南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

食の安全性

2006-06-22 22:32:50 | Weblog

仕事を終えて西部地域の悪友たちと情報交換をかねて飲みました。
政令市となっての選挙は様々な意味で大切です。
市会議員選挙も県会議員選挙も新たな選挙区の区割りで行われます。
加えて首長選挙もあります。
話題の中で元・衆議院議員K氏の近況についての興味深い話も聞けました。
仲間たちと無農薬野菜栽培を企業化して、ほぼ軌道に乗りつつあるという内容。
「食の安全」を本格的に追及しようという戦略のようです。

そういえば、アメリカ産牛肉の輸入問題が日米の政府間で合意されました。
早ければ7月下旬にも輸入が再開される見通しとのことですが、日米首脳会談を控えて小泉首相のアメリカへの手土産がわりだという批判が渦巻いています。
昨年12月の輸入再開では、アメリカ施設の事前査察が不十分なまま輸入を認め、特定危険部位の混入を引き起こしてしまいました。
その不安感が残されたままに輸入再開だけが約束されることは、日米双方にとって良いことなのかは大いに疑問です。
私などは、現在のままでも(輸入禁止)なんの不便も感じてはいませんので、むしろ牛肉を買う際には米国産だけは避けて買い物をするような気がします。

大事なことは、政府が国民の食の安全を守るという視点に揺らぎがないかということです。
そういう意味ではK氏の挑戦には賛成です。
日本では、牛肉問題とは逆に、5月末から「ポジティブリスト制度」が施行されております。
残留基準を上回る農薬を使用した農産物を規制する法律であり、今月9日に初の違反が摘発されました。

言うこととやることが一致しないという世の中ですが、国民不在の政治をあまり露骨に見せつけられるのも嫌なものですね。


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