かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

本の紹介8・「ミジンコ先生の水環境ゼミ」

2009年05月18日 | 

「アユの本」を紹介したついでに、水辺のの環境関係の本も紹介しておきましょう。
水産関係の仕事に一時期就いていた頃、財団法人リバーフロント整備センターが発行している『FRONT』と言う月刊誌を河川環境の観点から読んでいました。
その『FRONT』に連載されていたのが「ミジンコ先生の水環境ゼミ」でした。科学的視点(特にミジンコなど水生生物)から水環境を考察した内容で非常に勉強になりました。

その『FRONT』も廃刊になって、この連載も終了してしまったのですが「残念だなぁ」と思っていた私同様に多くの読者もそうだったのでしょう。今一度読み返せるようにと、この連載が一冊の本にまとめられ出版されました。
水辺の環境について分かりやすく解説されています。特に湖沼関係の項が多く、ワカサギ釣りなど湖沼関係の方に参考になると思いますよ!



著者:信州大学山地水環境教育研究センターの花里孝幸(はなざとたかゆき)教授、出版元:地人書館、定価:2000円(税別)で非常に参考になる本だと思います。

【目次】
1湖が汚れると魚が増える
2有害化学物質と湖沼生態系
3湖内環境と生き物たちの相互関係
4湖水の動きと水環境
5湖の生物群集を調べる
6湖から環境問題を考える
(コラム)ミジンコこぼれ話


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