瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

あにめぞん感想、ざっくばらん18

2012年01月15日 22時40分27秒 | 漫画&アニメ
行って帰って参りました。
アートガーデンは素晴しく美しかった!
ワールドバザールの無料ぜんざいは嬉しかった!
旅レポは今週の土曜か日曜に書くとして、先週のあにめぞん感想を先に済まさせて頂く。
そんなわけで前回の続きです。


・第18話「響子さんの贈り物、エッ?これを僕に!?」 脚本:土屋斗紀雄 コンテ・演出:鈴木行 作画監督:音無竜之介(高橋ナオヒト)

…まだ半年も経ってない内に、もう再びのクリスマスですよ。
月日の経つのは早いもので、最初ぎごちなかったあにめぞんと比べると、随分落ち着いた演出になったものだなぁと。

一刻館に帰宅した五代君を迎えるのは今夜も声だけ。
ここ3日ばかり、響子さんの声は聞えど姿は見えず、冬の寒さと相まって、寂しさが雪の如く胸に降り募る五代君。
八つ当たりで叩いた電灯が揺らぐとこ、感じ出てて上手い演出。
1つ屋根の下に住んでるとはいえ、管理人と住人の関係なだけじゃ、ただ顔を見に行くのも憚られる。
そんな草食男子の典型の様な五代君に季節が味方する――クリスマスシーズンの到来、プレゼントを渡す口実に顔が見られるじゃないか!
がしかし彼は貧乏学生だった、食費と部屋代を抜いて残る手持ち金は少なく、そこから更に同居人の朱美さんに、茶々丸でのクリスマスパーティー代を搾り取られてしまう。
残り2千円程で買ったプレゼントはこずえちゃんに見付かり、手編みの帽子を貰ってしまった手前渡さないわけには行かず。
つか仮にも付き合ってて、「プレゼント考えてなかった」って、ナチュラルに鬼畜だな、おい。(笑)
しかも貰った手編みの帽子を、響子さんの前で身に付けるって……。
響子さんへのプレゼントは無くなったが、あんなに喜んでくれたんなら良かったと、無理矢理自分を納得させ帰宅した五代君。
今日もまた出迎えは声だけか~と落胆する五代君の前に、麗しの女神は数日振りに御顔を現し手編みのマフラーを差し出したのです!
数日徹夜して編んだと言う響子さんは目の下に隈を拵えていた。
この数日顔を出さなかったのはその為と解り、五代君は部屋で大喜びした後はたと蒼褪める。

「……響子さんへのプレゼント、どうしよう?」

ここで思い出される去年のクリスマス、渡せなかったプレゼント。
探し物は何ですか?見つけ難い物ですか?
かくして青年は夜を徹し、家捜しをするのだった…。

随分落ち着いたと書いたけど、未だBGMや効果音に頼ってる印象は拭えず。
特に響子さんに「行って来ま~~~~す!!!!」と五代が叫ぶシーン、大袈裟過ぎて必殺技でもかましそうです。
それに応じて「行ってらっしゃ~~~~い!!!!」と叫ぶ響子さんは付き合い良いね。(笑)
こずえちゃんにプレゼント渡す時の、テリレリテリレリ~~♪なんて効果音も、流さない方が良かった。
あそこの喫茶店で流れてたのは、「うる星」の主題歌チャンス・オン・ラブを歌ってた、シンディーの歌っすね。

最も気になったのは、五代が去年渡せなかったプレゼントを見つけた際、「有った~~~~~!!!!」と叫ぶだけだった点。
原作ですら「去年渡し損なったプレゼント」と台詞で説明してたのに何故削る?
アニメの場合、そこで回想シーンを挿入した上で、説明台詞を言わせても良かった。
視聴者全員が原作を読んでる事を前提に演出するのは鈴木氏の悪い癖だと思う。

作画は音無さんという事で響子さんの目がキラキラ、何時もに増して可愛く美しかった。
一の瀬さんと五代との遣り取りとか、仕草が如何にも日常的で良い感じ。(電話を邪魔される五代が後ろ手で追っ払おうとして、その手をパンと叩く等)

(個人的評価) 脚本△ 演出△ 作画○ …しかし響子さんは罪な女だ、気持ち知ってて糠喜びさせるんだから。(笑)



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