NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

LONG VACATION

2013年12月31日 16時21分31秒 | ブログ
P1080716よりによって大晦日に飛び込んできた大滝詠一の訃報。サンソンの「新春放談」についてのお話がちょっと「あれ?」という感じだったのですが‥。残念です。このアルバムは81年にリリースされた大滝詠一のメガヒットですね。私の持っているのはレコード番号「27AH‐1234」で81年に発売されたもの。「帯」をそのままにしてあるのは帯のウラに一連の「NIAGARA」のディスコグラフィーがついているからです。改めて聴いてみると、売れるのわかります。音づくりも凄い。この頃はアナログ録音の全盛期だな。65歳、まだ若い。




【BEST TRACK】 THERE'S NO ONE BUT YOU

2013年12月30日 22時30分55秒 | ブログ

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YouTube: Barry Harris Trio - There's No One But You

デトロイト出身のB・ハリスはパウエルの5歳下。しかもまだ健在!らしい。B・パウエルに影響を受けた数多くのピアニストの中で、最もパウエルに近いと私は感じますが、いかがでしょう?彼の弾くフレーズには、随所にパウエルのタッチ(そう、フレーズだけではなくてタッチ!)を見出すことができます。このアルバム「PREMINADO」は、数少ない彼のリーダー作で、代表作。「THERE'S NO ONE BUT YOU」を聴いてみてください。




OFF TO THE RACES

2013年12月29日 19時57分08秒 | ブログ
Offtotheracesとにかく忙しかった12月も、ようやく正月休みということで、今日は大掃除の合い間にあれもこれもと音楽を聴いています。さてD・バードのこのアルバムは意外と話題に上がりませんが、彼の作品の中では屈指の一枚ではないでしょうか?バードに加えてマクリーンとP・アダムスという三管編成。冒頭の「LOVER COME BACK~」が圧倒的に素晴らしいです。録音は1958年の12月21日ということで、ちょうど55年前ですね。ほかのメンバーはW・ケリー、S・ジョーンズ、A・テイラー。これ以上ないハードバップでお掃除もはかどりました。




A STRAUSS CONCERT

2013年12月28日 23時25分17秒 | ブログ
P1080799J・クリップスの指揮したシュトラウスの名演集。コンサート・ホール・ソサエティというアメリカのレコード通販会社のレーベルです。子どもの頃、結構な勢いで世に出ていたレーベルですが、今は無いようです。クリップスの指揮したシュトラウスの録音は1957年のものが残されていますが、これはウィーン・フィル。私の持っているこのレコードは録音年が不明で、オケも「ウィーン音楽祭管弦楽団」という不思議なオケです。「音楽祭」という名前から想像するとウィーン交響楽団の一部か?ま、そんな謎のレコードではありますが、生粋のウィーンっ子であるクリップスの指揮は、大きくテンポを崩さずにウィーンの香り溢れる見事な演奏です。




THE SISTERS BROTHERS

2013年12月25日 23時06分33秒 | ブログ
Photo「これ、ミステリ?」というのが最初の感想。なんといっても2014年版の「このミス」第4位!P・デヴィットの生み出したチャーリーとイーライのシスター兄弟(苗字がシスターっていうのもふざけた話ですが)は、殺し屋。何が何だかわからないままに提督からの殺人の命を帯びて西海岸に出かけるシスター兄弟は、抜群のキャラクター。昔のローレルとハーディを思い出しました(古いね)。ストーリー・テリングもよく、随所に展開される残酷なシーンも、ブラックな語り口で非常に面白い。でもミステリじゃないよな。ブッカー賞最終候補作。




【BEST TRACK】 MY FUNNY VALENTINE

2013年12月11日 23時20分32秒 | ブログ

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YouTube: My Funny Valentine Bill Evans & Jim Hall_1962 Undercurrent

昨日、J・ホールが亡くなったそうです。去年だったか来日して、テレビで元気な姿を見せてくれていました。その時も足元は結構あぶない感じでしたが、ギターを持つと若々しく、嬉しかったことを思い出しました。この演奏は私のJ・ホール体験の初期のもので、エヴァンスのピアノの素晴らしさもさることながら、J・ホールの音楽性にも深い感銘を受けたものです。今日はブログを書く予定がなかったのですが、何か書かずにはいられませんでした。




THE JOHN LENNON COLLECTION

2013年12月08日 19時05分15秒 | ブログ
P1080717我々の世代くらいまでは、今日は真珠湾攻撃の日ですが、若い世代はレノンの命日ですね。このアルバムはレノンのベスト盤で、もう30年くらい前に出ました。今はCDも含めて廃盤だそうです。私の持っているのは日本盤で「オデオン」レーベルのアナログ盤。このジャケット写真は1980年12月8日の朝に撮影されたものとして有名ですね。また、このアルバムはレーベルを越えてレノンのヒットを集めたものとしてもなかなかレア。「GIVE PEACE A CHANCE」に始まり、「LOVE」「HAPPY Xmas」「IMAGINE」「STAND BY ME」「STARTING OVER」「WOMAN」「BEAUTIFUL BOY」など収録です。「ハッピー」で「ピース」なクリスマスにぴったりのアルバム。「GIVE PEACE A CHANCE!」




【BEST TRACK】 BIRDLAND

2013年12月07日 20時17分20秒 | ブログ

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YouTube: Birdland - Weather Report - 8:30 (HQ Audio)

5年くらい前に取引先の人と飲んでいて、ウェザーリポートの話になったのですが、彼に言わせるとこの「8:30」というアルバムは「奇跡」だそうです。どのトラックも絶頂期の彼らの演奏を楽しめます。この「BIRDLAND」はもともと「HEAVY WEATHER」に収録されていますが、このライヴではかなり違う演奏。ジャコのベースがウォーキングになっていますし、躍動感も素晴らしい。ザヴィヌルのキラキラと輝くようなプレイも絶妙。この場にいた聴衆と一緒に叫びたくなりませんか?




THE LAST WALTZ

2013年12月02日 22時08分24秒 | ブログ
P1080786「THE LAST WALTZ」の完全版。Nさんがお土産に持ってきてくれました。日曜日からずっと聴いています。たまたま帰っていた次男と一緒に楽しみました。「全然飽きない!凄いね」と言っていました。自分で演奏しているわけでもないのですが、妙に嬉しい。どの演奏もパーフェクトです。音質もグンと良くなっています。この完全版はオリジナルサウンドトラックには収録されなかったトラックがたっぷりと収録されています。是非、完全版を聴いてください。Nさんに返却したら、私も自分で購入することにします。文句なしの5つ星。




MACON VILLAGES LES TILLES

2013年12月01日 22時32分56秒 | ブログ
P1080784昨夜おでんと一緒に空けたワインはブルゴーニュの「マコン・ヴィラージュ・レ・ティーユ」。シャルドネ100%の爽やかなワイン。ネットで調べたところ、ビオディナミということでした。食事の席では「おでんにピッタリ!」と絶賛。これまた湘南ワインセラーさんのおススメ。