築地市場・東卸組合での日々

築地市場にある、水産物部仲卸業者の組合:東京魚市場卸協同組合での日々を広報文化課職員が綴ります。

魚市場セミナー第3回

2008-06-19 17:41:37 | 魚市場セミナー
今日、魚市場セミナー第3回が開催された。
講義と見学を経て初の実習。
 
築地といえば、魚といえば、マグロ。
ということで、実習第一弾はマグロ。

しかし、あの巨体を一匹丸ごと持ってきて解体…
などいうのはもちろん難しく、
今回は冷凍マグロの解凍を中心に、
色々なマグロを堪能していこうというものに。


講師に迎えたのは越虎の栗原豊広報委員、
助手として山二の宮上和人広報委員。

準備段階からどうやったら皆さんが満足してくれるか!?
色々考えての当日。


先ずは一人に一柵の冷凍マグロ。
なかなかお目にかからないカチンコチンの冷凍マグロ。
解凍して、そのままお刺身として食べるものと、
湯引きにして漬けダレにつけてお持ち帰りのお土産分に。


この解凍。
素人にはどこまで解凍するのが良いのかいまいち分からないし、
柵の厚みによっても変わってくるということで、
四方八方、生徒さんからお呼びがかかる。
「先生!これは??」

開始してすぐに加わった布長の本間淳一広報委員長と合わせて
3人の先生は、あちらこちらでちょっとしたコツもご教授。


ひと段落して、お刺身の試食。

これまたすぐに、今度はネギトロの作り方。
筋の多いお刺身はネギトロにすると良いらしい。
色々なところでガンガンガンガン。
包丁の背で叩いて、こそいで。

またまた試食。


最後に余ったネギトロ用のブロックをじゃんけん大会で勝ち抜けお持ち帰り。
最後の最後で更なる大盛り上がりを見せ、
思いっきり充実した内容の濃い2時間は終わりました。



30人中16人がネギトロ用マグロと漬けマグロを。
30人中14人が漬けマグロをお土産にし、
きっと今夜はみんなで漬け丼


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