ANOTHER PLANET

与太話とマンガ。ホームページへのリンクはBOOKMARKにあります。

つかの間の休日

2008年02月26日 22時39分33秒 | 海、ヨット

 この間の日曜日、江ノ島の三笠会館で、飯島選手へのインタヴューのお手伝いをしましたので、その時のワン・シーンを絵に描いてみました。
 ガラス製のアヒルの形のピッチャーを手にとって見ているところです。(もう少しオリンピックらしいシーンのほうがよかったような気がしないでもないですが・・・)
 この日は、黒地に赤のラインが入ったタイト目のヘリーハンセンのセーターに、明るいカーキ色のちょっとカーゴっぽいパンツといういでたち・・・「いでたち」って最近は言いませんね、「というファッション」・・・の飯島選手でした。

 インタヴューの様子はこちらをご覧下さい。
 
 
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今年も水ぬるむ

2008年02月21日 22時17分55秒 | 俳画・・・のようなもの

 今日の絵と俳句は、2005年3月10日の記事から、そっくりそのまま持ってきました。
 なつかしいです。タイトルは「水ぬるむ」で、海水温がほんの少し上がったようだというような事を書いています。2008年の今日は2月21日ですから、20日ほど早く「水ぬるむ」感じがしたということでしょうか。大雑把に言えば、「水がぬるむのが、3年間で20日早くなっている」ということになります。黒潮の蛇行がどうのこうのという話も聞いたような気がしますが、確かなことは分かりません。

 とにもかくにも、今日は暖かな一日でした。
 山も全体がほのかに赤みがかって、桜の花の芽がどんどんふくらんできている事を教えてくれます。誰でも「恋や事業や」という気分になりそうですね。事業の方だけの人も多いかもしれませんけど。・・・・・・・決算だし。



 
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十三妹(シイサンメイ)

2008年02月18日 22時37分55秒 | 本の話

 久しぶりの本の話は、武田泰淳の「十三妹(シイサンメイ)」です。
 キャッチコピーは「日本人によって書かれた中国武侠小説の先駆」。表紙の絵は中国の時代劇に出てきそうな着物を着た美少女です。コンピューターゲームによくあるような写実的な劇画調で、鎧らしきものをつけ、刀を携えています。「お約束」の子供っぽい顔立ちは、小説を読んだ時の主人公(十三妹)のイメージとはちょっと違ってますけど、適度にマンガっぽくて悪くないです。
 武田泰淳って、「ひかりごけ」他少々しか読んだことがなかったのですが、こんなにユーモアのセンスのある人だったとは知りませんでした。
 「十三妹」は1960年代に朝日新聞に連載された小説だったそうですが、あまり評判にならなかったために続編が書かれなかったのだそうです。解説者の言うように、「おもしろさが読者に分かってもらえない時代だった」のかもしれません。21世紀にこれを文庫本で出版しようと考えた人の「お目の高さ」に感謝しなければ。

 ストーリーは、武芸の達人で絶世の美女の十三妹(シイサンメイ)が、悪い奴らの首をチョキチョキ切りまくりながら夫の貴公子を助け、また、同じくらいスーパー忍者の白玉堂と、戦いつつ惹かれ合いつつ、時の権力者同士の抗争に巻き込まれて行くというものです。いくつかの有名な中国の武侠小説の古典を取り混ぜた「パスティーシュ的リライト作品」なのだそうです。ホントに全く冒険活劇なのに、何となく「厚み」を感じさせるのは、下敷きにされている古典の力なのかもしれません。
 さすが、本物の小説家の手になるものだわい・・・(←「実はすごい忍者の、貧乏な老学者」になってつぶやいてみました。)

 主人公のスーパーマンぶりに対して、皮肉でユーモラスな「コメント」をしょっちゅう挟み込むのは、今流行の「自分でつっこみを入れる」手法ですけど、1960年代の朝日の読者にはウケなかったんですね。続編が書かれなかったのがすごく残念です。続編で登場人物の人間関係と思想が、ぐっと深まりそうな気配だったのに・・・。


 
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本日進水式

2008年02月17日 20時56分27秒 | 海、ヨット

 今日はものすごく寒い日曜日でしたが、Kobantoさんはウキウキの一日。
 ごらんの通り、新艇の進水式だったからです。
 今まで乗っていたフネは船歴23年の中古艇でしたが大好きなフネでしたので、思い切って新艇を買う事にしてはみたものの、今までのみたいにいいフネに当たるだろうかとちょっと不安もありました。
 でも、大丈夫でしたね~♪今度のフネもすごくいい感じで、ますますレーザーが好きになってしまいそうです。
 写真は友人がお祝いに買ってくれたシャンパンです。この後、フネにスプラッシュ!して、めでたく進水式を済ませることができました。ありがたいことです。

 気温3.7度ぐらいの2月の朝でした・・・・・。 

 
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飯島洋一選手北京五輪代表内定!

2008年02月14日 21時26分56秒 | 海、ヨット

 このところ(面白いけど)殺伐としたお金の話ばかり続いてしまいましたので、今日はおめでたい話題です。

 我らが飯島洋一選手が、北京オリンピックのレーザー・クラスの国枠を獲得し、代表選手に内定しました!13日までオーストラリアで行われていたレーザー世界選手権の成績の結果です。
 斉藤愛子氏の真摯なレポートを、ぜひご覧下さい。
 飯島選手自身の言葉はこちらです。

 
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