霧ヶ峰自然保護センター 自然情報ブログ

自然情報・登山情報・イベント情報・霧ヶ峰パークボランティアの活動など霧ヶ峰の今を伝えます。

雪崩にご注意ください。

2007年01月28日 | Weblog
1月28日、霧ヶ峰高原車山北西斜面と南西斜面の
2ケ所(諏訪市側)にて雪崩が発生しました。
南西斜面(写真)は散策路の近くで起こっています。
車山(上記の斜面)へスノーシューや登山などの
ウィンタースポーツをご計画の皆様は、
充分に注意していただきますようよろしくお願いします。

また、霧ヶ峰周辺にも雪庇が出来ている場所があります。
特に南の耳(外輪山)の雪庇が大きくせりだしています。
散策中にその上を歩くと崩落する恐れがあります。
散策には充分にご注意ください。




幻想的な風景

2007年01月28日 | Weblog
 今日の霧ヶ峰は、晴天となり大変穏やかな一日でした。
昨日に雪が積もり、新雪の結晶や木々の霧氷が太陽の光に
輝き高原一面が、幻想的な風景になっています。
特に霧氷が霧ヶ峰高原を幻想的な風景にさせる手助けをしています。

植林によって育ったカラマツの林に入るとコガラやシジュウカラなどの
鳥たちが樹皮の間にいる昆虫などをせっせと忙しく食べています。

霧ヶ峰の冬は、ゆっくり歩き、眺めると幻想的な霧ヶ峰を見ることができ
耳を澄ますと、鳥たちのにぎやかな声が聞こえてきます。
ぜひ、霧ヶ峰の冬にお越し下さい。

「霧氷」
(むひょう)は、氷点下の環境で、空気中の過冷却水滴もしくは水蒸気が、
樹木その他の地物に衝突して凍結もしくは昇華することでできる、
白色~無色透明の氷層の総称。いわば自然現象としての着氷現象。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki





見~つけた!

2007年01月14日 | Weblog
センターの近くにパチンコ玉より少し大きめで
茶色の物が雪の上に一粒転がっていました。
よくよく見るとわらのような草のようなものが入っているのが見えます。

これは間違えなく、ウサギのウンチです。その近くには
ウサギの足跡がウンチをまたいで、その先にまた足跡が続いていました。

ウサギはうっかり落ち着いてウンチをしていると外敵であるキツネに
襲われてしまう危険性があるので素早くウンチを一つ、また、
移動しては一つという具合にするようです。
落ち着いてウンチが出来ないのは悲しいことですが、
これも自然の定めなんですね。

自然の楽しみ方②

2007年01月13日 | Weblog
~霧ヶ峰ミュージアムin車山~

車山をスノーシューで歩いていると
霧氷となった木々や雪の塊を発見します。
それをよーく見て想像すると何かに見えてきます。

この写真をご覧になって、みなさんは何かに見えませんか?

少しだけ見方を変えれば、自分だけのミュージアムの完成です。
霧ヶ峰ではなくても、自宅の周りにも自然のミュージアムを
作ることができるかもしれません。

ちなみに、この写真は、「宝物を指差す海賊」に見えませんか?

霧ヶ峰の楽しみかた!

2007年01月10日 | Weblog
 霧ヶ峰は、まとまった雪に恵まれ一面の銀世界となってます。
晴れている時は、日光に照り返しでとても眩しく、思わず唸り声と共に目を細めてしまいます。
空は、どこまでも真っ青に広がり、雲が所々に筋をなす、霧ヶ峰の空。

今日は、センタースタッフがお勧めする雪の楽しみ方


◇センタースタッフが遊ぶ冬の楽しみ方 その1
雪の中を泳ぐ!!!

楽しむ方
①カッパに長靴、そしてガムテープを用意します。
②手首や足首などを、ガムテープてぐるぐる巻きにします。

③雪の中に飛び込みます。
④平泳ぎ、潜水、そしてバタフライなどでお楽しみ下さい。
⑤雪の上を転がります。
⑥適度にお楽しみ下しさい。

※泳ぐ前に、雪の中に障害物がないか、ご確認下さい。
※こうして遊んでいるのは、変わったスタッフの方です。



センター開館しました!

2007年01月06日 | Weblog
自然保護センターは1月~3月までの土日祝日のみ
10時~15時に開館しております。

また、第2第4日曜日には
冬の霧ケ峰を満喫できるスノーシューガイドウォークを開催しております。
是非、ご参加ください。
詳しくはHPのスノーシューガイドウォーク欄をご観覧ください。

どうぞ、冬の霧ケ峰へお起こしの際は
センターへお立ち寄りください。
冬の霧ケ峰情報や霧ケ峰の楽しみ方を存分に
お伝えしたいと思います。

【今日の自然情報】

積雪情報 1月6日15時25㎝
 
霧ケ峰にお越しの際は必ず長靴と4WD、スタットレスタイヤをお忘れに
なりませんようお願いします。


足跡の向こうには。

2007年01月05日 | Weblog
足跡をたどっていくと思わぬことに遭遇し、
「ハッと」させられることがよくあります。

今回は自然保護センター周辺にあった鹿とおもわれる足跡を追ってみました。
その足跡は比較的真っ直ぐに伸びていました。
キツネの足跡は放物線を描き、真っ直ぐ伸びた鹿の足跡の上を横切り、再び、
真っ直ぐ伸びた足跡の上を横切りました。
ちょっと離れた場所には少し蛇行している足跡や途中で消えている足跡など
様々で、足跡の持ち主がどんな事を考えて歩いているか想像しながら
足跡を追うと、とってもワクワクしてきます。

胸躍る気持ちを抑えながら、
鹿と思われる足跡を追うと木の皮が一部剥がされ、寒そうにしているシラビソの木
を発見しました。

いったいだれが剥いだのでしょか?
よ~く観察してみると木の下には木片がほとんど落ちていませんでした。
やっぱり、誰かが剥いで食べたのでしょか?
そして、この高さに届く動物はやっぱり鹿でしょうか?

想像を最大限に膨らませ足跡の持ち主を考えてみよう。