たった今、NHKの「歌謡ショー」を見て、感激してしまいました。
昭和31年の大ヒット曲「ここに幸あり」を歌った大津美子さんです。
たぶん現在68歳・・・・。ろくじゅうはっさい!で充分な声量、リズム感、そしてさらに、何というか「目一杯」感を感じさせない「軽さ」がありました。
「ここに幸あり」という歌は、私が子供の頃から超有名ナツメロでしたので、父母がテレビで感激しながら聞いているのをウンザリしながら眺めていました。「グループサウンズを見たいのに~」とか思っていたんでしょうね。
その頃は、「君を頼りに私は生きる」というのが、カンペキに理解できませんでした。中学生ぐらいでコレが理解できたらヘン・・・というかマズイですよね。
でも、それなりにそれなりの恋愛経験を経て、コレこの通りのオトナになった今は・・・・、フフフ、気持ち、分かるな~~♪
仏教ですよね。
「君を頼りに私は生きる」っていうまさにそこのところに「幸あり」・・・・・か。
でもこの歌詞でもっと大事なのは、そのすぐ後にある「青い空」ですよね。唐突に「青い空」とだけ言われてるんですけど、「ああ、青い空なんだ・・・」と、訳も分からずしみじみして、青い空(たぶん現実の空より青い)が目の前に広がります。いいな~、いい詩だな~~。