八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

蹲踞したあとのうっとり感

2013年12月07日 11時23分03秒 | リハビリ・ADL
健康な人でも足のふくらはぎが吊ることがあるけど、あの時に対症療法としてやることが蹲踞と同じであり、
足の裏の土踏まず、ふくらはぎ、の筋を強く伸ばすことを、自分の体重を利用してやることが蹲踞(そんきょ)である。
足が吊った時の苦しみをご存じのかたも多いと思うが、あの時の苦しみから解放してくれるのが蹲踞だから、気持ちの良さは想像つくと思う。

蹲踞を始めた当初はおっかなビックリだったけど、今では3~5分と結構長く蹲踞をやっている。
足踏みインターバルの中でもやっているけど、トイレなど手すり歩行した時についでに、5~10分くらい手すりに掴まって蹲踞をやっている。
蹲踞の間中、刺激はもはやふくらはぎ・太腿を通り抜けて、
尻、脇腹、背中、肩、手のひら、首、マヒ顔面(小鼻・頬等)、後頭部の筋肉などにもビンビンと刺激を受けている。

蹲踞を止める手順は、
 ①蹲踞のスタイルで、10秒くらい両足のカカトを着地(俗にいううんこ座り)させる。
 ②手すりを掴んでいる両手を肩幅に広げて、ゆっくりと立つ。
   この時マヒ足と良いほうの足にも血が流れるけど、この20~30秒間の血流感覚がうっとりするくらい気持ちが良い。
 ③体重を両足に強くかけて、両足甲の骨をしっかりと感じとる。この段階でも、気持ち良さは残っている。
 ④気持ちの良さが消えた後、3~5分両手で手すりを握って足踏みをする。

歩行時に骨盤上を体重移動できるためにやっているリハビリでもあるから、
手すりを手離せる時期が訪れるまで、愚直なようだけど手すりで身体を支え続けることが重要。
この15年間、自己流でいろいろ試してきたけど、この蹲踞こそ脳神経に与えられる最強の刺激だと思う。

  ps:倒れてから5年間は、体重移動ができなくとも猛練習を積んで、屈強な付添いがつけば、危なっかしい曲芸歩行でも40~50mは歩けた。
    しかし骨盤上で体重移動ができなければ、私の症状では安定して一人では歩けないことを悟り、
    その後(幕張異動を断念)はマヒを真っ正面から乗り越えるための試行錯誤をしながら、今のメニューでリハビリをやっている。

    そしてめぐり逢い
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