八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

膝が笑う感覚の思い出

2014年02月19日 15時23分08秒 | リハビリ・ADL
16年前初めてリハビリを始めた時は、まるで自分が蛸になってしまったようだった。
畳敷きのリハビリ台の上で胡坐もかけず、全身の骨や関節がグニャグニャだった。
胡坐がかけるようになっても頭が重くてうなだれるばかりで、なかなか首を上げられなかったし、
大画面テレビが冬季長野五輪を流していたけど、画面が離れて2つに見えるくらい、両目の映像ズレは酷かった。

今でも覚えているけど、ボックス内に立つ訓練は、62年間の私の人生の中でも、ダントツに辛く苦しかった。
2,3分立つだけなのだが、顔中から涙まじりの脂汗がダラダラ出てきて、
箱根駅伝の山下りでたまに見かけるけど、ワナワナと膝が笑ってしまう、あの状態だった。
立っている2,3分が無限に長く思え、セラピストさんが鬼に見えたくらいだった。
だけど、このきついリハビリがあったからこそ、その後の回復の土台になったと大変感謝している。

蹲踞のあと立って手足を伸ばすと、30秒~1分膝が笑った状態になる。
膝が笑ってしまう強烈な刺激だからこそご利益があるのだと思うと、日曜も返上するやみつきになってしまう。

 ps:甘いものを結構つまみ喰いしてるけど、体重が増えないのは、蹲踞インターバルがそれだけハードなのかもね。

   スーパースター  
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