Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

都落ち

2010年04月12日 | 住宅
都落ち

歳も歳だし、何となく北新宿での生活に飽きていました。今の仕事があるので田舎暮らしは無理ですが、もう少し郊外に居を移し落ち着いた生活を送りたいと考えていました。


昨年、良さそうな土地を見つけて購入していました。無理やり三浦半島をイタリア半島と見立てると、横浜がヴェネチア、鎌倉がローマ、横須賀がバーリに当たるのかと思います。城ヶ島がシチリアというのはショボイですが・・。移住先はアンコーナ付近に当たります。


購入した土地のハス向かいに桜があります。今年は開花のタイミングに訪問することが出来ませんでした。


土地購入以来、家作りのパートナーを検討していました。住宅展示場に行ったり、工務店とプランを検討したりしていました。でも、何となくシックリきません。住宅関係の本を読んだり、セミナーに参加したり、建物を見学しているうちに自分の志向がボンヤリ見えてきました。また、建物は実際に中に身を置くと図面からは読み取れない感覚を得ることを知りました。印象に残っているのは、目白にある吉村順三ギャラリーの打合せ室です。囲まれている感じで、すごく落ち着く。これは素人の手に負えないと悟り、建築家に設計を依頼することにしました。
先週、物件評論家が自宅を建てた時の経緯を書いた本を図書館で借りて読みました。とても参考になりました。今年は忙しいけれども楽しい一年になりそうです。
コメント
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