連休に四国へ行ってきました。しまなみ海道を目指したので初日は尾道に泊まり、夜は市役所の近くにある地元の名店「宮徳」で海の幸を堪能。お店のサービスも良く、観光客よりも地元の家族連れが多かったこともあって、あたたかい雰囲気で食事ができました。ロープウェイで行く尾道の千光寺は風光明媚。公園の中にある美術館からの眺めは素晴らしいです。帰りは石塀の坂道を歩いて降りました。その途中で見つけたハッサク大福。いわばイチゴ大福のハッサク版ですが、この地域ならでは。私はイチゴより美味しいと思いました。有名な朱華園は開店1時間前から長蛇の列。あまり時間もないので、これも地元の人に聞いて、尾道ラーメンの「喰海」へ。独特の魚介スープにコシのある国産麺はアッサリした味わいで美味しかった。この店は目の前が港なので、港に向かったカウンター席も用意されています。トッピングのネギは笊いっぱい持ってきてくれました。愛媛といえばポンジュースですが、来島海峡大橋のパーキングでスパークリングを発見しました。話のタネに持って帰ろうと思ったのですが、重いしのどが渇いていたので飲んでしまいました。しかし愛媛はかんきつ類のジュースや加工品が実にたくさんありましたね。今回の旅の目玉は道後温泉の大和屋別荘です。これが夕食のメニュー。繊細な日本料理をお部屋でいただきました。味はもちろん素晴らしく、器、掛け軸(虚子)などがまた見事。すべてに行き届いた宿でしたね。全メニューを写真に撮りましたが、それはまた別の機会に。こちらは朝食。 松山というところは観光客にやさしい街です。入り口では「シャッター押しましょうか?」とボランティアさんが声をかけてくれました。安藤忠雄の設計した坂の上の雲ミュージアムは間もなく菜の花忌ということで菜の花が咲いていました。見学後、カフェでお茶。一六タルトがついています。高知自動車道はとにかくトンネルが多いですね。長いのも短いのも含めて20くらい。「トンネルを抜けるとそこは高知」でした。市内のひろめ市場は休日のせいか、それとも毎日こうなのか知りませんが大混雑。豪快なカツオのタタキ定食は、これで1,000円もしません。琴平の宿は「桜の抄」。金刀比羅宮の参道に近く、こんぴら歌舞伎にも近い宿です。これは夕食の一部。スタッフが若いせいか、なんだか温かい目で見てしまいました。ここは洋風のメニューが良かったですね。翌朝は荷物を預けて、金比羅参りをしてきました。やはり讃岐うどんは食べなければなりません。知人に教えてもらった通り、ぶっかけに竹輪天をセットで。地元の人はおでんを一緒に頼むそうで、これにならって頼んだこんにゃくとはんぺんの美味かったこと!こちらも教えてもらった善通寺の「パティスリーもりん」でバウムクーヘン「空海重巻」を購入。善通寺は空海の生まれた町ですね。和三盆を使った味はバウムクーヘンの「卵とバターっ!」の重いイメージではなく、良い意味で予想を上回る上品であっさりした味でした。これは絶品でしたよ。善通寺でいただいた御朱印。立派なお寺でした。いつか必ず八十八箇所巡りをやりたいと思います。