Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

竹芝ライフ

2009年10月31日 | その他
竹芝ライフ

竹芝に通勤するようになって一ヶ月が過ぎました。事務所から富士山も見えることに気付きました。台風20号が通過した翌朝は美しく冠雪していました。空気も澄んでいてクッキリ見えました。


昼食は玉子屋の弁当にしています。430円にしては充実しています。味も悪くありません。同一メニューを毎日7万食完売するという驚異の仕出し弁当屋です。しっかり昼食を摂るので最近体重が増えました。


職場のメンバーで初めて大門で飲みました。古い日本家屋を改造した飲み屋で大きなシャンデリアがありました。変わった店でした。飲み屋は蒲田のほうが私好みのようです。


東京ビッグサイトもユリカモメで一本なので展示会に行って情報収集するのも楽です。しばらく、この手のイベントに参加していなかったので新鮮でした。勉強にもなりました。Think Pad外れました。
職場のロケーションが変わると、新しいことに触れる機会が増えて楽しいです。時間を見つけて浜離宮や築地市場にも足を延ばしてみようと思っています。
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10月17日 南麻布 Le Rond-Point

2009年10月25日 | 外食
10月17日 南麻布 Le Rond-Point

結婚記念日なので外食しました。前日までどこにするか決めていなかったので、特に評判にもなっていない店を適当にチョイス。理由はネットで公開されているワインリストに面白そうなものがあったからです。


トルッショーは値段が高いので、Beaune Cent Vigne 2000 Chateau du Choreyを頼みましたが品切れで、お勧めに従ってAuxey-Duresses Les Joncheres 2004 Domaine Billardにしました。初めて飲む造り手でした。ナチュラルな味わいで気に入りました。


料理もコースでお任せにました。かぼちゃのスープにつづいて前菜はテリーヌ・ド・カンパーニュ入りサラダでした。ワインにピッタリでした。


魚は真鯛のポワレでした。茄子のキャビアと甲殻類の出汁の効いたソースが合いました。


肉はブッフ ブルギニオンでした。濃密な味でした。冷めてくるとソースがゼラチン状に固まりました。


皿出しのスピードが速いのでワインが残っていました。フロマージュを追加しました。デザートはクレームブリュレとフォンダンショコラ。デザートはイマイチ。

料理がタイミング良く出てきたのは、店内は私達だけしか客がおらずプライベートシェフ状態であったためです。食事の後、しばらくシェフと歓談しました。楽しかったです。質問ばかりでインタビューのようになってしまいました。

Q:いつもこんなに客が少ないのか?
A:土曜日は少ない。また、最近は景気が悪いので客の入りは良くない。お客さんがいないと10時頃に締めてしまうが、居れば何時まででも付き合う。

Q:ワインにこだわっているのか?
A:一番こだわっているのは畑である。肉や魚は生産者が見えないが野菜とワインは生産者が見える。

Q:野菜はどこから?
A:鎌倉の決まった生産者から買っている。始発で鎌倉の市場まで買いに行く。好景気だった時にはレストラン関係者が仕入れに大勢来ていたが最近は落ち着いた。ズッキーニの花などは奪い合いになることもあった。

Q:かない屋の扱うワインが多いが?
A:フランスで働いている時に生産者を回っていた。その時に金井さんと知り合った。それ以外の造り手とも付き合いがあり日本に来ると、こんなに小さい店だが来店してくれる。

Q:トルッショーのワインは高過ぎでは?
A:高過ぎに設定している。以前はバカ正直に仕入れ値+3000円で出していたら、何本も注文する人がいたりして一気に在庫がなくなった。

Q:ワインの持込みは?
A:2100円で受け付けている。とんでもないワインを持ち込んで、うちの4000円のコースを合わせたりする人もいる。大丈夫かなーとかいいのかなーと思うこともある。

Q:良いレストランを見分けるには?
A:働いている人の数があると思う。人数が多いと固定費が上がるわけですから少ないほうがコストパフォーマンスが良いはずです。この店は私一人でやっているので値段を抑えられる。

Q:お客さんが一度に来たら大変では?
A:そうですね。それは覚悟してもらいたい。予約は1日2組しか取らないことにしています。

飲食店経営者としての率直な意見も聞けて面白かったです。何よりも生まれて初めてお抱えシェフによるディナーを経験できた楽しい結婚記念日でした。
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満鉄ポスター

2009年10月24日 | その他
満鉄ポスター

品川のパシフィックホテルで満州鉄道のポスターが展示されていたので昼休みに観てきました。有料の展示会ではなく、OB会の始まる前の1時間のみ無料で一般公開されていました。完成度の高さにたじろぎました。行ってよかった。


動きのあるもの。


極彩色のもの。


描きこまれたもの。


モダンなもの。


時代を感じさせるもの。


でも女性が一番多い。
掲示が終わったら捨てられてしまうポスターがよく残っていたなーと感動しました。
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10月10日 Bistrot la cucina

2009年10月18日 | 外食
10月10日 Bistrot la cucina

帰りが遅くなったので渋谷で飯を食うことにしました。センター街の突き当り近くにあるイタリアンです。


センター街は久々でした。酷い状態だと感じました。見苦しい若者、外国人でごった返していました。でも、私の通学した高校は渋谷と恵比寿の中間にあって、当時はセンター街のゲームセンターに行ったりした見苦しい若者の一員であったので偉そうなことは言えません。雀球なんてのもありましたね。確か「白鳥」だったかな。


この店は、リストにVitanzaという作り手のワインがあるのをネットで見つけたので訪問してみました。結局、メニューが魚よりであったので違う作り手のヴェネトのトレッビアーノ・ディ・ルガーナにしました。美味しい。


料理は可もなく不可もなくでしたが、メインのイトヨリはバターがチト重い。


と言うか食事に集中出来なかったというのが実情です。カウンター席に座ったのですが、隣にワインのインポータの社長がタマタマ食事に来て話し込んでしまったからです。イタリアのお勧めホテルも教えてくれました。


社長がデザートを勧めるので家内がモンブランで私がフォンダンショコラを頼みました。これがヘビーで腹に溜まりました。
インポータの社長と会話することなどメッタにないので貴重な体験でした。そして、社長になるような人は個性が強いものだと改めて感じました。

話し変わって加藤和彦。自殺されたのですね。サディスティックミカバンドには私影響受けました。タイムマシンにお願いもカッコイイのですが、フザケタ曲のほうが好みです。お花見ブギサイクリングブギファンキー麻雀などです。歴代ボーカルでは、やはりオリジナルが一番かな。

ミュージシャン以外の側面として、ワイン・料理でも影響を受けました。オーリオに刻んだニンニクを入れるのではなく、芽を取って潰したニンニクを入れて色が変わる前に取り出すという香りの付け方は加藤和彦のマネです。

ご冥福をお祈り申し上げます。
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10月4日 壜詰め

2009年10月17日 | ワイン
10月4日 壜詰め

もう2週間程経ってしまいましたが、庭で採れた葡萄を醗酵させたものを壜詰めしました。味わいはワインと言うには程遠いものでしたが、テロワールは感じられます。今年、我が家の庭に降った雨と注がれた陽光の結晶です。かつて味わったことのない液体です。


醗酵が終わったところです。表面に何か浮いていてヤバイ感じです。


ザルで漉しました。ヴィナッチャって大量に出るもんだなと知りました。


さらに不織布で漉しました。また大量の澱が出ました。


醗酵は2つの漬物用タッパを使いました。左が比較的フレッシュな葡萄を使ったものです。痺れるような酸味があります。右が比較的熟した葡萄のものです。少し苦味があります。


茶色いボトルを使いたかったので、こんなもののエチケッタを外して煮沸消毒しました。樹脂製コルクを使おうと取って置いたのですが、硬くて使えずラップと輪ゴムでフタをしました。取り合えず冷蔵庫の野菜室にストックしておくことにしました。飲めなかったら料理に使います。
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勤務地移動

2009年10月11日 | その他
勤務地移動

勤務地が蒲田から竹芝に移動しました。蒲田の事務所も眺望が良かったのですが、今回の移動先はさらに良いです。写真は台風一過のレインボーブリッジです。私の席から見えます。


六本木ヒルズと東京タワーの半身も私の席から見えます。


エレベーターホールからは浜離宮を見下ろせます。


10月からの仕事相手の事務所は新宿の第一生命ビルにあります。何だか「ビジネスパーソン」になったような気分になります。


また、家の近所ではスーパーのオリンピックが開店しました。かつて我が家の真ん前にあった黒潮市場が無くなってから、職安通りの丸正か小滝橋のいなげやまで買い物に行かなくてはならず不便でした。オリンピックは11時までの営業なので便利になりそうです。


1階は吹き抜けになっていてコギレイですが、品物はイマイチという印象です。まーテスコエクスプレスよりは、ましな感じです。
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イタリア展

2009年10月10日 | その他
イタリア展

恒例の伊勢丹イタリア展に行ってきました。もう何年行っているのでしょうか。多分皆勤賞です。


今年は平日の初日に行けたので人出は少ないかと思っていたら、さにあらず、結構な混雑でした。


今年は人ゴミにめげずに、目に付いたワインをザッと試飲しました。一番、気に入ったのは2005年のフォンタローロでした。ランチャと較べるとこちらの方がシッカリしていると感じました。比較出来るのが試飲のメリットかな。でも沢山の種類を試すと訳が判らなくなりますのでいい加減な感想です。何しろフォンタローロは1本目の試飲ですし・・。COSの白も良かったです。


先日のLaVitaで美味しかったので、今年はフレッシュポルチーニにトライしました。


他には、プロシュートとアンチョビとパンを購入。


ポルチーニは思っていたよりも高価でした。勿体ないので2日間に分けて食べました。初日はソテーして90年のブルネッロ、2日目はパスタに入れて99年のフリウリのメルローを合わせました。どちらかと言うとメルローとの相性が良かったです。このメルローを飲むのは3回目位だと思います。今回のが一番メルローの甘い香りを感じられて良かったです。
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9月27日 文化祭のようなもの

2009年10月04日 | その他
9月27日 文化祭のようなもの

家内のピアノの発表会がありました。今年はショパンの雨だれでした。ミスは少なかったですが、音に力とゆうか艶が不足しているように感じました。出来不出来によらず、毎年続けていることには感心します。継続することが重要なのかもしれません。


昼食は、野村ビルの地下のLa Bettola per tuttiに行きました。La Bettolaといえば有名な落合シェフの店ですが、ここはキャパが大きくてファミレスのようでした。店内はコギレイでした。沢山の客を捌く必要があるのか料理がすぐに出てきます。かなり下ごしらえをしているようです。本店のLa Bettora da Ochiaiの料理も同じようなものなのでしょうかね。ポルチーニのスープもナスのパスタも傑出したものは感じられませんでした。ワインはシチリアの濃い白をセレクトしました。これは美味しい。


その後、ナマステ・インディアに行きました。舞台上では、相変わらず観たことない舞踊が行なわれていました。ただ、今年はダンサーが日本人が殆どであったせいか本場の迫力がありませんでした。


もくもくとガネーシャの像を作っているオジイサンや知らない食べ物を揚げているオニイサンがいました。雨模様の天気でしたが人でごったがえしていました。
何だか文化祭のような一日でした。
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ヴィスコンティ他

2009年10月03日 | その他
ヴィスコンティ他

ルードウィヒ神々の黄昏復元完全版を池袋の新文芸座で観ました。4時間にもなる大作でしたが、眠くなることもなく堪能しました。幼い頃や若い頃には判らなかった良さに歳を取ると気付くことがあると思います。ヴィスコンティの映画もその範疇に入るのかもしれません。食べ物でいうと牡蠣なんてものも幼い頃には良さが判りませんでした。甘くもなく辛くもなく、はっきりしない味だからだと思います。それが、いつの頃からか美味しく感じられるようになりました。
ただ私には、この映画の主人公がマイケル・ジャクソンが憑依したジョニー・ディップの演ずるシザーハンズに見えました。これは過去の経験が悪い方向に影響していることかもしれません。


帰りがけに開楽で餃子を買いました。この店も古いです。子供の頃に、おばさんから餃子を受け取る時に、手を滑らせて皿ごと床に落としてしまったことがあります。おばさんは「いいのよ」と言って、餃子を作り直してくれました。40年近く経っても記憶に残っています。クロンボという今なら気絶しそうなネーミングの洋食屋も近所にありましたね。


昔を思い出すということでは、この本も面白かったです。数字というと「売上高利益率」とか「棚卸資産回転率」とかばかりの最近の自分から一時逃避出来ました。


てなわけで、9月の1本はバースデーヴィンテージのヴィンサントにします。完全に紹興酒化していると思っていましたが、コクがあり甘さのバランスもいいです。ワインも人も歳を取ると良いこともあるようです。赤は想定外のキアンティかな。
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