八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

コンクリになってしまった胸

2011年11月02日 05時56分14秒 | リハビリ・ADL
◇小春日和だった昨日、シルバーセンターさんに我が家の庭を掃除して貰った。
  昨年までは剪定と掃除は一緒だったけど、庭木の剪定は来春まで予約がギッシリなのだとか。
  来年3月になったら剪定の日程を決めるということで、とりあえず昨日は庭掃除をして貰った。

  ネズミの額より狭い我が家の庭に4人も来て、なんと5時間も掃除したのだった。
  お陰さまで庭も家の周りも、ピッカピカになったけどね。
  シルバーさんも人数が増えてワークシェアしているのも、おそらく震災の影響なのかも知れないな。

◇一人布団メークのことを先日書いたけど、たった13年でここまでできるとはとても思えなかった。

  脳出血して半年後、宮城病院に転院していた時のこと、病床の金属柵が『ガシッ!』と大きな音をたてた。
  寝返った私のマヒ側のあばら骨が、柵に思いっきり当たって立てた音らしかった。
  『らしかった』というのは、私のマヒ胸はコンクリートブロックのように重いだけで、物にぶつかった感覚は一切なかったからだ。
  歩いてみせると強気一辺倒だった私も、この時ばかりは愕然とした。
  金属柵にあばら骨が思いっきりぶつかっても、オレの胸は何も感じなく分からなくなってしまったのかと。

  それが13年たった今は、マヒ胸の皮膚感覚が蘇ったどころか、
  クレーンのように胴体をねじって、チカラ強く両手を使って布団メークをできるようになったのだから、
  体幹ツイストさまさまと言うか、お銀さんのご加護というか、実に感無量だ。
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