【訪問】Sidewinder＜逗子＞

　
　
池田通りの角、ビルの２階です。看板も小さいプレートだけなので、知らないと通り過ぎてしまいます。CDとLPをかけてくれます。JAZZが中心ですが、ロックやJPOPなども、音源があればかけてくれます。リクエストも「１枚だけ」なんて言いません。「次何をかけます？」といった感じで、「どんどんリクエストしてね」状態。マッキンとALTECの音は素晴らしく、聴き惚れてしまいました（２時間も滞在）。マスターと話をしていたら、なんと私の自宅のご近所さん！だそうでお互いビックリ。街で会ったらお互いに手を振ってね！と言って、店を後にしました。居心地の良いお店。また行こ♪

BAGS GROOVE

数あるマイルスの録音から「何が一番好き」と聞かれたら、もちろん一枚には絞れないけど、これ、確実に候補に入ってくるアルバムだな。タイトル曲の「テイク１」、とにかく素晴らしい！これ一曲だけで買う価値のあるレコードで、最近は私、このアルバムはこれ一曲しか聴きません(ちなみに一曲だけで買う価値のあるもう一枚は、B エヴァンスの「アンダーカレント」ですね)。マイルスのソロが終わってミルトが入ってくるところ、「くぅ～っ！たまらん」。モンクのソロも秀逸。一音たりとも聴き逃せない演奏です。

An Evening With Ornette Coleman

はじめて聴いたO コールマンは理解できませんでしたが「Free Jazz」を聴いたときはその「一発勝負」のスリルに圧倒されたことを思い出します。もちろん音楽はどれも一発勝負ですが、コールマンの演奏からは強く感じます。「クロイドン・コンサート」として知られるこのアルバムは、一発勝負のライヴ録音。同じライヴの傑作「ゴールデン・サークルのO コールマン」よりコンセプチュアルで、コールマンの作曲志向が打ち出されています。D アイゼンソン、C モフェットの強力なバックに乗って、コールマンの乾いたサックスが響きます。私はこのコールマンのサックスのサウンドが大好き。一度は聴いておきたい録音です。