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Changeling(2008/アメリカ)【劇場公開】
監督・製作・音楽: クリント・イーストウッド
出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコヴィッチ/コルム・フィオール/デヴォン・コンティ/ジェフリー・ドノヴァン/マイケル・ケリー/ジェイソン・バトラー・ハーナー
どれだけ祈れば、
あの子は帰ってくるのー?
1920年代のロサンゼルスで実際に起きた事件というのが、びっくり・・・
失踪から5か月、帰ってきた我が子は別人だった。
クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演の話題の作品。
普通なら、まともな話じゃないです。信じられないなあ。
脚本家がたまたま資料をみつけて、1年かかって調べあげたそう。主人公、主要な人物は実名。
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1928年のアメリカというとピンとこないんですが、ベーブ・ルースが53本のホームランを打った年とかいってましたねえ。
電話会社に勤めながら、息子のウォルターをひとりで育てているクリスティン。
休日出勤をし、夕方帰宅すると息子がいない。
半泣きで警察に電話するクリスティン。だが警察は「子供の捜査は24時間は探さない」というのだ。
オロオロするクリスティン役のアンジェリーナ・ジョリーが枯れ木のように細くて、か弱そうな女性を演じてます。当時のエレガントなファッションのアンジーは新鮮だったし、ローラースケートする仕事場にはびっくり。笑
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5か月後、ウォルターがみつかったという知らせ。
駅に迎えにいったら、なんと別人・・しかも子供は自分で名乗っている。
「この子は私の子ではない!!」
母親が子供の顔を見間違うなんてありえないし、酷いのは警察がゴリ押ししてくること。
動揺してるだけだといい、医者を派遣され、はむかうと精神病院おくり。
女性は感情の生き物だからコントロールしやすい、反抗すると頭がおかしいで片付けられる・・こんな理不尽なことが行われていたとは!
卑劣な警察(警部)には怒りが込み上げてきましたよ。
予想外な展開で、やっぱりイーストウッド映画は一筋縄ではいかないですね。
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その後、事件は急展開。
ウォルターの失踪には連続少年誘拐事件(ゴードン・ノースコット事件)がからんでいることがわかる。80年前の事件とはいえアメリカは恐いですなあ・・・(Wikipedia)
にしてもロサンゼルス市警の腐敗ぶりは「LAコンフィデンシャル」でも描かれていたけど、映画の町、天使の町なんてとんでもない。
クリスティンははじめから警察と戦う気はなく、ただ息子を探してほしかっただけ。
情報操作する警察を敵にまわし、世論を味方に付け、彼女は戦う。
母は強しというけれど、母親としての責任、不条理な社会にひとりで立ち向かう話でもあったね。
当時の雰囲気がよく出ていて、グレーがかかった映像、けだるい音楽もいい。
長い映画で、陰惨なシーンもあるんだけど見応えありました。
アンジェリーナ・ジョリーはもちろんよかったんだけど、有名ではない脇の俳優たちがいい。
犯人の甥っ子の役を演じた子役がうまかったですよ。こちらも泣きそうになってしまった・・・
実話をリアルに再現、最後は救いがあってよかった・・・
今もアンジーの赤い唇が頭に残ってます。
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★★★★☆(5段階☆は0.5)
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当時こういったことが横行していたことの証明なんでしょうね。
とても切ないお話でしたけど、ずっしりときましたね~。
見応えありました。
ほんとにあったお話というのが信じられないね。
LAPDは、たまに映画にでてくるけどなんか悪いことばっかり、苦笑。
そういえばイーストウッドのダーティハリーはサンフランシスコ警察だったっけ?
長い映画でしたけどひきこまれましたよ。
これも長時間ですか?
良い映画は、時間の長さが苦にならないですよね。
姐さんの赤いクチビル(* ̄Θ ̄*)
楽しみに待ちまーす。
ブラピのをみようと思ったけど、こちらのほうが30分短かったからこっちにした。^^;
世界仰天ニュースのような映画でしたが、こんな事件が埋もれていたんだなあ。
アンジー姐さんのたらこ唇、まだ頭に残ってますよ、、
メイクはその当時のものかしら、濃かたっす。
今回はまた、特別タラコだったような・・・(笑)
アンジーのみが注目、評価されていますが、
子役を始め、脇を固めるキャストが超~、よかったですね!
さすが、イーストウッド監督♪
文句のつけようが無いデキでした
それが埋もれてたって・・・もっと信じられない。
重いメッセージの作品なんだろうけど
面白かったです。信じられないような展開が
これでもか!って出てくるんだもん。
アンジーのエレガントファッションはびみょーでした。
似合ってるような,似合ってないような・・・
紅い唇はインパクトありましたね。
気がつくの遅いですか?(^^ゞ
本当にこれが実話だなんて恐ろしいことです(*_*;
>予想外な展開で、やっぱりイーストウッド映画は
一筋縄ではいかないですね。
ですよね。お涙頂戴ものでなかっただけでも
予想を裏切られた(いい意味で)のに、あんな猟奇事件がからんできたりと最後までどうなるかわからず
目が離せませんでした。
>犯人の甥っ子の役を演じた子役がうまかったですよ
あの子、本当に上手かったですよね。私もあの子の
告白のシーンで泣いちゃいました(T^T)
一生トラウマになるんでしょうね・・・
でも、1番長生きして、家庭ももったらしいので
良かった・・・のかな?(笑)
アンジーの赤い唇、私も印象に残っていますσ(^◇^;)
明日、アンジーの唇、見ちゃいそうです(笑)
ハズレなしのクイント・イーストウッド作品だしさぁ。ケイト&レオは、最終って思ったら観ないとなぁって。
こっちにした方が、よかったかな??
サービスデーが今月も多いですし、観に行くかもしれないです。
あの当時のファッションとか電話交換手という職業とかラジオ生活とか、すごくいいエッセンスになってましたよね。
アンジーのあの大きな口に真っ赤な口紅!
目に焼きついたわ~。
思いを果てるとそのどれもに
胸が震えちゃいましたよ~(涙)
辛い現実ながら魅せられてしまいました!
ほんとにあの警部!なぐりたかったぁあ(涙)