霧ヶ峰自然保護センター 自然情報ブログ

自然情報・登山情報・イベント情報・霧ヶ峰パークボランティアの活動など霧ヶ峰の今を伝えます。

八島ヶ原湿原

2016年10月31日 | Weblog
本日10月31日月曜日。霜が珍しくなくなってきました。事務室のストーブもフル稼働です。今朝は八島ヶ原湿原を一周してきました。寒さでシャッターが切れなくなりました。もう手袋が必要です。今朝は時計回りで歩きました。木道には霜が降りていて滑らないように慎重に歩きました。


木道に霜

開けたところではベニマシコとオオカワラヒワに出会いました。北国から渡ってきたんですね。


ベニマシコのオス

樹木はカラマツの紅葉と落葉後のミズナラなどが目立って入ました。


落葉した木々


ススキとカラマツの黄葉

樹林帯の中ではアカゲラ、カケス、ジョウビタキなどに出会いました。


アカゲラのオス

樹木の実はヤドリギの黄色い実が目立っていました。ここ数年ヤドリギが少ないなと思っていたのですがちょっと増えたような気がしました。


ヤドリギの実

草花で目立っていたのはハバヤマボクチとススキでしょうか。


ハバヤマボクチ


八島ヶ原湿原


ススキ

天気は晴れ。晴れの日はカラマツの黄葉が輝いて良いですね。


青空とカラマツ

八島ヶ池にはヒドリガモガやってきていました。八島ヶ池を遠くから見ると山彦尾根が写っていました。


ヒドリガモ


八島ヶ池

ちょっと寒いですが静かに歩くことができます。既に落葉している樹木が多いので野鳥は観察しやすいです。温かい格好をしていらしてください。


紅葉から落葉へ

2016年10月30日 | Weblog
本日10月30日日曜日。今朝の最低気温は-0.5℃。氷点下が珍しくなくなってきました。霧ヶ峰自然保護センターではストーブをつけている時間が長くなってきました。体は寒さに少し慣れたように感じます。里とはかなり気温が違いますので油断しないでいらしてください。
今朝ですが、霧ヶ峰自然研究路を歩いてきました。半月前はミズナラの黄葉が輝いていたのですが今朝はほとんど落葉していました。レンゲツツジはまだ少し残っていました。ヤナギランの群生地ではヤナギランは金色に、レンゲツツジはワインレッドに、朝日に照らされ輝いていました。レンゲツツジは冬芽が目立つようになってきました。


霧ヶ峰自然研究路


レンゲツツジとヤナギラン


落葉したミズナラ林


レンゲツツジの冬芽


霧と落葉

2016年10月28日 | Weblog
本日10月28日金曜日。天気予報より早くお昼前から雨が降り出しました。霧も段々濃くなってきました。霧ヶ峰自然研究路の方を眺めると樹林帯が落葉によって後ろの草原が透けて見えるようになってきました。駐車場周辺のカラマツも黄葉が進むのと同時に落ち葉も見られるようになってきました。


樹林帯の落葉と霧


駐車場のカラマツ

霧が走る

2016年10月25日 | Weblog
本日10月25日火曜日。今朝の天気は濃霧。そして強風。朝9時の気温は3.1℃。風速は4.5メートル。体感温度は氷点下ということになります。霜は降りていませんでしたがとても寒いです。強風に霧が流されていました。写真で表現できないのが悲しいです。


濃霧と強風

昨日、霧ヶ峰自然保護センターの周りを霧ヶ峰パークボランティアの皆さんと草刈りをしました。お陰様でご覧のとおりすっきりしました。ササも刈りましたので来春どんな植物が生えてくるか楽しみです。皆さまご協力ありがとうございました。お疲れさまでした。


草刈りをしたセンター東側


草刈りをしたセンター北側

最近、山小屋さんなどで雪囲いの準備が始まっています。霧ヶ峰自然保護センターも冬季閉館に向けてちょっとずつ準備を始めています。


ラットコール

2016年10月24日 | Weblog
本日10月24日月曜日。今朝、作業をしながら八島ヶ原湿原を訪れると遠くから獣の声が聞こえてきました。耳を澄ましてよーくきいてみると『ピーヨー』と何度も鳴いていました。ニホンジカのラットコールでした。ニホンジカも恋の季節に入ったんですね。木道には一部霜が降りていました。滑って転ばないように注意して歩きました。蓼科山には傘がかかていました。そろそろ秋から晩秋へ季節が移り替わって行っているようです。


八島ヶ池


蓼科山に傘


鷲ヶ峰

自然の動き

2016年10月23日 | Weblog
本日10月23日日曜日。早朝の天気は霧。何か面白い景色が見れるのではと思い八島ヶ原湿原に行ってきました。ちょっと風があり寒かったです。
ちょうど霧が晴れたり、また霧がでたりと繰り返していました。面白い景色は見れましたがなかなか写真では表現できません。


樹木


朝日を受けて


八島ヶ池

木道沿いではいろんなものを見つけました。一部を紹介します。糞はテンだと思われるものがありました。植物はアキノキリンソウが咲いていたり、若いシシウドの葉を見つけました。実はマユミの木の下に実が落ちていました。野鳥が食べようとして失敗して落としてしまったのでしょうか。


テンの糞


若いシシウドの葉


マユミの実

霧ヶ峰自然保護センターに帰ってくると霧はすっかり晴れて秋晴れになっていました。紅葉は日の当たり方で見栄えがかなり違いますね。パッとしないなと思っていた景色が光の加減ではっとすることがあります。それにしても今の時期は雲の形が面白いですね。


霧ヶ峰自然研究路の樹叢


秋の空


秋の空

山の関係者と話をしていると『自然の風景に動きがあるのは朝と夕方だ。』ということをよく聞きます。日中に比べると確かに変化が大きいように感じます。ちょっと早起きして霧ヶ峰にいらっしゃいませんか。早朝の霧ヶ峰、おすすめします。


紅葉と秋の空

2016年10月22日 | Weblog
本日10月22日土曜日。今朝の様子をお伝えします。秋もかなり進んだように感じます。風は強く、紅葉も黄葉も進み、すでに落葉した木々も目立つようになりました。

秋らしい雲、風、木々、ススキ。静かにゆっくり眺めていたい景色です。


車山方面と空

レンゲツツジの紅葉は当初まばらでしたが、すべて真っ赤になりました。


レンゲツツジの紅葉

カシワの黄葉はミズナラには遅れていましたがすっかり黄色になりました。


カシワの黄葉

ミズナラは黄色から茶色に変わりつつあり、シラカバなど既に落葉している木々も増えてきました。


第三園地付近

駐車場のカラマツも黄金色になりつつあります。


駐車場のカラマツ



10月17日月曜日から19日水曜日の間は第8回霧ヶ峰インタープリター養成講座が霧ヶ峰自然保護センターで開催されました。1日目、2日目の実技は霧ヶ峰自然研究路で行われました。ちょうどミズナラの黄葉が見ごろで天気も良く、黄色い葉が輝いていました。

日差しがまぶしい朝

2016年10月16日 | Weblog
本日10月16日日曜日。快晴の朝を迎えました。日差しがまぶしく、何もかも輝いて見えました。展望も良好。草には霜が降りていました。かなり寒くなってきましたので秋というより冬のつもりで防寒着をお持ちに立った方が良いと思います。マフラーや手袋も体温調節に役立ちます。


かやぼっちとススキ


八ヶ岳


南アルプス


中央アルプス





ススキ


車山山頂方面


第二園地