瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

あにめぞん感想、ざっくばらん17

2012年01月09日 22時08分30秒 | 漫画&アニメ
溜まってた3日分一気に消化できる3日連休万歳!
そういや天気の好い成人の日って結構珍しいんじゃね?
何となく成人の日と共通一次試験の日って、いつも雪降ってるイメージ。
それはさておき前回の続きです。


・第17回「響子さんの初恋物語、雨の日はいつも…」 脚本:島田満 絵コンテ:やまざきかずお 演出:吉永尚之 作画監督:河南正昭

…おおっ、タイトルに「!」が無い、何気に初じゃね?と思い調べたら2度目っぽい。
あにめぞんで感嘆符が付かないタイトルは稀少、ぶっちゃけフジ局のタイトルセンスは昔から俗で、あの頃はおニャンコが席巻しとったな~と懐かしんだり。

いつもいつもの如く長い前置き、なかなか始まらない本編。
今回は響子さんの思い出物語なのだから、五代の思い出話は余計だった気がする。
頭にオリジナルシーンをひょいと乗せるのは楽なやり方、しかしそれだと前半ばっかりにオリジナルシーンが集中する為、原作通りな後半とのバランスが狂うのは道理。
今回のオリジナルシーンは原作から大いに逸脱するものじゃなかったから良かったものの。

今回演出の巧さを感じたのは響子さんの回想話。
授業中の響子さんがクラスメートに「惣一郎さんが下に居るよv」と教えられ、窓から見下ろす彼女の表情から気持ちが伝わる。
第1期のチーフ・ディレクター(略してCD)やまざきさんは、視聴者に感情移入させる絵コンテ作りが巧い。
「うる星」制作の頃からキャラの感情表現に重きを置いておられた。
観ていて同じく氏が絵コンテを担当した、「うる星」の子ギツネ登場回を思い出したです。
そういえばメインで流れるBGMが、どちらも似た感じのしっとり系だ。(笑)
この回で流れるメインのBGM、「夜の雨」ってタイトルだったか、あにめぞん全編に渡ってよく流れてた為、あにめぞん=この曲をすぐイメージしてしまう。
時にひらひら舞い落ちる桜の花びらを、時にしとしと降る雨を表現する名曲です。
いつもは煩い効果音も今回は抑え目で良かった。
しかし五代君は1話に1回妄想する事が義務付けられてるのか?

これは原作褒めになっちゃうけど、こずえちゃんから初恋の思い出話を聞き、自分の初恋に重ねた響子さんが、掌返しで味方に付いちゃう所、女の心理を巧く描いてるな~と感じた。
あと、こずえちゃんの初恋が自分ではないと知って、内心がっかりする五代君とか、作者の高橋先生は本当に心理描写が巧い。

作画については「女子高生響子さん可愛いv」の一言。(笑)
アニメ版諸星あたる譲りのがに股はそろそろ止めてはと…。

(個人的評価) 脚本△ 演出△ 作画△ …稀少と言えば、今回朱美さんと四谷さんの出番無?



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