耳ぃ揃えて借金返済して貰いますよって・・うわああああああ!!?だだだだ旦那が夥しい血溜りの中白目剥いて体変に捩れちまってるぅぅぅ!!!」
「何て惨たらしい・・!!一体この船でどんな血の惨劇が繰り広げられたんすか!!?」
「おう、一足遅かったなパウリーの追っ駆け野郎共。安心しろ、その内の97%は奴の血じゃなく俺の鼻血だから。」
「・・・今日こそ尋ねっが、何でてめぇはぴんしゃんしてんだよ?1度位死んどけよせめて人間らしく!」
「おめぇにだけは言われたくねぇな、そっちこそ体内流れてる血液まで緑色してんじゃねぇのか?デビルマリモマン!」
「目を開けて下さいよ旦那ぁ!!死ぬんなら借金清算してからにして下さいよ~~!!」
「金返さんで死ぬなんてそんな殺生な!俺等だって生活懸かってんすからね~~!!」
「諦めろお前等。言うだろ、『死人にかたなし』って。お気の毒だがこうなった以上、安らかに奴を眠らせてやれよ。」
「サンジ君、それを言うなら『死人に口なし』・・・そもそも用法間違ってるわ。」
「パウリー・・・せっかく仲間になれたのに・・・。」
「泣くなチョッパー!戦士にも休息が必要なんだ!解ってやれ!」
「本当におかしい、もとい惜しい人を亡くしてしまったわ・・・誰がこんな酷い事を・・・。」
「あっはっは♪何言ってんだぁロビン!?お前が殺っちまったんだろーー♪♪」
「朗らかに笑ってやがるなよ船長。何時か死絶えるぞこの船の野郎共、主に魔女共が原因で。」
「誰が死んだっつぅんだよ!!!?」
「「「「「あ、甦った!」」」」」
「段々復活早まって来たわね。」
「・・・・ちくしょう・・!!同じだ!!女なんて皆同じだ!!どいつもこいつも乳とか尻とか腿とか見せて色気振り撒いて散財させて、金の有る内は猫みたいに擦寄るクセして無くなりゃ後足で砂掛けやがって、非難すりゃあ人前で泣いてこっちが悪者扱い・・・女なんか!!女なんかこの世から滅亡しちまえばいいんだあぁぁぁぁぁぁ・・!!!」
「ああっっ!?旦那が泣きながら去って行く!!」
「待てコラ旦那!泣いて済まそ思ぉたら大間違いやで我ぇぇ!!」
「船内に逃げたぞ!!追え!!逃がすな!!挟み撃ちにしろぉ!!」
「・・・・・パウリー・・・もしかして、女に暗い過去でも有んのかしら・・・?」
「放っておけ、ナミ・・・そっとしといてやれよ。」
「怪傑サボテン丸の言う通りだぜ、ナミさん。男にゃあ、レディには言えない過去の1つや2つや3つや4つ・・・天文学的数字程有ったりするもんなのさ。聞かないでおあげなよ。」
「ひょっとしてあの雪だるま式に膨れ上がった借金も女が原因だったりするのかしらねぇ、ルフィさん?」
「う~~ん、所謂1つの『馬鹿さ故の過ち』、どうするア○フルたまにはババンとあっとその時アッ○ローンだったんでしょーかねぇー。」
「もういいかげんに止めなよその口調、ルフィ、ウソップ・・・気色悪いよ・・。」
「癖になっちゃったのね。」
パウリーの暗く壮絶な過去とは果して!?
ルフィ達は傷付いた仲間の魂を救えるのか!?
行く手を阻む借金取り軍団・・・危うしルフィ海賊団!包囲網を掻い潜れ!!
友の為に今、ルフィは新たな戦いに挑んで行く!!
そして・・・謎が謎を呼ぶワンピースの秘密とは一体・・・・?(←付足しっぽい)
次週、全ての謎が明らかに!?(嘘)
【終われ】
…本誌でW7編連載当時、私はパウリーが麦藁の一味に加入するもんだと思い込んどりました。
結果は見事に違ったわけですが、頭の中では既に仲間との掛け合いを想像するまでに到り、遂にはこんな妙ちくりんの台詞劇を書いてしまったのです。(汗)
そして投稿部屋に投稿しましたところ、丁度時期がナミ誕しかも末だった為、なんと祭のトリを飾ってしまった次第。(四条さん…)
枯れ木も山の賑わいとは言え、なんか色々複雑でした。(笑)
元々は投稿部屋に投稿した作品という事で、ナミ誕終了後、展示は投稿部屋の方でして頂いてます。
今やフランキー抜きの麦藁の一味なんて考えられないけど…もしも加入してたら女子人気が更に上がってただろうな~なんて惜しく思わなくもない。(少年漫画に婦女子人気なぞ無用と仰る向きも有ろうが)(笑)
タイトルは(言わんでも解るでしょうが)青江三奈が昔CMで歌ってたものから…つっても自分も実は観た事無い。
・2004年7月31日投稿部屋(ナミ誕?)投稿作品。
濃紺の空と海が、ようように橙へと染まる。
暫くすると水平線上に神々しい光の珠が出現した。
朝日・・・乗船して以来、こいつを1番に目にするのは俺の日課になっちまっている。
「今日も・・・好い、天気だなぁ・・・。」
早朝、独り甲板で吸う葉巻は格別に美味い。
未だ肌寒さの残る潮風は脳味噌を覚醒させるにも効果的だ。
早起きは三文の得―我ながら健康的思考だと笑んでしまう。
ぽちゃり、波間に浮かぶ波紋、恐らく魚が跳ねたのだろう。
またぽちゃり、刹那、低空飛行していた鴎がすっと横切り魚を咥えて行った。
刻一刻と昇る太陽、そしてまた世界は動き出す。
大空を舞う鴎達の声も騒々しい。
正直、最初は奴等の仲間になる事を躊躇した。
妙な奴等だったし・・・気心の知れた仲間と別れ大海へ飛出す事に、不安が無かったと言えば嘘になる。
しかし今俺は、己が精魂篭めて造り上げた船に乗り、グランドラインを渡っている。
俗世間は遠い時の彼方へ、借金取りも最早此処まで追っては来れまい。
全ての過去は清算された、俺の第2の人生は母なる海で清らかに幕を開けるのだ。
「あらパウリー、今日も早起きねェ。」
「おうナミ!おめぇこそ毎朝早くから航路のチェックご苦労さんって・・・・
うあああああああああああああああああああああああああ!!!!」
【見え過ぎちゃって困るの】
―バタン
「あらまァ、絹を引裂くような男の声が。」
「どうした!?賊でも侵入したか!?」
「ようしゾロ行け!!いてこましたれ!!」
「うおぉサンジー!!戦う前に飯用意しろー!!」
「るせぇ、開口一番それしか無ぇのかてめぇには!?―ナミっさんおはよー♪♪」
「・・・・どしたのさパウリー、そんなトコで腰抜かして・・・顔赤いけど・・・発熱か?解熱剤あげよか?」
「・・な、何よ?人の顔見た途端大声出してくれちゃって失礼ね!」
「・・・・・・ナミ・・・てめぇ・・・・アレ程ハレンチな格好はよせと・・・・一体何度言わせりゃ気が済むんだー!!!」
「はァ、またその話・・・あのねェ、この格好の何処がハレンチよ!?ごくごく普通のミニスカ&キャミじゃない!!これでハレンチなら世界中隈なくハレンチ学園だわ!!」
「喧しい!!膝上20cm丈の何処が普通だ!?しししししかも胸!胸の谷間!!まま丸見えじゃねぇか!!女ならちったぁ慎み深く隠しやがれ!!」
「おい新入り!ナミさんに対して毎回毎度失礼極まった口叩きやがって!今世紀最高の美乳&美脚を隠せだと!?馬鹿言っちゃいけねぇ世界的損失だぜんな国家犯罪級発言お釈迦様だって許しゃあしねぇだろさ!!」
「てめぇこそ毎回毎度煩ぇんだよエロコック!!犯罪はこの女の方だろが!淫らな格好でウロチョロウロチョロ公序良俗に思っ切し反しとるわー!!大体仏教徒じゃねぇクセして気安くお釈迦様の名前出すんじゃねぇ信者からクレーム来るだろが!!」
「ナミさんに向って淫らとは何だ淫らとは!?いいかよく聞けオールバック、レディの美しさは男に見られて磨かれ育つのだ!嘘じゃねぇ、以前はナミさんのバストもヒップもも少し控え目だった!しかし俺達と一緒に過すようになってからあれよあれよと言う間にスクスク育ち今じゃ2倍3倍当り前のボリュームアップ!解ったか!?これからも俺達はナミさんのバストを!ヒップを!より美しく健やかに育つよう見守り続けにゃならねぇんだ!これぞ漢の生きる道!!」
「妙な演説ぶつな全然解らん上にクドイわ阿呆!!兎に角、この船は俺と俺の仲間達が魂篭めて造り上げた傑作だ!汚すような格好は控えて貰おうか小娘ぇぇ!!」
「け、汚すだとぉ!?引き立てこそすれ、ナミさんの格好の何処が船を汚してるっつうんだ無礼者ぉぉ!!」
「・・・・・解ったわよ・・・・着替えて来るわよ・・・・来れば良いんでしょ!?」
「ああ!ナミさん待って・・!!」
―バターン!!
「・・・・ナミさん、可哀想に、傷付いてしまった・・・・・てめぇがあんま失礼ぶっこいてっから!!」
「何だよ!俺はただ男の世界に身を置くならもちっとストイックに慎めと・・!」
「あ、戻って来たわ、航海士さん。」
「あんだぁ!?タオル被って出て来たぞナミの奴ぅ!?」
「あ、しまったなー、ロッキーのテーマでも用意しときゃ良かったぜ。」
「・・・さあ、お望み通り着替えて来てやったわよ・・・これで・・どうよ!!」
―バサァァァ!!
「ああ!ナミさん!天高々と投げたバスタオルの下には紺色ミニスカフリフリドレスの上に純白エプロンが眩いメメメイド服姿ー―ブハァァァ!!」
「うわーサンジが鼻血吹いたァァァ!!推定出血量5リットルー!!」
「驚くのは早いわ・・・・その下には!!」
―バササァァァ!!
「うああ!!魅惑のメイド服の下には上セーラー下ブルマーかてて加えてハイソックス片っぽだけー―ブホォォォォ!!!」
「どひゃーサンジがまた鼻血吹いたァァァ!!推定出血量10リットルーー!!」
「まだよまだまだ・・・更に下には!!」
―バサバサァァァ!!
「むはあ!!つつ遂にぴっちり網タイツに包まれた太腿も艶かしいバニーガールしかもブラックタイプーーブシャァァァァ!!!!」
「ぶぎゃーサンジがまたまた鼻血吹いたァァァ!!推定出血量15リットルの流血大惨事ーーー!!」
「・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・さ、流石はナミさん・・・男の萌えポイントを悉くクリティカルヒットしやがるぜ・・・。」
「うおぃナミ、さっきからコックの奴ばっかダメージ喰らってっぞぉ。」
「うっは!すっげぇなサンジィ!未だドクドク鼻から垂れてっぞぉ!辺り一面血の海だ!!」
「おおいサンジ!せっかく船新しくなったってのに即行汚してんじゃねぇよ!・・・よく失血死しねぇなぁ血の気多いにも程が有んぜったく!」
「・・・・・ナミ、てめぇは本当の色気ってもんが解ってねぇ!!」
「何よパウリー、人に指突きつけるなんて失礼ね!」
「のべつ幕無しに肌露出すりゃ出るってもんじゃねぇ!梅雨空にちらりと覗ける青空の如く、ふとした拍子に自然に零れるチラリズム・・・真の色気っつぅのはそういうもんだ!!ちったぁ黒髪の姉さん見習って貞淑に生きやがれ露出狂女ぁぁ!!」
「あら嬉しい、貞淑だなんて言って貰えてv」
「ちょっと誰が露出狂よ!?私がスッポンポンになって見せ回ってるみたく言わないでよ!!」
「あー、確かにこの女は露出狂だ。お陰で俺等すっかり見慣れちまって、それこそスッポンポンにでもならなきゃなーんも感じなくなっちまったぜ。」
―スカーーン!!!
「痛ぇなナミ!!いきなりサイクロン・テンポかましてんじゃねぇ!!」
「・・・・・ざぁけんじゃないわよゾロ・・・スッポンポンにならなきゃなんにも感じないィィィ?あんたが不感症なだけでしょーが人のせいにしてんじゃないわよこの不能!!」
「てんめぇぇぇ言うに事欠いて不能だぁぁ!?そっちこそふざけんな生憎俺ぁ心身共に健康だぜなんなら体に直接教えてやらぁ!!」
「おんもしろい!やれるもんならやって御覧なさいよ何時でも相手になってやるわ!!」
「駄目だナミさん奴の挑発に乗ってはいけない!!」
「不感症という事は無いんじゃないかしら。ただ、裸の航海士さんよりも白い下着姿の航海士さんのが好きなだけで。ねェ、剣士さん?」
「誰が白下着フェチだ!?横から根拠無ぇ事ヌカシてんなロビン!!」
「あら・・・違うの?ルフィと長鼻くんがそう教えてくれたんだけど。」
「おいルフィ!!ウソップ!!おめぇら俺に何の恨みが有ってんなくだらねぇデマ流しやがる!?」
「・・・・・だってよ・・・・見たんです、俺様・・・。数日続いた雨が上がり久々に訪れた或る晴天の日の午後、せっかくだから『青空ウソップ工場』と洒落込もうとした俺様は、工具に材料しこたま抱えて後甲板に向ったんです。と、そこには腕組みじーっと1点見詰め佇むゾロの姿が・・・熱心に何を見詰めているの?疑問に思った俺様がそおっと奴の背後に回り込み視線を辿ったその先には!!穏やかな潮風に吹かれはためく航海士ナミの純白生下着がぁぁぁっっ!!」
「○原○子の声色真似て性質悪い嘘並べてんじゃねぇよ!!!俺が何時んな真似したってんだ!!ああ!?」
「その前にウソップ、あんた何でそれが私の下着だって判ったのよ?」
「や~~あの時のゾロの熱視線を思い出す度勇敢なるキャプテンウソップと言えども背筋に悪寒がゾゾゾゾゾッと・・。」
「あ!あ!俺も!俺も3日前にそーゆーゾロ見たぞ!!3日前の朝なー!俺何時も通り畑行って蜜柑狩りに勤しんでたんだよなー!したら何時も通りナミにとっ掴って鬼の責め苦の様な厳しい折檻されててなー!なーんか視線感じて真下見たら、ゾロが寝転んでナミのスカートの中じーっと覗いてやがったんだぜーしかもニヒルに笑いながら!!」
「誰がスカートの中覗いてニヤケてたっつぅんだルフィ!!?ガキじゃあるめぇしんな位で悦ぶかボケ!!!」
「・・・3日前っつぅと・・・・・・・ビンゴ!俺の秘密日記によると、その日ナミさんは白いランジェリーを着用されていた!」
「ちょっと、どうしてサンジ君は日記に私の下着の色メモってんのよ?」
「「「そうかー、やっぱりゾロは白い下着が趣味なんだー。」」」
「な訳無ぇだろ!!!勝手に人の趣味趣向捏造してんな大法螺吹きの暇人共!!!」
「言い逃れすんなムッツリマリモ!ネタは上がってんだ!・・・・ったく白パン白パン拘りやがって、てめぇはアルプスの少女ハイジか!?盛られた料理にゃ目もくれず、器ばっかり重要視するとは本末転倒言語道断男の風上にも置けねぇ野郎だぜ!!」
「変態みたいに言うな!!俺だって器より中身のがイイに決まってんだろが!!!」
「・・・聞きましてルフィさん!?ゾロったら器より中身のがイイんですってよ!」
「確かに聞きましたよウソップさん。所謂1つのいんぱくとこんふゅーじょんですねぇ~~。」
「ゾロは中身のがイイんだなー・・・・・それってどういう意味だサンジ??」
「つまりはマリモはナミさんの体が目当てっつぅ事だろチョッパー。」
「「「「そうかー、やっぱりゾロはムッツリだったんだー。」」」」
「ああもうあー言えばこー言いやがって!!終いにゃ纏めて斬るぞてめぇら!!!」
「まァ怖い、逆切れね。」
「嫌だね男のヒステリー。痛いトコ突かれっとすぅぐ脅しにかかりやがって、見っとも無いったらありゃしない。(By.水○豊)」
「んだコラ!?日頃1番切れ捲りな奴が偉そうにヌカすな!!てめぇこそカルシウム足りてねぇんじゃねぇのか!?カル○ンでも喰っとけパツキンあ~る!!」
「・・・・・ああそうか、よぅく理解したぜ・・・こいつら全員揃いも揃ってふしだらに堕落しきってんのは・・・・全ててめぇのせいだナミィ!!!」
「・・って、てめぇは脈絡無く何ブチかましやがってんだ借金王(シャッキング)!!」
「そもそも船上に女が居る事は不吉だっつって忌み嫌って来たんだ!居ると男社会の和を乱すからな!なのにてめぇは配慮もせんと乳は揺らすわ尻は出すわ股は開くわのハレンチエブリディ・・・色欲に男を塗れさす邪悪な魔女め!即刻この船から立去るがいいわ!!」
「・・・・・・うっ・・・・ふっ・・・酷い・・・酷いわァァァそんな言い方・・!!私が一体何したってのよォォォォォォ・・・!!!」
「あーあー、こいつ、女泣かしてやんの!」
「「泣ーかしたー泣ーかした♪いーけないんだーいけないんだ♪せーんせいに言ってやろ♪」」
「ガキかてめぇら、誰だよ先生って?」
「な!?・・・おおお俺はただ船内秩序回復の為にとだな・・!!」
「おのれぇぇ・・・新入りのオールバックのクセしてナミさんへの聞くに堪えぬ暴言の数々最早勘弁ならねぇ!!自称彼女の木馬の王子、もとい白馬の王子サンジが成敗して・・!!」
「・・・・・許せない・・・私の可愛い航海士さんを断り無く泣かすなんて許せない!先生に代わってお仕置きよ!!」
「・・うあ!?・・うああああああ!!手が!手が体中に巻きついて!!やや止めろ!!離せぇぇぇぇぇ!!!」
「出たーーー!!百花繚乱お仕置き地獄ーーーー!!」
―ミシパキメキポキ!!
「うっっ!!・・・ぐっっ・・!!がはぁっっ・・!!」
「「おお!!ツイストいってるいってる!!」」
―ベキバキボキベキ!!
「・・・・げぼっっ・・!うぐぁぁぁぁぁっっ・・!!」
「「うわぁ!!背骨いった背骨いった!!」」
「駄目だよロビン!!やり過ぎだァァァァ!!」
「行くなチョッパー!!ロビンは怒りで我を忘れてんだ!!今行ったらおめぇまで血祭にあげられっぞ!!」
「だってウソップ!早くタオル投げなきゃパウリーが!パウリーがっっ!!」
「・・・・・・・残念だが・・・・奴はもう、間に合わねぇ・・・!」
「やべぇ!白目剥いてっぞパウリーの奴っっ!!」
―ピキキッッ・・・・・ポキーーン・・!!
「「「「・・・・・・・・・・・・死んだ・・・・・。」」」」
「・・・・・パウリーの旦那ーーーー!!やぁっっと追着きましたよーーー・・!!」
「さぁ!今日こそは耳ぃ揃えて借金返済して貰いますよって・・うわああああああ!!?だだだだ旦那が夥しい血溜りの中白目剥いて体変に捩れちまってるぅぅぅ!!!」
「何て惨たらしい・・!!一体この船でどんな血の惨劇が繰り広げられたんすか!!?」
「おう、一足遅かったなパウリーの追っ駆け野郎共。安心しろ、その内の97%は奴の血じゃなく俺の鼻血だから。」
「・・・今日こそ尋ねっが、何でてめぇはぴんしゃんしてんだよ?1度位死んどけよせめて人間らしく!」
「おめぇにだけは言われたくねぇな、そっちこそ体内流れてる血液まで緑色してんじゃねぇのか?デビルマリモマン!」
「目を開けて下さいよ旦那ぁ!!死ぬんなら借金清算してからにして下さいよ~~!!」
「金返さんで死ぬなんてそんな殺生な!俺等だって生活懸かってんすからね~~!!」
「諦めろお前等。言うだろ、『死人にかたなし』って。お気の毒だがこうなった以上、安らかに奴を眠らせてやれよ。」
「サンジ君、それを言うなら『死人に口なし』・・・そもそも用法間違ってるわ。」
「パウリー・・・せっかく仲間になれたのに・・・。」
「泣くなチョッパー!戦士にも休息が必要なんだ!解ってやれ!」
「本当におかしい、もとい惜しい人を亡くしてしまったわ・・・誰がこんな酷い事を・・・。」
「あっはっは♪何言ってんだぁロビン!?お前が殺っちまったんだろーー♪♪」
「朗らかに笑ってやがるなよ船長。何時か死絶えるぞこの船の野郎共、主に魔女共が原因で。」
「誰が死んだっつぅんだよ!!!?」
「「「「「あ、甦った!」」」」」
「段々復活早まって来たわね。」
「・・・・ちくしょう・・!!同じだ!!女なんて皆同じだ!!どいつもこいつも乳とか尻とか腿とか見せて色気振り撒いて散財させて、金の有る内は猫みたいに擦寄るクセして無くなりゃ後足で砂掛けやがって、非難すりゃあ人前で泣いてこっちが悪者扱い・・・女なんか!!女なんかこの世から滅亡しちまえばいいんだあぁぁぁぁぁぁ・・!!!」
「ああっっ!?旦那が泣きながら去って行く!!」
「待てコラ旦那!泣いて済まそ思ぉたら大間違いやで我ぇぇ!!」
「船内に逃げたぞ!!追え!!逃がすな!!挟み撃ちにしろぉ!!」
「・・・・・パウリー・・・もしかして、女に暗い過去でも有んのかしら・・・?」
「放っておけ、ナミ・・・そっとしといてやれよ。」
「怪傑サボテン丸の言う通りだぜ、ナミさん。男にゃあ、レディには言えない過去の1つや2つや3つや4つ・・・天文学的数字程有ったりするもんなのさ。聞かないでおあげなよ。」
「ひょっとしてあの雪だるま式に膨れ上がった借金も女が原因だったりするのかしらねぇ、ルフィさん?」
「う~~ん、所謂1つの『馬鹿さ故の過ち』、どうするア○フルたまにはババンとあっとその時アッ○ローンだったんでしょーかねぇー。」
「もういいかげんに止めなよその口調、ルフィ、ウソップ・・・気色悪いよ・・。」
「癖になっちゃったのね。」
パウリーの暗く壮絶な過去とは果して!?
ルフィ達は傷付いた仲間の魂を救えるのか!?
行く手を阻む借金取り軍団・・・危うしルフィ海賊団!包囲網を掻い潜れ!!
友の為に今、ルフィは新たな戦いに挑んで行く!!
そして・・・謎が謎を呼ぶワンピースの秘密とは一体・・・・?(←付足しっぽい)
次週、全ての謎が明らかに!?(嘘)
【終われ】
…本誌でW7編連載当時、私はパウリーが麦藁の一味に加入するもんだと思い込んどりました。
結果は見事に違ったわけですが、頭の中では既に仲間との掛け合いを想像するまでに到り、遂にはこんな妙ちくりんの台詞劇を書いてしまったのです。(汗)
そして投稿部屋に投稿しましたところ、丁度時期がナミ誕しかも末だった為、なんと祭のトリを飾ってしまった次第。(四条さん…)
枯れ木も山の賑わいとは言え、なんか色々複雑でした。(笑)
元々は投稿部屋に投稿した作品という事で、ナミ誕終了後、展示は投稿部屋の方でして頂いてます。
今やフランキー抜きの麦藁の一味なんて考えられないけど…もしも加入してたら女子人気が更に上がってただろうな~なんて惜しく思わなくもない。(少年漫画に婦女子人気なぞ無用と仰る向きも有ろうが)(笑)
タイトルは(言わんでも解るでしょうが)青江三奈が昔CMで歌ってたものから…つっても自分も実は観た事無い。
・2004年7月31日投稿部屋(ナミ誕?)投稿作品。