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◆これは便利!携帯電話が文書を読んでくれる、音声コードって知ってますか?〓6月定例会一般質問報告①

2010年06月10日 | 環境・福祉への取組み

6月10日(木)一般質問2日目。朝9時からのトップバッターで質問に
立ちました。取り上げたテーマ3つを、順次紹介致します。

①視覚障害者の利便性向上のため、音声コードの普及を進めよう

日本には、31万人以上に上る視覚障害者の方がいます。失明の原因は
生まれつきではなく、糖尿病などの病気が原因で中途失明された方が
圧倒的に多く全体の87%以上が点字を読めないという現実があります。

小平市にも、約300名もの視覚障害者の方がいらっしゃいます。
視覚障害をお持ちの方々は、税金や年金、公共料金などを収める際、内容
確認のため、プライバシーや個人情報を含む内容を、他人に読み上げて
もらう必要があり、大変不自由な思いをされています。

そこで注目されているのが、「音声コード」または「SPコード」と呼ばれ、
最近はやりの携帯電話のアドレス読み取りに使われるQRコードによく似た
18ミリ×18ミリの正方形の中に、漢字を含めた活字文書情報を原稿用紙
2枚分、約800文字を格納できる2次元コードです。

   
   ●「音声コード」が印刷されたチラシ。右側には位置を表す、
   エクボマークと呼ばれる半円形の切り込みが入れられます。

この秋から来年にかけて、NTTdocomoやauから、らくらくホン
など、携帯電話機で音声コードを読み取ることができる機種が発売
される運びとなり、それにより、音声コードの普及が爆発的に進む
可能性が出て来ました。

           
●携帯で音声コードを読み取ると、人が話すように読み上げてくれます

私達はこれまでも、「NPO日本視覚障がい情報普及支援協会」と共に
音声コードの普及を推進してきましたが、このチャンスをしっかりとした
形としていくために、小平市においてもソフト面、ハード面共に着実に
準備を進める事が重要です。
高齢者や外国人にも応用できるこのシステム、今後普及が期待されます。

◆音声コードの詳細はコチラ 日本視覚障がい情報普及支援協会


今日は、今回取材にご協力頂いた、大沼町在住の戸谷さんご夫婦と
ご友人の方、そしてとても優秀な盲導犬のローダが質問の傍聴に駆けつけ
て下さいました。感謝です。本当にお疲れ様でした。

あぶかわひろしは今日も行く

あぶかわ浩(虻川浩)・小平市議会議員のホームページ

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