
(↑「五位」は五位鷺のことです。)
明日は10月31日。最近はハロウイーンが年中行事として定着しかかっているようでもあり、小物の販売だけに留まっているようでもあり・・・、まだちょっと分かりませんが、私の誕生日だということだけは確かです。
「芭蕉の一句」(高橋克弘著、ふらんす堂)という本では、1年の365日に芭蕉の句を一つずつ当てはめて簡単な紹介をしています。10月31日のところにあったのが、絵の中の句です。
稲妻や闇の方行く五位の声
ジャパニーズなハロウイーン、という感じですよね?五位鷺の鳴き声は「ギャアギャアと烏のよう」なのだそうです。
なにしろ芭蕉なので、「旅の途中のあばら家の中でせんべい布団にくるまって寒さにふるえていると、闇夜に稲妻が光って鳥がギャアギャアと・・・」というスゴい実景を詠んだような気がしてしまいますが、この句は某粋人の屋敷のお座敷で「稲妻の題にて」作った「席題の吟」なのだそうです。せんべい布団じゃなくて、金糸の房か何かのついた分厚いお座布団に座って、吟醸酒か何かをちびちびやりながら作ったんでしょうね〜〜。遊んでますね〜。
そして本日30日の句は
世の中は稲刈るころか草の庵
前書きは「人に米をもらうて」。高橋氏の説明によると「新米をもらってはじめて、世間はもう稲刈りのころだと知る。もっとも草庵住いの私はそんなことに関係なく、旅と風雅にあけくれる日々だ、というのである。」のだそうです。
「稲妻」の句と合わせて見てみると、ホントに腹を据えて遊んでる人だな〜という感じがしますね。
わ〜っ、おにぎりが食べたくなった!









