ヤング神戸三田イーグルスの監督のブログ

兵庫県神戸市、三田市、宝塚市、西宮市、川西市、三木市を中心とする、ヤングリーグ所属チームの奮闘記です!

食育。ご家庭はどうですか?

2016年11月28日 | 日記
先週末は中学部は土曜日、管理栄養士河南先生のセミナー。日曜日はパインスタジアム初試合が延期となり、体育館練習でした。小学部は、今シーズン最終かな?土曜日オープン戦でした。





食育。ご家庭ではどうですか?

河南先生に来ていただいて、チームの選手の体型は劇的に変化していきました。食事への意識でこんなに変わるものかと、唸らせるものがあります。

河南先生との会話の中で、気付いたことが、表題の主意です。河南先生の助言で、食事が好きか、嫌いかで選手に質問しました。

好きがほとんどですが、「嫌い」、「あまり好きじゃない」がいることに驚きました。食事が趣味の私には信じがたい。しかし、「嫌い」がいるんだと、改めて認識しました。

「嫌い」な理由って何でしょうか?

無理矢理食べさせられる。
結果、もどす。
食事中、叱られる。
食事中、皆でテレビやスマホ見て会話がない。
食べなくていいと言われたか、誤解がある。

推察は様々ですが、何か理由があるかと思います。大人でも、あんなに美味しい牡蠣。あたって食べられなくなった人もいるでしょう。外食で不愉快な思いをすれば、その店には二度と行かないでしょう。ご家庭の食事が不愉快な時間と場所になっていれば、食事が嫌いになることだってありうる。

チーム選手の家庭での食事までどうこう言うものではないですし、我が選手がそうなっているとも言っていません。河南先生もそんなことは、まず言いません。

自分の家はどうかな?私が自らを振り返ると、テレビつけっぱなして食ってるよなぁ。と。ただでさえ、日中は仕事でいないのに、家に戻れば、テレビかパソコン。食事の時間まで、テレビつけていれば、会話成立せず、子供たちは、食事が終れば、やるべきことがあるので散会。これは楽しいのか?

自分でまずいと気付きました。

できる限り時間をとって、楽しく会話する食事をやっておかなければ、楽しくない食事が当たり前の子は孫に同じような食事をすることでしょう。そうなると、孫の代で我家はいよいよ崩壊する!

大袈裟ですが、食事中のテレビ止めようと決心しました。そして、食事中のマナー以外は叱ることも止め、楽しい会話をすることにしました。これが、親父の自己満足か、子供達が楽しみな時間になるかは、分かりませんが、私の心懸けとすることにしました。

食事は楽しいもの

これが当たり前になることは、体作りでは、絶対にあった方が良い。強く感じました。

皆さんどうでしょうか?
賛否あると思いますが、振り返りの機会になれば幸いです。

神戸サンダーイーグルス
事務局兼中学部監督
安永 大輔

パインスタジアムKOBE物語

2016年11月15日 | 日記
パインスタジアムKOBEでの初ゲームを27日にひかえ、よりコンディションの良いグラウンド状態にするには、どうしたら良いか?考えました。

ブルドーザー呼ぶか?

追加の土入れるか?

ひたすらガリでガリガリするか?

車でH鋼引っ張りまわすか?

こういう時に出るんです。そして、手配しました。



イーグル1号は、バス。
イーグル2号は、ピッチングマシン
そして、これがイーグルス3号。

耕運機をヤフオクで落札しました。



試運転しましたが、これがなかなかです。なかなか手強かったグラウンドのコブたちが、いとも簡単にサラ土の山になっていくではないですか!

試験期間にイーグル3号で野球場への仕上げを行い、初ゲームではグッドコンディションなグラウンドを作り上げます。



神戸サンダーイーグルス
事務局兼中学部監督
安永 大輔

観察力、技を盗め

2016年11月07日 | 日記
先週末は中学部は女子野球ブレスとのオープン戦と日曜日はパインスタジアムで、小中一緒に練習でした。

ブレスは名将清岡監督率いる名門クラブチーム。今や高校やプロ野球と、女子野球の裾野は広がりましたが、ブレスの伝統は長く、ブレス出身の選手が各方面で活躍しています。

観察力、技を盗め

ブレスの選手の立っている姿、指導者の話を聞く姿勢、挨拶、返事は素晴らしく、キャッチボールも基本に忠実で、上手かったです。(私が言うのも失礼ですが。)

私は試合前のアップやキャッチボールやノックにとても興味があり、特にキャッチボールは、そのチームがどれだけ選手に応じて、丁寧に、徹底的に指導をしているかが、如実に現れると思います。

キャッチボールがいい加減なチームで、強いチームは、見たことがないです。そして、プロや社会人のキャッチボールは、パチパチとグラブの芯で捕球する音は非常に心地よいです。

当然、神戸サンダーイーグルスもそのようなキャッチボールを徹底します。時間はかかっても、やっていきます。

ブレスの選手が、基本に忠実に、良いキャッチボールをしていたのを見て、何を大事にしているチームか、そして、指導者と選手の信頼関係ができており、「徹底」が実行されていると感じました。

「相手の監督さんが、どんなことを選手に言っているのか?選手がどんな足裁きをしているのか?観察し、自分にどうやって取り入れていけるかをよ~く考えてみよう。」グラウンドでは、男子も女子も年の差も関係ない。同じグラウンドに立った瞬間にガチンコ勝負。その中で良いものは盗んで自分のモノにしていく。それだけの目敏さ、貪欲さが自分達の成長に繋がる。

上手くなりたければ、見て気づけ、やってみろ、馴染めば取り入れろ。

要するに見て盗めってことですが、今時の指導では無い、古くさい言葉かもしれません。しかし、あえて、選手にそんな話をしました。(誤解無いようにですが、それ以外の教え方もやってます。)

神戸サンダーイーグルスの選手達が気付いたことも多々あったようです。取り分け、ブレスの選手達が清岡監督から言われたことを一生懸命やろうとしていたように見えた、と、イーグルスの選手が言っていました。

値打ちある1日やったなと心から思っています。ブレスの皆さん、来月もよろしくお願いします!

神戸サンダーイーグルス
事務局兼中学部監督
安永 大輔




たった一人の部員でも!

2016年11月01日 | 日記
爽やかな秋晴れのもと、神戸サンダーイーグルス支援者の皆様にもご報告しておかねばなりません。







パインスタジアムKOBEの土入れにあたり、マクアケにて寄付をお願いしました。皆様のご厚意により、今、グランドはグッドコンディションです。

凹凸の整地は日頃の心がけです。まっ平らになる日も近いと思っています。大事なのは、このグランドで毎週定期に練習できるようになったことです。

ここまで時間を要しましたが、先日のグランドの状況を見て、感謝の気持ちが込み上げて、言葉になりませんでした。本当に御礼申し上げます。

たった一人部員でも



写真に写っている選手とこの場所。昨年、パインスタジアムKOBEのグランド整備が始まった時の写真であり、整備しているのは、たった一人部員時代を過ごした卒業生の合田くんです。

神戸サンダーイーグルスの原点は二人の教え子との出会いによります。二人の逸材に野球を続けてほしいとの願いにより、三人で野球を始めたのが、この物語の入口です。

彼らに野球させたく、伝を頼って、他のチームさんの合同練習をやっていただいたり、その時もたくさんの方が神戸サンダーイーグルスの立ち上がりを激励、支援頂きました。

後、一人は学校の野球部に入部。残った合田くんと窮地の神戸サンダーイーグルスですが、合田くんとお母さんは「もう何があっても神戸サンダーイーグルスは辞めない!」っと、言ってくれました。

私はたった一人チームをたたもうと思ったことは一秒もありませんでした。どうすれば、部員が集まるか、毎日毎日考え続けました。

ある時、別の教え子のお母さんに部員が増える決定的なヒントを教えてもらったのと、遠回りだが確実に部員を確保する方法を考えつき、それを実行することにより、今の二年生メンバーが集まってくれました。

何があっても辞めない!→絶対、何とかする!どうすればできるか考える!の歯車が噛み合っていたのだと思います。

私にしてみれば、たった一人の部員に「あきらめない!」を教えられたと、グランドを眺めながら考えました。

ただし、それは神戸サンダーイーグルスの立ち上げ時の話であって、世の中には少人数でも、チーム運営しているチームは多々あり、事情は様々ですが、選手も指導者も一生懸命運営しておられます。

運営には、考えても考えても答えの出ない日々と理不尽にも多々遭遇します。選手は上手くなるために一生懸命です。そして、何よりもその指導者についていく、強い気持ちを持っています。

部員は一人でも、二人でも、強い気持ちを持って、だから、毎週グランドに来ます。私は、そのような話を聞くと非常に熱い気持ちになります。

負けんじゃねぇ!あきらめるな!そんなことはわかっている。数々の理不尽とも奮闘しなければならない指導者の方と強い気持ちを持った選手たちに熱いエールを送りたい。

そのように奮闘しているチームから、学ばせて頂きたい。だから、是非、私たちから合同練習を申し込まさせて頂きたい。

神戸サンダーイーグルス
事務局兼中学部監督
安永 大輔