瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

あにめぞん感想、ざっくばらん19

2012年01月21日 21時46分23秒 | 漫画&アニメ
今回のあにめぞんは歳末話…何だかつい最近体験した様なでじゃびゅ。
毎年習慣で紅白を観ているのですが、年々知らん歌が増えて行きます。
つかぶっちゃけTV東京で放送する年末歌番組の方が、かつての紅白らしいというのはどうなんだNHK?
なんて事はさておいて、前回の続きで御座います。


・第19回「五代と響子!二人の夜は危険がいっぱい」 脚本:武上純希 コンテ・演出:向後知一 作画監督:土器手司

…響子さんと五代君が大晦日を2人きりで過すという今回、青年漫画らしいエロコメディで原作でも人気高いエピソード。
だからか知らんが今回の作画はノリにノッていた。(笑)
演出も同様で、五代君が響子さんを背後から、更にはこたつの下から手を握り…なんてシーンは活き活きと表現してた様な。(笑)
しかしまー何時も言ってる事だけど大袈裟過ぎ、効果音に頼り過ぎ。
五代君の心からの叫び、「やりてぇ~よぉぉぉ!!!!」を耳にし、響子さんが衝撃を受けるとこなんか、挿入するとかえってわざとらしい。
日常描写を活かす為にも、日常には有得ない効果音は、使用しない方が良いんでないかな~と自分は思う。

それに今回はテンポがとてつもなく悪かった。
構図もなかなか切り替わらないから、観ていてイラッとなってしまった。
今回はめぞんの中では珍しく自由度が高いエピソードだったと思うんだけど…例えば五代を原作以上に暗中模索(笑)させる事だってできたと思うんだわ。
原作ファンに遠慮してか、原作以上の工夫は観られなかった。

あんなに2人きりになるのを恐れていた響子さんが、断ろうとしないというのも不自然。
断ろうと思ったけど、彼が楽しみにしてる様子を前に、言い出せずってなシーンが、原作では有った様な気がする。
有ったなら何故削ったのか不可解。
つか「おまえは原作通りに作って欲しいのか?違うのか?」と、ここを読んでる人に疑問を持たれそうだが(汗)、別に自分全て原作通りに作って欲しい訳ではない。
ただここまでのあにめぞん観てると、原作の取捨選択が下手な気がする。
オチ等話的に重要な部分省いて、そうでもない部分を忠実にトレースしてるな、と。
前回何故か省略した「去年渡し損ねたプレゼント~~!!!!」なんて台詞は、原作知らない視聴者を意識したら削っちゃいかんものでしょう?

とまぁ今回も文句言い放題済みませぬ。(汗)
良かったな~と感じたシーンもちゃんと有る、五代が用意した惣一郎さん分の蕎麦に気が付き、彼を見直す響子さんとか。
これはアニメのオリジナル?だとしたらスタッフ、ナイス!
しかしアニメの惣一郎さんは、毎回餌忘れられて腹空かしてるイメージだ。(笑)
それと今回の導入部は非常にスムーズで良いと感じた。
だからこそ続くテンポの悪さがとても残念、ノッてる作画で救われた。

朱美さん、「2人っきりにするのはマズイ」と言いつつ、心中は「2人の間に何か起こる事」を期待してるよね。(笑)
「釘を刺しとく」なんて電話を寄越しといて、響子さんが五代に電話を代ってたら、むしろ彼の背中を押す様な言葉をかけてたと思う。(笑)
しかしほぼ裸の女が男と一つ布団の中に居るシーンを放送するとは当時のTVは大らかだった。
現代でめぞんをアニメ化するなんて事になったら、深夜時間帯に回されてたでしょうね~。
一の瀬さんの亭主はめぞんにおける隠れキャラ、「人類ネコ科」等、後年の漫画に影響を及ぼしたのです。
2人で紅白を観てる時に流れた「夢芝居」、「青い瞳のエリス」、「夢の途中」――古過ぎて歌の正確なタイトル忘れた、違ってたら御免(汗)――が、当時を思い出させてくれて懐かしい。
「青い瞳のエリス」と「夢の途中」は、作曲・作詞家繋がりっすね。

今回は言ってしまえば作画だけの回、土器手氏の描く女キャラは、顔は可愛く体はムチムチv
下半身が特にムチムチv今回の響子さんは珍しくピヨピヨでないエプロンだったね。
フリルが沢山付いてて、とても20代が着用するデザインには思えんかった。(笑)
五代君のボディもやたらマッチョ(ラガーマンだったしな)、それが脈絡無く披露されるもんだから、爆笑してしまった。
よもやまさかの誰得ヌード、あれはコンテの指示か?ともアニメーターの趣味か?
煎餅をくわえてる響子さんとか、お風呂帰りの響子さんとか、作画的名シーンは多かった。

(個人的評価) 脚本△ 演出× 作画○ …着物を自分で着られたり、煎餅をこたつの中で干したり、響子さんはお婆ちゃん子?



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