宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

運命は変えられる ~ バシャール×本田健

2010年10月27日 | バシャール
   
運命は、変えられる。それが、バシャールと本田健氏の対談本、第2章のテーマ。

バシャールによると、地球に生まれる人には、それぞれ運命がある。ただし、どんな人生を送るのか、すべてが事前に決まっているわけではない。たいていの人は、「この人生では、こんなことを探究してみよう」といった、選択テーマのようなものを設定しているという。

人生で何を探究するかは、人それぞれだろう。テーマは、ひとつとは限らない。「この人生では、国際派ビジネスマンになって、世界に打って出てみよう」という人もいれば、「幼稚園の先生になって、子供たちのお世話をしてみよう」という人もいる。あちこち旅行している人や、徹底的にギャンブルに打ち込んでいる人もいる。「ひとつ、この人生では、思う存分に酒を飲んでみよう。自分がどれだけ飲めるのか、限界に挑戦するのだ」というようなテーマを掲げている人もいるだろう。
 
もちろん、事前に決めたとおりには進まないケースもよくある。それが人生というものだ・・・。
  
テーマは、人それぞれだ。だが、バシャールによれば、いま地球に生まれてきている人々には、全員に共通するテーマがあるという。それは、実にハッキリしている。そのテーマとは、「変容やスピリチュアリティ、意識の拡大」だ。暗いものを明るいものに、ネガティブなものをポジティブなものに、変容させていく。それが、いまの地球人類に共通するテーマ。

バシャールいわく、そのための探究ルートは、ひとつではない。いわく、

>たとえばある人は、絵を描くことによって非常に情熱的に、そしてワクワクしながら、それを探究しようと思うかもしれません。また別の人は本を書いて、さらに別の人はヒーリングを通して、そのテーマを探究しようと情熱を感じ、ワクワクするかもしれません。またほかの人は教えることによって、あるいは別の人は歌うことによって、あるいはスカイダイビング、綱渡り、皿回し・・・、いろいろな方法で探究することができるのです。

たしかに、いろいろな方法で探究できるのは事実だろう。でも、筆者の見たところでは、やはりそこに「精神世界」への関心が伴っていないと、意識の変容を探究するのは難しいように思う。どんなに仕事や勉強・スポーツその他でがんばっていたり、健全な日常生活を着実に送っていたとしても、「私は精神世界になど関心がありません」と公言しているようでは、「残念な人」で終わってしまう恐れがある(笑)。カンジンなところを避けて通っている以上、他の道を通って意識進化するのは格段に難しい。もちろん、あえて回り道を通って意識進化するのも自由だし、意識進化を放棄するのも自由なわけだが・・・。
 
それはともかく、バシャールによれば、人生の脚本にはいろんなタイプがある。「10歳のときにこうして、13歳のときにこうなって・・・」という具合に、かなり細かく決まっている人もいれば、「物質レベルの現実に生きることが、どんな感じなのか、しばらく体験してみたい」というくらいの、大まかなシナリオもあるらしい。
  
事前に細かく設定されたシナリオどおりに人生が進むのを喜びとする人もいれば、そうでない人もいる。人にはそれぞれ、好みがあるのだ。テーマを変更するのも、自由。だから、「私の人生は、事前に計画したとおりに進んでいるのでしょうか?」とか、「私が果たすべきだった使命は、何なのでしょうか?」といった具合に、気にする必要はない。
 
そもそも、昔と違って行動範囲が広く、関わる人の数もケタ違いに多い、変化に富んだ現代人の人生を、「計画」でしばるのは難しくなってきていると思われる。バシャールによれば、事前に計画したとおりに人生が進んでいると、かえってパニックになる人もいるという。そういう人は、計画そのものに問題があったのかもしれない。計画には、見直しが付きものだ・・・。

運命、つまり人生の計画にしばられなくなった人が、これからの人生を変えていく原動力は何なのか。それは、「シンクロニシティ」だという。


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