ANOTHER PLANET

与太話とマンガ。ホームページへのリンクはBOOKMARKにあります。

教育の成果

2006年05月31日 20時07分45秒 | いろいろ


7時のNHKニュースです。愛国心教育がきびしく行われるようになって半年がたちました。NHKは都内のある運動公園で独自の調査を行い、愛国的少年少女にインタビューをしました。


え~、こんにちわー!みんなー、ニッポンをー、まもるためにはー、なにをしたらいいと思いますかァー?

はーい。「よいしゃかいを作るには、おはようございますを言うなどの当たり前の事から始めましょう」と先生が教えてくれました。だから、あいするニホンをまもるためには、日本に近い中国とか韓国とかと仲良くすることからはじめるのがいいと思います。
六年生です!

やすくにじんじゃにもミッキーがいれば、もっとみんながいくとおもいます。
5さい・・・。

夏休みの自由研究のテーマは「愛する日本のために、天皇制と美しい海のどちらを守るべきか?」にしたいと思います。
高2です。

おおきくなったらへいたいさんになって、がいこくにいきたいです。
3ねん2くみ。

パパよりニッポンのほうがすき~。
まりあ。

不思議

2006年05月29日 18時53分22秒 | いろいろ

 ワールドカップ報道の不思議2006

 題して、「ヘンじゃないのだろうか? Kobantoのギモン」
          

1)日本のサッカーファンとマスコミは、「日本代表はぜったいに今回のワールドカップで優勝しない」と確信している。

2)ゲームが始まって相手にリードされる2週間前から、ファンが「あきらめるな!」という応援メッセージを寄せている。

3)「日本代表は、一回も勝たない」と思っているとしか考えられない発言が、普通にかつ頻繁にされている。

4)「シュートがヘタ」は、放送禁止用語なのか?
(どう考えても、「決定力を欠く」より分かりやすいのに・・・)

5)(「ギモン」ではありませんが)、「やなぎさわチャチャチャ」より、小笠原選手の「健闘祈願の神事」の方が、カッコよかった。


 でも、ロナウジーニョは素敵!ですねー!
 しなやかで軽やかで・・・・・・・・、いい感じです♪

プロフェッショナル

2006年05月22日 23時00分52秒 | いろいろ
amenboさんのブログで話題になっているCMのビデオを見てみました。

 ほんと、これは・・・マズイ・・・。バレエに無知な私でも、「あれッ?どうしちゃったの?」という感じです。
 
 21歳のオンナノコでも、大の男やウルサイ専門家・批評家に「参りました」と言わせる演技はできるはず・・・。プロですからね・・・。
 と、思ってしまいました。

 本当は、「オンナノコ」をそういう風に「育て」たがらない大人が一番悪いんですけどね・・・。
 でも、そんなオトナにダメにされる事なく、自分の才能を開花させてくださいね!

ちょっと懐かしい

2006年05月19日 23時29分00秒 | いろいろ

 来週、20代のイギリス人ばっかりの読書会に、なぜか出かける事になりました。題材はカフカの「審判」です。
 何十年も前に読んだきりですので、もう一度読み直さなければなりませんが、参加者に合わせて英訳で読む時間はありません。新潮文庫でも買おうかと本屋を2軒回ってみました。どちらの本屋にも「城」と「変身」があって「審判」は無しでした。私も、「どうせ読み直すなら『城』を読みたいんだけど・・・」と思っていたくらいですので、やっぱりあっちの方が人気があるんですね。
 著者名が「カ」のコーナーなので、となりはカミュの「異邦人」。高校生の頃の気分を思い出して、気のせいか耳鳴りがしました。若い頃というのは、なかなかリラックスできないもののようです。フヌケになれて体力だけはまだある今ぐらいの時が、人生で一番楽しいんじゃないかと思います。

 本屋に行く前には、中古レコード屋の店先で流していた「ザッツ・エンターテインメント」のビデオに見入ってしまい、しばらく立ち止まってフレッド・アステアの芸術に見とれていました。
 フレッド・アステア・・・・子供の頃は「こんなナヨナヨしたオジサンのどこが良いのか」と思っていましたが・・・・、今日は、「す、すばらしいではないか!」と(山内一豊調で)驚きあきれてしまいました。あまりにも彼の動きが優雅なので、ジーン・ケリー(という名前ですよね?「雨に歌えば」で街燈によじ登っている人です。)のダンスがエアロビクスに見えてしまいます。店主の方のお話では、今でもアメリカの若いダンサーにとって、フレッド・アステアは最高の「お手本」なのだそうです。
 そのビデオの中のその他のミュージカル映画などもとても素晴らしく、「ハリウッドというところは、昔はこんなに尊敬に値する文化を創造していたのに、どうして今はあんなにバカで幼稚になってしまったのか」と、本当に不思議な気がしました。

 と、まあ、今日はなんだか懐かしい事の多い日でしたね~。

 久しぶりに本屋さんに行ったので、やっぱり必要以外の本を買ってしまいました。今日の絵はその中の一冊、「狐物語」の表紙の絵です。「12世紀後半のフランスで、異なった時期に異なった作者によって作り足されていった悪狐ルナールの物語」なのだそうです。表紙の絵があまりにもかわいいので、ついつい・・・・。
 さすがに、「12世紀が懐かしい」というわけではありません。

姑の東西を問わず

2006年05月13日 21時31分06秒 | いろいろ

 前の記事がきっかけで、さらにまたいろいろと・・・・。
 

 東洋的「あるがまま」を実践している他人と、西洋的「ねばならない」を要求する方とのお付き合いについてです。


 もしも彼女があなたのお姑さんだったら?

 東洋的「あるがまま」タイプのお姑さんは見栄を張らないので、おヨメさんのあなたは気が楽だろうと思います。でも、心の赴くまま、5分毎に矛盾した主張をする彼女の存在を、そのまま受け入れなければなりません。
 「耐え抜けば悟れるかも」という希望があるのがいいところです。

 西洋的「ねばならない」タイプのお姑さんは虚栄心が強いので疲れるでしょうが、虚栄心に釣られて努力すれば、なにかしらの「向上」が得られるはずです。
 「その前にウツになるかも」という心配はあります。


 どっちのお姑さんとテレビを見るほうが楽しいか?

 東洋的お姑さんはニュースを「受け入れて」しまうので、会話が弾まない可能性があります。ここはやはり西洋的反体制派のお姑さんと一緒に、ディベートを楽しんだ方がよさそうです。(あなたが極右の場合は別です。)
 

 どっちのお姑さんにグチをこぼすべきか?

 西洋的お姑さんは、「あなたの悩みは何なのか」より、「悩みとは何か」に興味がありますので、話してもムダだと思います。
 その点、東洋的お姑さんは、菩薩のような微笑を浮かべて、あなたの話をっじっくりと聞いてくれる事でしょう。
 ・・・それで結局どうなるというものでもないのが惜しいところです。


 どっちのお姑さんの介護をする方が楽しいか?

 これはもうハッキリしていますね。
 西洋的「自分だけが知っている」タイプの老人の介護・・・、つらいだろうと思います。東洋的老人にありがたがられる方がいいに決まってるような気がしますが、「ああ、ありがたい、ありがたい。早くお迎えが来て○○子さんを楽にしてあげられたら・・・」な~んて事を2時間おきに言われるというのもどーでしょう・・・?

 
 どんな人が相手でも、お付き合いというのはカンタンではありませんね。