霧ヶ峰自然保護センター 自然情報ブログ

自然情報・登山情報・イベント情報・霧ヶ峰パークボランティアの活動など霧ヶ峰の今を伝えます。

落とし穴??

2005年12月20日 | Weblog
 霧ヶ峰も、大寒波の影響で昨日まで雪が降っておりました。
そんな中、雪原にアナポコが開いていました。誰が、作った穴だと思います?

実は、ホンドギツネです!!

ホンドキツネは、本州以南に分布するといわれており、北半球一帯に広く分布するアカギツネの亜種といわれています。食性は、肉類中心の雑食性で、ネズミ類、鳥類、昆虫類、果実などを食べています。霧ヶ峰は、その他に観光客が捨てていった、弁当の残りなども食べています。その他に、珍しいものとしてキツネが激しく噛んだサラダ油の容器をセンターに飾ってあります。

 上記の穴は、深さ約23cmで、足跡や鼻を雪に押し当てて作った、鼻跡が沢山見ることができます。キツネは鼻もとても敏感で、獲物となる動物の距離をピタット出すことが出来るそですよ!!そういえば、この辺りは、ハタネズミが住んでいた気がします。


どこいくの?

2005年12月15日 | Weblog
 今日の霧ヶ峰の気温は、-5℃。積雪は、センター周辺で、20cm。晴れていたので、かなり暖かい?日でした。(個人的には寒いのですが、霧ヶ峰では暖かい方なのです)

 パトロールであちこち回ったら、センターの周りで足跡を発見しました!
今朝方、ここを歩いたのでしょうか?近くにも、別の足跡がありました。ではこの足跡、何の足跡だと思います?
このコは、毎年センターの床下で、子育てをしているんですよ。
答えは、次回掲載します!

タラのてんぷら?

2005年12月05日 | Weblog
このトゲトゲの木はセンター玄関横のタラノキ。そうそう、天ぷらにするとおいしい山菜!このタラノキには天ぷらの衣状に霧氷が付いています。冬山に登ると石にえびのしっぽ型の霧氷がつき、その名も通称「えびの尻尾」とよばれています。このえびの尻尾も風の吹いてくる風上側に霧氷が成長します。ということは写真のタラノキはどちらから風が吹いているでしょうか?(霧ヶ峰は一年を通して南西の風が吹きます。ですからえびの尻尾がついている向きからだいたい方角がわかるのです!)

あっというまに白髪です。

2005年12月05日 | Weblog
こんな感じになっていました(写真)。これは枝の上に雪が積もったのではなく、枝に空気中の水分が付いて凍った霧氷(むひょう)。だから良く見ると風上側にむかって氷が付いています。うそでしょー?ともったあなたにはさらに上の記事。

雪が積もりました。

2005年12月05日 | Weblog
霧ヶ峰の今日のお昼12時の気温は-8℃。事務所のやかんの水が凍っていました。そして日曜に降った雪が20cm。いよいよ雪の衣を羽織って冬らしくなった霧ヶ峰。センターの玄関横のマユミをみると・・・。(上の記事へ)

12月の霧ヶ峰です。

2005年12月01日 | Weblog
今日から12月。霧ヶ峰は雪こそ積もっていませんが、冬ですね。最高気温2~3℃、最低
気温-10℃程度。そのうち、最高気温も0℃以下になるでしょう。しかし、そんな寒さも何のその。八島湿原の上で繰り広げられる毎夜ごとのニホンジカたちのお食事会。今晩は何頭みられるのかな?ちなみに28日は15頭でした。彼らは人が少なくなった霧ヶ峰を楽しんでいるようです。 《本日からビーナスライン八島~美ヶ原間は冬期通行止めです》