ANOTHER PLANET

与太話とマンガ。ホームページへのリンクはBOOKMARKにあります。

願幸運於青島

2008年07月30日 08時44分09秒 | 海、ヨット

 昨日のニッケイにオリンピック選手団の団結式の記事が出ていました。
 福田首相が遅刻したとか星野仙一がおじさんだとかいう内容の記事でしたが、最後に紹介されていた福原愛選手が香港のプレスのために中国語で言った抱負というのが印象的でした。
 
「旗の重さに改めて旗手の仕事の重みを感じた。競技では持てるものをすべて出し、笑顔で日本に帰ってきたい。」 

 むか~し習った漢文の訳文の調子をどうしても思い出してしまいます。

 というわけで、ここはひとつ、別世界(=ANOTHER PLANET)流の漢詩を作らないわけには・・・・・


    旗重感責任
    於競技尽力
    願笑顔帰国


  ・・・・・作った本人だけが面白いというパターンですね。




 さて、いよいよチンタオへ向けて出発した我らが飯島選手。「いつもどおり、そわそわ準備して本番に臨みたい。」という頼もしいメッセージを残していってくれました。
 Good Luck!
 

  
(漢詩も掛け軸も「別世界流」です。)



神社でフラダンス

2008年07月27日 22時57分25秒 | いろいろ

 楽しそうな夏祭りの写真は、逗子の久木(ひさき)神社という、小さな古い神社のお祭りの写真です。今どきめずらしい手作りのお祭りで、屋台は全部子ども会のメンバーで運営されているのだそうです。ジュース、ラムネ、ビール、やきとり、はもちろん、「射的3回100円」「おつまみ50円」「コロッケ2個120円(だったかな?)」などというポスターもみんな子供の字で書かれているので、なんともかわいくて懐かしい雰囲気です。
 境内に設けられた舞台では、袴を着けた地元のご婦人達が「黒田節」などを踊り、幾組かのフラダンスも披露されました。写真右側の3チームです。
 ステージの後ろの紅白の垂れ幕の上の文字は「五穀豊穣(だったか「家内安全」だったか)・厄除祈願・交通安全」。ヤシの木こそないけれど、神社の御神木が高く繁っていて、神々が宿り給うのに充分な自然環境です。「祈祷」ってフラダンスに似合いますよね~。

 じつはこのお祭りを見に行った理由は、8月のセーリング・レースのレセプションにご出演を依頼した男性フラダンス・チーム「なぎさボーイズ」さんにお会いするためでした。一番下の写真の方々です。客席から自然と手拍子が出るノリの良さで、「なるほどこれが男子のフラか!」と大いに納得しました。
 また、女性チームの「ナー・キエレ・オカラニ」さんもご一緒に出演してくださることになりましたので、観客のほとんどがレースに目を血走らせている体育会系男子ばっかりという我々のレセプションも、ぐっと華やぐことと思います。
 8月が楽しみです。

  
(タイム・トリップしたような夏祭りの一夜でした。)


カワセミ日記・その2

2008年07月16日 22時33分35秒 | いろいろ

 カワセミ日記の「その2」は「カワセミおじさん」の写真と、「カワセミは常時藤沢市の池にいるらしい」という報告です。

 一年ほど前にカワセミがいるらしいという噂を聞きつけたぼんじろうさんは、近くを散歩する時にはいつもそれとなく「渓流の青い宝石」を探していたのですが、ぜんぜん見つけることができませんでした。
 それが最近になってついに「渓流の青い宝石」にめぐり合ったのですが、その「ケーリューの青いホーセキ」くんは、すぐそばで道路工事をしていてもぜんぜん気にしない図太い鳥でした。
 藤沢のその池にはずいぶん前からいつでもいるのだそうです。
 きのうは私がよく散歩する別の池(カメがいます)にもいるという話を聞きました。

 カワセミ君の幸運を祈ります。

  
(日本海にある前線が通り過ぎたら梅雨明けッ?♪)


おいしくいただいています

2008年07月07日 23時39分06秒 | 世の中

 例のチンタオの藻について、BBCのサイトにおもしろい記事がありました。
 
 藻について中国は「blames the sea for being too salty, the sun for being too hot. 」というスタンスなのだそうで、さらにある役員はこう言ったのだそうです。
「 algae (=藻) could be good for you. "The Japanese eat it," 」

 し・つ・れ・い・ですね~!でも、笑っちゃいます。
 
 「blames the sea for being too salty」はイギリスらしい皮肉な言い方ですけど、ちょっとキマリ過ぎなので、イデオムに似たようなのがあるのかな~?

 そしてAssociated Press にもチンタオの記事が出ていました。

 どことなくからかい気味な雰囲気が、BBCと共通しています。

「中国は藻が高い海水温と南風と、an "exotic" strain of algae from farther down the coast のせいだとしている。」

 「 exotic =異国の」って、私たちの国のことですよね。
 そして前述のBBCの記事にも出ていた「食べ物だ」発言を紹介しているのですが、こちらは
「You could eat it if you want, they added, saying Japanese and Koreans do.」
と、たぶん実際の発言内容に近いらしい文章になっていて、「ただ単に事実を述べている」雰囲気です。BBCの「・・・algae could be good for you. "The Japanese eat it," she said. 」とはかなり違います。
 BBCのほうは、世界中の人がよく知っている(に違いない)日本と中国のビミョーな雰囲気を利用して、民族ジョーク風に仕立ててしまったようです。
 実際に同じような事を複数の人がちょっと違う言い方で言ったのかもしれませんけど、「BBCの意図的な改変」のセンのほうが当たってると思います、わたしは。

 また、現地入りしたセーラーの状況を伝える記事も、BBCのはレース艇の中から笑顔で手を振る選手の写真と、「開幕までには除去されると思う。」と語るコーチの談話。 Associated Pressの「"Oh my goodness," said Karyn Gojnich of the Australian team」とはだいぶ感じが違います。
 チベット問題をめぐっていろいろ言っちゃった後でフランスが不買運動されてマズかったのを見て、今しばらくはご機嫌取りをしなくっちゃという計算があるんだな~と思いました。大本営発表じゃなくても、しょせん国営放送ですね。

  
(今日の絵は、本文とは全く関係ありません。満員電車で金髪のおねーちゃんが見事な鉤爪でケイタイのメールを打っている場面に出会ってしまって恐かった、という体験を絵にしてみました。見た目がどうのという事ではなくて、ケイタイが鼻にぶつかりそうで・・・)


カワセミ日記

2008年07月05日 21時34分47秒 | いろいろ

 とつぜん怪しげな写真ですが、友人のぼんじろうさん(=旧姓:大番頭さん)からのご提供です。(字も本人直筆)
 「最近、散歩の途中のカワセミ観察が面白くなって・・・。ブログに載せてもらえれば、観察日記代わりになるから。」という理由で、ありがたいご提供をいただくことになりました。

 上の写真は「そうとは知らずにカワセミを見つけて、とっさにケイタイで撮った写真」なのだそうです。

 「よし、つぎはもっと良い写真を!」と意気込んで撮ったらしいのが、次の写真です。

 ・・・・ふつうのピンボケ写真ですね。
 最初の写真の怪しげな雰囲気がなくなってしまいました。
 
 で、どんな深山幽谷でカワセミを目撃したのかというと・・・↓

 藤沢市鵠沼です。



  
( ぼんじろうさんの推論。「川がきれいになったわけではなく、カワセミが意外とたくましいのではないか。」・・・。「青い宝石」も、「かまってはいられない」わけですね。)